Samsung SH-100 DigitalCameraも買ったぞ!

ハワイでBestBuyと呼ばれる 家電量販店に行った際に特価品として販売されていた Samsung SH-100という非常にコンパクトなデジカメを購入した。
日本では販売されていないモデルなので 詳細はこちらから
http://www.samsung.com/us/photography/digital-cameras/EC-SH100ZBPBUS
日本風に言うなら1400万画素の 1/2.33インチのCCDデジカメである。
比較的オーソドックスなモデルで 広角側が26mmと広角ながら5倍ズームのコンパクトながら高倍率なカメラです。
動画撮影も720pと1280x720のいわゆるHD Videoの録画ができます。
夜景モードなどもついていますし ミニチュアモードなんていう 面白いフィルターも装備しています。
インターフェースはシャッターやズームボタン、再生への切り替えボタンは有りますが 他には Homeボタンしかない(電源ボタンはもちろんありますよ)という非常にシンプルな作りなのは液晶画面がタッチパネルになっていてすべての操作をそちらでするように出来ているからです。
手振れ補正は付いていますし不断に使うなら十分なカメラで なんといっても小型で昔ながらの携帯ケースにすっぽり収まるサイズで バッテリー込の実測では130gと非常に軽いものです。
実売価がセールをやっていたこともありUS$129.99でTAXが追加されて136.12でした。
両替のレートを計算すると約80円だったので 約11000円となり 日本でもよくスーパーなどの特価品で売っているカメラとそう変わらないレベルの値段とスペックなのです。
安いが わざわざハワイで買う価値のあるカメラなのか・・・・

 
実はこのカメラなのですが Wifiを内蔵しているのです。
そう言えば最近 大きなカメラショーでも搭載カメラが話題になりましたし 以前よりEyefi等のSDカードにWifiを搭載したものなど多種あるわけですが内蔵したことによってどういう利点があるのでしょうか?
一つは、撮影した画像を出力するのに使えるという点が大きなポイントです。
専用のソフトを利用して、Wifiで撮影したファイルを送信する若しくは メディアシェアサービス等に自動的にアップロードする 若しくはメールで送信する等の方法で撮影したファイルを外部に出力する機能がある。
と、締めくくってしまうと 他社のカメラと同じなのである。
このカメラの特徴はそれだけでなく SmartPhoneとの連携を意識して作られたものであるという点なのです。
 
まず、Android MarketにてRemote View Finder For SH-100をダウンロードしてきます。
残念ながら このアプリケーションは現在Galaxyシリーズでしか動かないアプリケーションのようで Evo 3Dではダウンロード可能だったものの実行すると「サポートされないバージョンです」と表示が出てアプリケーションが強制的に終了されてしまいました。
勿論、日本モデルの Galaxy S2 LTE(当然サポート外の端末)でも動作しました。
このアプリケーションをダウンロードして起動して、SH-100側で Remote Viewerを起動するとWifiでGalaxyを検索に行き接続できる状態になりますので その機種で間違えてなければ(間違えるほど同じカメラを近くで使っている人がいるとは思えないが)選択すれば接続されます。
この状態でどうなるかというと、SH-100のCCDでとらえた画面 つまり背面の液晶画面に映る映像がそのままGalaxyの画面に映し出されます。
思わず、凄い!!と思ってしまう機能です。
そして、画面上でズームなどの コントロールもGalaxyで出来るようになります。
勿論シャッターボタンも押せますので リモートで撮影できるわけです。
じゃあ、この機能をなんに使うんだというと いろいろあるのでしょうが 例えば記念撮影のとき 三脚にカメラをセットして タイマーで撮影したりするわけですが もしこの機能を持ったカメラだったらどうでしょう?
三脚にセットするところまでは同じですが カメラを固定した状態で人が並ぶのを Galaxyで見ながら場所を調整して おもむろにシャッターをGalaxy側で押すだけなのです。
他にも一部デジタル一眼レフには着いていたりしますが バリアブル液晶なんて言うやつは アングルを変えた写真を撮るようなとき。
液晶を回せたりして 角度を変えたりした状態で撮影できるわけです。
その液晶が物理的に繋がっていない状態がこれなので 背一杯背伸びしてカメラを構えて人ごみの中からカメラを構えて Galaxyで見てシャッターを押すことも可能なわけです。
部屋に置いて置いたカメラでいなくなってから部屋の写真をというのもありではあります。
かなり素晴らしい機能であると思います。
勿論、実際動かしてみると1秒程度の遅延がありますので そのあたりを許容できるかどうかは大きな問題なわけですが・・・・
 
他にもこのカメラならではの機能が DLNAサーバーとして働くという部分です。
DLNAサーバーをこのカメラで起動して ビーム機能で若しくは例えばテレビなどからDLNAサーバーを探して画像を映したりすることが出来るわけです。
最近の事ですから、たとえば録画機能付テレビやBlueRay レコーダーなどにもDLNA機能が搭載されています。
例えば家族旅行でこのカメラを持って出かけて、家に帰ってから ああ疲れたとリビングに座った時。
テレビの電源を入れて このカメラのDLNAサーバーの機能を入れて検索を掛けると このカメラが見つかって テレビからその操作で カメラ内の写真や動画を大画面のテレビで見ることが出来るわけです。
この間何のケーブルも繋がずです。
実際には 充電ケーブルを繋ぎながらという事になるのでしょうが・・・・
 
このカメラ日本でも販売すればいいのにと私は正直思っているのですが 実はいつでも発売できそうな状況にあるわけです。
それがこれ

ランゲージの選択で日本語があるわけです。
日本語のフォントになるというだけでは無く 、ちゃんとメニューも日本語になる本格的なもので 各メニューはこんな感じです。




映り込みが激しいので見にくい角度ですいません。
マーケティング的に デジカメはやはり日本国内では強く 販売側にも他のものが入ってきにくい状況にあることもあって GEやPoraloidなども日本ではかなり苦戦している訳ですから。
残念な限りではあるわけですが・・・・
 
画質的には ってカメラのレビューでそれが大事だろうと思うわけですが 1400万画素は大ぼら吹きな感じで 1000万画素程度の解像度のように私には思えます。
レンズのせいなのか圧縮率が比較的高い設定だからか(その調整が無いみたいで びっくり!! 解像度の設定のみのようです)全体的に 緩い絵となっています。
それ故に、フォーカスや暗所のノイズなどがうまく抑えられているのかもしれません。
周囲までくっきり しっかりを必ずしもすべてのユーザーが求めている訳ではないという事でいえばこんなものなのかもしれません。
フラッシュの発行停止も 記憶してくれ無いようで起動するたびに毎度切らないとダメなのはちょっと面倒な感じです。
ただ、この価格帯のカメラにしては暗所にも強く 何より約2秒で撮影可能な状態に起動する事からスナップに便利。
ここ数日 ベルトに付けてスナップに利用してみようとしているわけですが・・・・仕事していると撮るものが無いです(笑
見つけたら買われると面白いカメラだと思います。

written by HatenaSync