HDDにとっての画期的な潤滑材の登場

新聞の記事を見ただけなので何の根拠も無い話なのですが、どうも開発されたらしいです。HDDと言うぐらいですから、ハード(硬い)皿なのでしょう。FLOPPYと呼ばれる柔らかい(って、昔のですよ 今の3.5インチ曲げちゃ駄目ですよ 5インチぐらいで無いと)物に対する比較でしょうか? 一番有名な記憶装置の一つですね。
磁気を、金属の板に与えて、磁化してその情報を読み出す仕組みなのですが、出切るだけ単位面積の記録容量を増やすために 小さな空間に磁力を集中させる仕組みが要るのですよね。磁力と距離の関係は二次曲線的に距離に負けて弱くなります。ひじょ〜に低いところに置けば置くほど読み出しも書き込みも良くなります。って、水の分子十数個の入る隙間しかないとかどこかの本で読みました。その低い距離で飛んでいるから越す衝撃を与えるとディスクをがりがりと削り落として読み込み不能にさせるのですよね。
もちろん、本当に」水の分子数十個分の距離でヘッドとディスクの距離が開いているのであれば、僅かその距離しか無いのは良いとして、もしかしてその円盤の平面のでこぼこがそれ以下の均等性が必要なのでは??と思いながらこの前書いていたのですが、どうもいまごろ矛盾を見つけて CDやDVDのポリカーボネートの円盤と鋼材をつかった円盤の郷土と比べちゃ駄目よね って、なんせハードディスク(硬い皿)だし・・・。何より違うのは、CD等の5.25incに比べて HDDは3.5incが
どう考えても遠心力が楽なはず。じゃあ嘘書いたかな??と思っていたのですが今日の記事。
潤滑油がHDDの円盤には塗ってあるそうです。新しい潤滑油はその効果をぐっと上げるものとして将来的な技術の更新が見込めるものだそうですが 逆にいうと今の潤滑材ではどうなるのか?
もう、完全に想像の世界ですが 表面に塗られた潤滑油は高速で遠心力が強力に働く状況に置かれると 円盤の表面で波打つそうです。そして、表面張力の限界を超えると 遠心力に負けて飛び散っちゃうそうなので。
波ですよね、上がったり下がったりの。台風で防波堤を越えてくる奴。でも、その高さは 分子十数個分の高さ? その波って波長はどれぐらい? それって、記録に影響ないの?
明らかに、その記事を見たときの頭の中のイメージとしては、軸受けの性能が上がるのか?程度の感覚でしたが 事実はもっと面白いものでしたね。
HDDも現在400Gでしたっけ? 未だ、限界は見えていないようでまだまだ記録密度は上がるそうです。blueRayと呼ばれる青色レーザーを使った 記録ディスクは約30Gぐらいかな? 未だ、HDDが中心の時代が続きそうですね。