Gusto RCA2.1レビュー(というほどのものでもない)

コメントで 私のロードバイク Gusto RCA2.1に対するレビューがほしいと言われたので書くわけですが
私はロードバイクちょうど一年生で二台目(折り畳み ミニベロを入れると4台目)のうえ どちらも同じメーカーのカーボンロードと普通の人が最初に通るべきアルミとかクロモリとかを通ってないので正しい比較になってないことのほうが多いということを前提に・・・
 
RCAが来たのは昨年末ごろ
Gustoの二台目として台湾からやってきました。
ただし、Gustoは対面販売それも正規代理店のみという販売方法のため 台湾に直接出かけてゆかず買う方法が基本的にありません。
私の場合、協力してくださる方がいらっしゃるので何とかなっていますが 簡単に入手するのが難しいものとなります。
背の関係で 少し大きめの自転車が必要となると 日本国内で探すと結構高額で納期がかかることもあって こういう選択を私はしたわけです。
Gustoブランドでも LauncherとRCAの違いは 前者は入門者用で 後者はその上位ユーザー向けということとなります。
ハードウエア的には 前者がSoraベースのコンポーネントで固められていることに対して、後者は105ベースになっていること。
特にブレーキなどは Simano製では無いので制動力に私は問題があると思ったりするわけですが 価格的にもぜいたくを言える価格ではないのがLauncherでした。
自分の実力が伴わないので 初心者向けとはいえカーボンフレームで10kgを切るロードバイクは実力からいえばオーバースペックのはずですが 少しでも楽になるようにちょこちょこと改造をしたわけですが
ある一定まで来ると やはりコンポを変えたくなって かえるとなると・・・でかかるコストが割に合わなくなって買い替えとなるという よくあるロードバイク乗りの道のりを私もたどったわけです。
じつは、そんなことよりも足を磨けと言われそうなのですが・・・・
 
Gusto RCAの特徴はその空力性能にあります。
Aeroと一般的に言われる構造で フレームパーツすべてが空気抵抗を減らすための工夫がしてあります。
その、RCAには RCA1シリーズとRCA2シリーズがあり 空力のレベルの違いとコンポーネントの違いで二つに分かれ やはりShimanoコンポーネントが良いと思った私は外観からもRCA2シリーズの廉価版 RCA2.1を選択しました。
正直、お金があればもう一つ上のコンポーネントを搭載したRCA2.2が選択できるわけですが あと10万円の追加がつらかった私は断念しました。
 
何よりも特徴的なのはその姿です。

GIOS AERO LITEと双子(おそらく GustoのOEMで作られていると思われます)とも言われているものですが 非常に目を引く姿をしています。
非常にスリムに作られているのは おそらく車重の関係で 私のRCA2.1の場合 ペダル抜きのメーカー発表重量は最も重い私のモデルでも 7.2Kgと軽量に仕上がっています。
ゆえに 後ろのタイヤを支えているピラーなどは 後ろから見ると指でちょっと押せば折れそうなほどの細さです。

 
では各部を見てゆきましょう。
まずはフロント

最も廉価な仕様ながら 50mmハイトのカーボンリムを使っています。
外してみるとわかるのですが(重さを図ってから言えと言われそうですが)非常に軽量なものとなっていて これが社中全体に貢献している部分でもあります。
GIOS AERO LITEでは廉価機種ではアルミホイールなので 重さには結構な差が出ているのではないかと思います。
ホイールにはGustoのブランドがでかでかと書かれています。
同じ理由で 後輪側も

同様のホイールとなっています。
ちなみにハブもGustoのブランド名がつけられたもので 

オリジナルの型番などは分からなくなっています。
 
サドルも専用となっていて

カーボンの表記があるので インソールはカーボンでできているのではと思います。
そしてサドルのベース部分ですが

オリジナル(と書いてある)のシートポストとなっています。
上から見るとひし形というか まるで刀の断面のような形状をしています。
横からアレンキーで締め付けることでシートの高さを設定するわけですが いかにもねじ切りそうで怖いです・・・・
 
当たり前ですが

ワイヤーの取り回しはフレームの中を通っていて これも空力のためと思われます。
そして、その下側

ボトルケージも フレームを凹ませたところに アームだけを付けた形状となっています。
このあたりの部分は チューブ同士の交差部などが たのロードバイクと違った形状をしているのも特徴的です。
また、取付け部も出っ張らないように

フロントのボトルケージも同様の構造となっています

故に 空気入れなどを取り付けることはできなくなっています。
BBの取り付け部なども徹底して Aeroにこだわった形になっています。

 
実は、一番大事な乗り味の部分ですが よくわかっていません。
最近さぼり気味で うまく乗れていないからです。
それでも 思っただけのことを書くとすると
とにかく、乗っているときにフロントへの荷重がかかっている感じがしません。
一つは写真を見てもらえばわかる通り フロントフォークが真っ直ぐで比較的直立しているからだと思うのですが ごく低速でのハンドルに非常にシビアな癖があります。
これは同種のロードバイクであれば同じように出ることかと思います。
ただし、スピードを上げれば 何故かそれなりに直進性が出てきます。
これは想像ですがAeroの効果ではないかとは思います。
そして、横風を受けると非常にナーバースになります。
なにを言わんかですが 横風が吹くだけで車体が傾きます。
そして、少しの段差などがあるだけで簡単に風下にジャンプします。
ホイールのハイトがあるせいもあるのでしょうが フレームに受けた風も横風を逃がせてないような気がします。
それ故にかもしれませんが 前輪の加重感が希薄です。
実はこれに関してそう思っていたのですが 家の中でローラーに乗っているときには よく前輪に荷重がかかってハンドルが振られるということがあったので乗り方によるものかもしれません。
風のせいだとすると納得のゆく話ではあります。
 
ポジション的にはかなり大きなサイズであることもあって 前傾の強めなポジションとなっています。
故に、つらいのかというと実はそうでもない。
タイヤの空気圧程には差がないのですが どちらかというと フレームも地面からの力を逃がしてくれているのでは??と思えるぐらい 前のLauncherに比べると柔らかめな乗り味です。
長距離の移動に関しても比較的楽なモデルではないかとは思います。
乗り始めのころは 乗りにくくて固くてどうにも・・・・と思っていたわけですが 最近はそうでもないかなと感じています。
 
後ろ側に関しては 正直パワーがないので撚れたりとかとか撓ったりということはわかりません。
ただ、最初のころはこの細さに精神的に怖さが勝っていたのが最近は薄れてきています。
後ろが滑りやすくてというのは感じません。
一時期Launcherでは バランスが悪かったのか 時折力をかけたとき滑るような動きをしたことがあるので・・・・
 
全体的には 本当に軽いです。
非常に軽いギアに入れた時などに思うのですが 本当にペダルを踏んだ分ちゃんと前に出るのですが その時にあまり抵抗らしきものw感じません。
どうしても踏みはじめ 動き初めでトルクが必要な時にも その変化がなだらかで小さく感じます。
恐らくですが 車体の軽さが初期加速に聞いていると思うのですが これも想像です。
Soraに比べて全体的な抵抗が減ったことで起きているのかもしれませんが そう思っています。
 
フレームに関してですが 非常に薄くて
なんというか 押すとへっこむ感じがあるぐらい薄い感じがします。
実際にたわんでいると思います。
塗りもこれはRCAだけの問題でGIOS AERO LITEではないかと思うのですが 地肌が一部見えているような塗装です。
軽量化のためなのかもしれません。
まあ、遠目にはわからないので(笑
 
乗っていて 加速に関しては満足できるレベルです。
そのあとの維持に関しては これは体力がないことには話になりませんので 私にはどうにも・・・
ただ、緩い下り坂で60kに非常に近いところまで加速しても 暴れる感じがなく 思った以上にどっしりしていることにびっくり。
原付でも暴れるのに・・・という感じでした。
 
おおよそ私にかけるのはこんなところで
ほかに必要なことがあったら調べてみますので また言ってくださいね!!
 

written by HatenaSync