香港で携帯電話を買うのは大変!!

なんて、毎度行くたびに買っているような状態なので(おおよそ中古の型遅れ・・・)今回もHTC Flyerを探しに行ったのですが 中古でHK$2400〜2700ぐらいと結構堅調な価格で この価格だと台湾でたたき売りを探した方が安いじゃないか・・・なんて感じです。
最も安い部類となると箱も何もなくて 本体とペンと 他社製のACアダプターという構成ですから・・・・
 
まあ、こんな機種での話をしてもしょうがないので 今が旬な機種で話を進めましょう。
香港に来て、ビックるするほど見て ちょっと驚いたのがGalaxy NOTEなのです。
店頭でも必ずメインの位置においてありますし、お客が交渉しているのも殆どこの機種です。
ところが、新品でHK$3680〜HK$5140 中古でHK$4100〜HK%4800と非常に幅のある機械なのです。
もちろん、2/3は価格を表記しない店なので(それでもこの機種の価格が書いてあるのが多いのはそれだけ注目機種だという事)これでも十分に多い方でしょう。
あと話題の機種はi-Phoneは置いておいたとしても HTC ONE Xこれはクアッドコア機ですから注目度が高いのもさもありなん。
在庫が少ないようでおいている店は少ないのですが おいてあるとHK$4800程度とこの機種の注目度を物語っています。
ちなみに、i-Phoneの場合 4(Sのついてない)32GでGalaxy Noteと同程度と非常に高めに推移しています。
 
話を戻して Galaxy Noteの価格幅なのですがなぜこんなに差があるか?なのですが もちろん私の身振り手振りなので 言葉としては通じてないので間違って伝わっている可能性は考慮ください。
まず、大きな要因は「色」なのです。
例えば「黒」がHK$4100とすると 白はHK$4300ぐらい、ピンクは限定色のようでHK$5000以下では見つかりませんでした。
日本では同時に出ましたが 「白」は少し遅れたので それだけ新しいという事もありこの価格差でしょう。
ピンクは限定だという要因が大きいのでしょう。
じゃあ、色を・・・って色が沢山ある機種なんかそうはないので 参考にならないですよね
他の理由に進みましょう。
 
何度も言いますが言葉は通じてないので そのつもりで
まず、同じ機体で4種類もあるようです。
一つは香港のSamsungの販売している正規版
二つ目はキャリアの販売しているSIMロック
最後は 海外から入ってきたものです。
あれ?4つなのに三つしかないのは 最後の三番がふたしゅついに分かれます。
この端末は グローバル版は1.4GのCPUが搭載されていますが 韓国版と日本版には1.5GのCPUが搭載されているので別格扱いとなります。
ですが、実はちょっと微妙な扱いなのです。
どちらも初回起動時には母国語起動するので それを超えられるスキル(少なくとも設定ぐらいなんとか感でできる)が必要となります。
ただ、スペック的には良いので 高めの店もあれば 国内正規版と同じぐらいの戸いうのはまあありがちな話です。
SIMロックの問題もあり 地雷端末でもあるようですね。
「お前は日本に行くことがあるか?」なんて、まず店員の勘違いを何とかしなければいけない話で その内容に気が付くこととなったわけですが・・・
おそらく日本へ行けば解除する方法があるとか言いたかったのではないかと思う。
 
では、4つ目は除くとして残り三つなのですが
HK$2680〜2980あたりは 間違いなくSIMロックと考えてください。
故に、持って帰っても使う事はありません。
ただ、プライスカードにも書いてないので いちいち聞くしかないのが大変です。
大体はSIMフリーの有無を聞くと 聞いてもないのにSIM フリー版はHK$4200〜4800ぐらいのあたりで価格を答えてくれます。
ここの価格の変化には ちょっとした面白いことがあるようで 初期ロットには手帳型のケースが付いていたようですが 現在販売されているものにはついておらず ほかにも初回オプションがついていたりと ちょっと違う仕様のものもあるようです。
このパターンは 別売りして稼ぐと思っていたのですが どうもそうでもなさそうで なぜか本体に付けているようです。
店によってはスクリーン保護シートをつけてあげると言われるのですが 本体を買った時に一緒に頼むとHK$30〜70で付けてくれるので(貼り付けまでやってくれる) こんなサービスなんかをしきりに強調する店は 高いと思って間違いないでしょう。
実際に価格はおおよそ HK$100ぐらい高くて ちゃんと利益付きでその費用は回収しているという事でしょう。
じゃあ、SIMロックフリーなら何でもいいのかというと そこには北米版とかユーロ版とかの異なる機種が存在します。
普通にはデフォルトの言語が英語になるぐらいで そのあたりは香港の方は多くの方が大体できるので気にはしていないようですが 何かあった時の保証は大きく違います。
内容によっては修理にも出せないだけではなく 保証期間の長さも違います。
そのあたりを考慮してなのですが、何もなければ日本からどうせ修理に出せないとどちらを選んでも良さそうなものですが 海外から入ってくるものは本当に新品なのかわからないものも混ざっているのでそちらのリスクもあります。
このあたりは新品とはいえ気を付けないといけない点ですから 注意しましょう。
ちなみに、国によってはDOCOMOのPlusエリアをサポートしてません。
コマンドで電波帯域をJPに書き換えて対応するという方法があるのですが それすら入っていない機種も存在します。
そのあたりも考慮の範囲に入れましょう。
 
と、なると SIMロック機はとりあえず論外(実は外せるらしいのですが・・・ とにかくSIMがないとその操作もできないとかで・・・)として、正規版か海外からの輸入版かは 予算と相談して決めましょう。
じゃあ、決まったらお金を払って・・・・なんてことはありません。
ここからが始まりです。
「価格交渉?」なんて思われるかもしれませんが お店を回って最も安い店を見つけて買うようなこのパターンに価格交渉はまず通じません。
もちろん二手と書かれた中古機はこの範疇ではないのですが・・・
それよりも、機器の確認が大変です。
日本と同じように こういった最新機種の中古の中には キャリアのインセンティブ販売で入手した新型機を転売したものが混じっています。
正規で仕入れるルートが無かったりもするのでかなりの確率で 封栓のシールははがれています。
全部がそうというよりも そういうところから仕入れると 中身を確認しない訳にはいかないので 開けざる得ないというのが正しいわけです。
トルコでもありましたが バックライトが光るだけの偽物のi-Phoneをつかまされるというパターンもあるわけです。
こちらも同じ立場となるので まず確認をします。
チェックポイントはいくつかありますが 最低限で言うなら行く前に香港でデータ通信のできるSIMは用意した方がよいでしょう。
その上で
○SIMをいれて認識されるのを確認する(SIMロックのほうが安いことは上で言ってますが それ故にここで安い方をつかまされる場合があります。)
○電源が入って起動を確認する
○画面全体をタッチして ダイナグ画面があればそれを起動して確認する(この機種の場合Sペンは指のタッチとは違う方式なので イギリスの国旗を書くようにチェックします。)
○音が鳴ることを確認する これはブザーとスピーカーの音が違う機種もあるので これも見ておきましょう。
○カメラが起動するかと フラッシュライトが付くかも確認してみましょう。
○まずないと思いますがマイクロSDを持っているなら そちらの認識も確かめましょう。
○知り合いがいるなら電話をして 電話として使えるかも確認します。
○輝度を最大まで上げて それからせげて確認する。(これはドット欠けとか 壁紙によってわからないからです。
○本体を左右に振って画面が展開するのを確認する
パケット通信のAPNを設定してパケット通信を確認する
これぐらいは必要です。
毎年書くたびに増えてゆくのは それだけ失敗しているという事です(笑
さあ、ここでお金を払って・・・なのですが 本体を返す前にもう一度確認しておいた方がよいことがもう一つだけあります。
お金を払う段になって 金額が変わっていることがあるのです
これは悪気があるとかそういう意味でけではないのですが 複数のお客を相手にしているのでこのあたりが結構ルーズな人がいるのです。
その割には安い方に間違えられたことはないのですが(笑
商品を確認して 返す時にちょっとHK$〜〜だよね と確認するとこのトラブルに関しては 特にカード払いの時には効果的です。
できれば そのまま電源を切らずにこのまま使うからと持っているのも効果的なことがあります。
昔はIMEIの確認(領収書に書くので必要)のときにバッテリーを抜いて社外品と入れ替えたりという ちっさい手口もあったので 
 
ここまで来てようやく購入となるわけですが
実は飛ばしたところが一番大変なのです
価格を聞くというところです。
声に出して聞くと声でかえってくるわけですが 私には中国語どころか英語もわかりません。
電卓を持ったりして そこのやり取りがあるわけです。
結構混んでいるときだと まず相手にしてくれないのでそれが一番大変です
それでも、負けないという気持ちが大事ですね(笑
 
もう一つなのですが
香港の場合「両替」というのは結構な価格の違いに響きます。
今日、ワンチャイと旺角でご飯を食べに行ったときに あちこち冷かして見ていたわけですが
もっとも悪かったのは 空港にもあったTravelexでした。
0.088ぐらいのレートでした。一万円渡すとHK$880となって帰ってくるわけです。
そして見た中で最も良かったところが0.093だったのでHK$930となります。
この差はHK$で50$となり5.6%つまり日本の消費税を払うか払わないかぐらいの差となるわけです。
また、面白いことに隣同士で3軒並んでいても 各店でレートが違うので 隣だから同じというう固定概念は捨ててください。
 
と、まあ 買う事をシュミレーションしてみたわけですが 結構大変でしょ!
本当にほしい端末を買うときは「先達商場」に入ってから2時間はかかるので とても人とはいけないなと・・・

 
 
written by HatenaSync