身の程知らずな失敗

今日、会社が終わってから 自転車で散歩に出かけました。
ぽたぽたと走ってゆくと どうも気が乗らないというか体が動かない。
動かないと思っても なんとなく30kぐらいで走れるのがロードバイクの凄さです。
ともあれ調子が良くても32〜33kぐらいが 最大巡航速度なので大して変わらないのですが
 
大阪城に向かって 千日前線に走って行ったのだが 気が乗らないのでそのまままっすぐ突き抜けて難波を超えたあたりでUターンしようかと。
このルートは昔良く走ったルートで 道が明るいのが良くて タクシーの路駐があまり良くないわけですが
なにより、上町台地のおかげで登って降りたあたりが難波で、そこから帰ると登って降りての道となる。
勿論、台地レベルなので 大した坂道ではないので軽い負荷としてはちょうどよいのだ。
特に 上り坂の途中で信号に引っかかって その後の発進で とにかくある一定の速度まで加速しなければギアが合わないので ギュっと踏み込んだ瞬間が気持ち良いのである。
で、そんなことをしていると だんだん体があったまってくるのだ。
 
千日前線をまっすぐ西に向かうと 大阪ドームまで到達する。
その道を道なりに進んでゆくと 太いままの道で ずっと続く訳だ
広い道で車が少なく 路側退避路が広いので 私の好きに走れるのだ。
と、なrとスピードが上がってきて 32〜33kぐらいの軽快なペースになる。
そうなると惰性で 道がある限りと走り続けてしまうのだ。
前に向かって走ってゆくと 信号で曲がってきたのが 結構乗れてそうなロードバイクの人が
シートポジションもかなり高く全景も私などとは全然違うのだ。
 
前を走ってもらうと しばらく30kオーバーで走っていたのですが ある一定の場所から30kちょうどぐらいにスピードが落ちてきた。
そこまでそういうペースに乗ってきている私は その後ろについているとストレスが・・・・
前に出たいけどそんな失礼なこと、と思うのはやはり始めたばかりの初心者なので 走れるわけではないのだ。
でも、しばらく行ったところで我慢できずに前に出た。
で、加速しながら抜いて行ったのですが やはり何も知らないのは私の方だった。
抜いてすぐに自分の間違いに気が付いた。
緩やかなカーブを曲がるとそこには淀川を渡る大きな橋が・・・・
そう、緩やかとは言え上り坂である。
抜くときは目いっぱいと言われていたので 目いっぱいだったので カーブの準備は全くできていない。
速度は上がっているのでそのまま抜けれるかと突っ込んではみたのだが 相手は大阪最大の河川 淀川を渡す橋である。
私の思惑はともかく 続かないのだ。
続くつもりで 高いギアで飛び込んでトルクを掛けないと急激に失速するので うまく変速もできない。
売る漆ながら漕いでみたのだがあっという間に失速した。
その横を 先ほど抜いたひとが速いペースではないがこちらが遅いので一気に抜いてゆく。
 
もう恥ずかしいッたらありゃしない・・・・
調子に乗って抜いて その先で失速して抜き返されて・・・・
「いや〜〜」って叫びたかったけどもっと恥ずかしい!!
がっくし 橋を遅い速度で抜けて とめどなく走ると 阪神高速塚口入口が・・・・
えっ、こんなところまで!! ってちょっと夜の散歩にしては距離が出過ぎた。
メーターを見ると家から17k程
あわてて、道を折り返して ちょっと悔しいのでさっきの橋はよけて大阪よりの橋を通って家に帰った。
無理をしたので 足と言うより背中が痛い!
肩甲骨ぐらいからお尻まで走っている筋肉が 普段使わないのに一気に負荷をかけたので完全に筋肉痛。
判ります、背中の筋肉が筋肉痛と言う この何とも言えない微妙な体全体を覆う気怠い痛み。
一人だから 背中にシップも貼れない・・・・
 
今日は身の程知らずな 失敗をやってしまいました。
家に帰ると走行距離は30kちょっとでした
written by HatenaSync