以前、アメリカで携帯用ＣＤプレーヤーを買いました。
いわゆる商標名なのでメーカーが違うので使えないのですが、ＣＤウオークマンというやつです。最近我が家で比率の増えて行っている「Ｐａｎａｓｏｎｉｃ」製です。
少し話題になっている、Rayovacの充電器、充電電池とセットで買いました。同でもいい話題ですけど、三洋も発売するんだったら Rayovacとせめて充電器の形ぐらい変えれば良いのに・・・本体に開いている穴が丸か四角しか変わらないじゃないですか。あれだとIC3システムと言いOEM供給にしか写らない・・唯一、２０００ｍAが２３００ｍAに変わっただけだと、電池のセル以外はRayovacなのかな？
まあ、電池の話はさておき、その２０００ｍＡの電池で、そのＣＤプレーヤーがかなりの時間再生できます。
Ｍｐ３を書き込んだＣＤでの再生に関しては、もう１年たちますが未だに実験をしていないので解らないのですが 普通のＣＤの再生でもかなりの時間の再生が可能になっています。もちろん、説明書では規定外の使い方なので正しい結果でないことは確かなのですが、アメリカ国内、その他の国、帰ってきて日本でと、約２５時間ほど 途中はほぼ付けっぱなしで使っていたのですが、最後まで電池の交換をする機会がありませんでした。最後の大阪の空港で初めて交換をしたぐらいです。
私の記憶の範囲では、過去にも同様の機器を持っていたのですが その時は短3電池で約３時間（アルカリ電池で カタログ公証４時間）で止まってしまいました。当時のカセットのウオークマンも良く考えたらそのぐらいの時間。あのころは毎日に近く電池を買って入れ替えていたんだと思うと感慨深いものが・・・・ って。読んでいる人たちは充電電池になってからの世代の人たちがほとんどだと思うのですが。
アルカリの単３電池の当時の容量はわかりませんが（そのころはウブだったので、電池の容量なんて気にしていませんでした）４時間が２０時間を越える性能になるほどの差は無いだろうと・・・
昔も書いた内容なのですが、改めて このCDプレーヤーにはMp3を再生するためと 音飛びを防ぐために、標準速度で読み取らずにそれより早い速度で読み取りメモリーにキャッシュしそのデーターを音楽にして聞かせているようで、一曲とは言いませんがそれに近い再生時間の間モーターが回ることがありません。
CDの内容をメモリーに取り込んで、それで再生するMP3プレーヤーのような仕組みになっているようです。＄６９ヘッドフォン付きにしてはなかなかの機能だと思うのですが、今回のポイントはそこに無くて、そのメモリーにあります。
PDAにもHDDを搭載するような話になってきていますが、現在のCF-HDD いわゆるマイクロドライブと呼ばれるものは過去には２５６ｋ（資料を探したのですが見つかりませんでした記憶によるものです）のキャッシュだったものが、今回のＳｅａｇａｔｅのＳＴ１シリーズと呼ばれる５ＧのＨＤＤは２Ｍのキャッシュを搭載してきています。
まあ、その量が多いか少ないかは別としてその範囲で収まるものであればディスクを回転させる必要は無いわけです。
ディスクトップ用としてはこのサイズぐらいがローエンドなのですが、ＰＤＡ用としてはもっと大きなサイズのキャッシュを搭載して、できる限りＨＤＤへのヒット率を減らすほうが省電力側に働くような気がして・・・
もちろん、ＲＡＭを増やせば電気を消費します。いまのこのＲＡＭはＤ−ＲＡＭでしょうから定期的なリフレッシュを必要としそのＲＡＭを利用する必要がある限り電力を消費し続けますが モーターを回す電力に比べれば少ないはずです。
勿論、あのサイズですから一概にコストの問題だけではないかとは思いますが。
現在、ＳＴ１シリーズでスピンＵｐ（最初の読み込みが出来る状態になるまでに）約２秒の時間がかかります。
ＰＤＡにとって、記録媒体から読み出すのにかかる２秒の遅れは恐らく致命傷で、ＰＣのようにＯＳをＭＤに入れることは難しいでしょう。おそらくそれでザウルスは苦戦をしているのではないかと思います。しかし、補助記憶装置としての２秒であれば恐らく許容範囲でしょう。というよりも、ＭＤを補助記憶装置として必要になる業務を想定した場合、音楽だったり、動画だったり、あとスプレットシートだったり、プレゼン資料だったりと シーケンシャルに読み出すものが多くなりますから、成るだけディスクを物理的に回さない省電力を追求した方向に進んで欲しいなと。
噂によると、新しいザウルスはマイクロドライブを搭載して来るとかいう噂もでています。それを必要とするデーターは、業務用の商品在庫マスターのような物なのか それともコンシューマー向けの動画や音楽なのか解りませんが ＣＦスロットに辞書をつけた時のように刺さるＣＦ−ＭＤを付けたのではなく専用の内臓品で その為だけに特化しているものが付いていると良いですね。
