jigブラウザ

本日、9時前にjigブラウザーダウンロードのURLをメールいただき、早速ダウンロード、立ち上げた瞬間に登録しました。(とりあえず月契約で)
クレジットカード決済のみなのは、少し、問題のある人もいるかもしれません。
EZアプリとして立ち上げると、「通信を始めます」との警告が入ります。これは定額制で無い人のための警告でしょう。というか、EZアプリの仕様でしょう。
最初の設定では、jigのHpに繋がるようになっています。これは登録を促す為のものでしょう。248kバイトのアプリケーションですから軽快に動きます。
いままでの、携帯のブラウザー類と根本的に違うところは、携帯電話には一般的についている8WAYキー(4WAYのものもあります。ただ、この呼び名は登録商標だったような気がしますので実際の呼び名は違うはずです)でマウスカーソルに相当する矢印カーソルを動かす形になり、一般的に言うアプリケーションボタンと言う(呼び方をするかどうかは別として)カーソルキーの左右にある液晶の下にある二つのボタンを、windowsでいうマウスカーソルの右ボタン(プロパティボタン)の機能に割り当ててあることです。
左ボタンは、メニューキー、右ボタンはプロパティと言った感じでしょう。
左ボタンからは、ブックマークや設定を。右ボタンからは、再読み込みやforward、backward等が割り付けられています。ちなみに、決定キーはカーソルキーの真ん中のキーで、マウスの左ボタンに相当するものです。
画面所でのカーソルが画面の端を越えようとするとスクロールが始まります。マウスカーソルは俗いに言う加速型カーソルと呼ばれるもので 押されている時間が長ければ長いほど高速で移動することになります。
 
訂正:カーソルは基本的に真ん中で 画面が動くの間違いでした
 
ですから、下に向けて移動をさせると画面の下一杯に近づいたところで、スクロールが始まります。これはWINの特徴かもしれませんが 私のページ(無駄に行数が多いと言う意味で)スクロールしていっても一番下まで一回の読み直しもなく進みました。勿論、上に向けて帰っても同様の結果になりました。これは、携帯電話の性能に(キャッシュのサイズ若しくはロジック)よるものなの、WINの転送レートのせいなのか確認ができませんでした。できれば、FOMAの方に試していただければ結果がわかると思うのですが。
ブラウザーとしての性能は、初期読み込みにどのページを利用しても時間がかかります。約3秒ほどの待ちがどのページに行っても必ずかかります。しかし、「戻る」とかで戻った時にはさほどでもないので、これはキャッシュの効果でしょう。
これも、機器のおかげになってる可能性もありますが、読み終わった状態で(約3秒後のことをここでは示しています)カーソルを動かすとすべての画面に遅延無く動くことから、どうも全画面を一気に転送して表示する(恐らくサーバー側の負荷が高く 遅延していると思われる)タイプであると考えられます。
すぐに、変な話に走るので 先に概要を(先じゃないけど)
画面の表示は「PCモード」と「携帯モード」の二つに分かれます。「携帯モード」ではpalmscapeやOPERA(PHS番)、NETFRONTのそれとは違い、フレーム的な構造を残したままになります。故に、右スクロールを残した状態での表示となります。ただし、左右のスクロールも高速なのでさほどの負担には成らないように感じます。今まで見た少ないページ(大体15分ほどだけで使用感をぺらぺらしゃべるのが間違えてる)だけでの動きですが 携帯電話の横幅を意識して最適化されているようで、一つのフレームが携帯電話の画面の横幅を越えないように構成されているようです。
例えば、PC−WATCHなどのページを見た場合、記事は画面を動かせばその幅内に収まるようにリサイズされているようです。勿論、私の日記も横幅でちゃんと改行されています。長文もそんなには辛くないでしょう。
ただ、それが故に狭いフレームや写真入フレームは文字が縦一列に並んだりする場面も発生しましたが、これは開発時の意図のようでこれはこれでありでは無いかとおもわせる表示です。
OPERAに比べればですが、表示されないオブジェクトは多いようで、例えば私のページのカウンターやカレンダーのようなものは全てただの箱になっています。
余談ですが、この箱がイラストレーターの貼り付け前のオブジェクトのように四角い箱に斜め線を入れただけの形で 見慣れた形ですこし微笑ましいです。
PCモードは、一般的なPCの表示と同じものでこれはOPERAと同程度の表示になります。しかし、少しだけ文句を言うならば アニメーションGIFに対応していないために、選択ページでのカーソル等が見えずに困ることがあります。ここはなんとか改良していただきたいポイントではあります。
それ以外は、多くのオブジェクトは広告目的の物が多く、無くても良いかなと・・・・言う程度に感じます。
すこしだけ操作も
右ボタンでは 縮小ビュー、文章ビュー他があります。
縮小ビューは画面全体をリサイズし行きたい場所にダイレクトに行ける機能です。
そして、何より便利だと感じたのは、文章ビューの機能です。
これは、現在表示中のWEBのページから テキストだけを抜き出して表示するもので、記事だけを読んだりするときには非常に便利に使えます。また文章中の言葉をコピーしし検索のための引用等に使えるのは非常に便利な機能です。携帯電話のように入力が難しいデバイスでは助かります。
左ボタンの設定では
お気に入り、URL入力、履歴、設定とあり、一般的なブラウザの機能があります。
設定の中で、画像読み込み設定と言うのがありますが、標準では「読み込む」になっています。これは、サーバー側で約50%の圧縮も選べるので選んだほうが高速に表示されるかと思います。WINではその速度差は感じられませんでしたが・・・ただ、記録されるページの量が変わってくると思いますので圧縮設定は入れたほうが良いかと思います
定額で無い人のための、パケット表示や料金表示の機能が付いているのは非常に親切な感じで、これは定額で無い人も一度試してもいいかなと思っていただけるかと思います。
また、EZ-アプリなので、他に起動したりメモリー量が不足して困っていない限り中断で止めておけば再開で今読んでいたページをそのまま回線を繋がずに表示することができます。この機能こそが携帯電話ブラウザーにとって最もな機能では無いかと思わせます。
ざくざくと書きましたが、やはり定額制のブラウザーとして比較できるのは、PHSのOPERAだけです。やはり一日の長があり 表示機能に関してはOPERAの優位は言うまでも無いかとは思いますが、ただ、実用に割り切り 高速のブラウジングを行うのであればPCの操作性を継承したこちらのほうがわかりやすいかと思います。
また、今回の提供は 販売と言うよりも利用料を徴収している形になります。サーバー側の変更にしてもプログラム側の変更も柔軟に対応してくれることを期待しこのまま使い続けようと思うのですが、さて、AUに新しいJAVA携帯が出るのか・・・・