ボーダフォンコネクトカード買いました

過去に重複している話がありますので、なんか見たことあるなという人はパスしてください。
購入しました といっても、会社で取引のあるボーダフォンショップなんて 駅前のお店。きっと私の会社以外で購入した履歴なんて無いだろうからたっぷり一週間かかる換算になるのですが・・・
このボーダフォンコネクトですが 実はかなり安い通信プランとして存在します。
例えばWILCOMを例に取れば NET25が4320円(年間加入)にプロバイダー代が700〜800円ぐらいという使い方をしているのであれば、月額約5000円。
それを超えた場合、8140円+700〜800円で約9000円(年間加入)と考えればボーダフォンの2年契約で7950円は魅力的な価格です。
速度で比較すると8xですので net25proですと256Mで6090円+700〜800円(年間加入)となります。
それでも、ボーダフォンの384Kに対して256kと速度的には論理的にはボーダフォンが速いはずです。
例えば、一番価格の近いNet25Proの場合、最大速を出せるのはパケット通信の時で パケット256kですので実行値は180k相当。
25時間の範囲でずっと180kの速度でダウンロードを続けて15Gのデータが落とせる事になります。
しかし、パケットでありながらという言い方は変ですが Net25は時間で課金されてゆきます。
ずっとWEBのページをカチャカチャと切り替え続けるならともかく閲覧の為ですから読む時間も必要です。また、送り側のサイトも常にこちらの要求する最大限の速度でデータを提供してくれるわけでもないので(まあ、256kより遅いのもどうかと思うのですが)効率は時間で考えると非常に悪い物と成ります。
そこに目を付けたのが、現在のパケット通信のビジネスモデルなのですが 時間切りというやり方は今のインターネットの閲覧には向かないほう式でしょう。
通信だけなら と考えると、やはり日本通信のB−Mobileのほうが安くなる手段ではないかと思うのですがこれは別の話。(無線のアクセスポイントもただで使えるし)
それに対して、ボーダフォンですが前回も書きましたが 8月1日より料金改定で「ボーダフォンコネクト」と呼ばれるデータ通信専用のカードプランでは350万パケットまで無料で使えるプランが二年契約で7950円となりました。
350万パケットは、大よそ427Mのデータ量となり プログラムやデータのダウンロードが無ければ一般的には使い切る量ではないでしょう。
ボーダフォンの資料どおりとすれば、150kのホームページを 一日97ページ分メールにすると一日291通となります。
実行値で考えるとNET25の3%程度の実行値なので NET25で現在満足している人なら 一般的な閲覧では溢れることは無いでしょう。
しかし、問題はこのVC701siのカードにあり 消費電力も一級品で 出力する電波も大きく違うのでしょうがないのですが電気を大きく食います。
それ故に、動かないPDAも少なくないですし 動いたとしてもかなりの速度で電気を消費してゆきます。
ただでさえ省電力に人一倍気を使うPDAにとって大きなマイナスポイントとなります。
その上、余りにも信用されないボーダフォンの通話エリアから長らく存在は知っていた物の選択肢には入っていませんでした。
3Gタイプの端末は、全てSIMと言われる電話の情報の書き込まれたカードを入れて電話として動作するように出来ています。このボーダフォンコネクトのカードも例に漏れずこの形態です。よくCFサイズのカードにSIMスロットを付けたなと感心するのですが逆に言うと、SIMスロットの付いた機器ならこのボーダフォンコネクトのSIMカードを使ってデータ通信が出来る筈です。
と言うわけで、いつの間にかボーダフォンの音声端末である V802SHを購入してきました。
この端末の特徴は ボーダフォンのページを見てもらうとして 今回最も良い特徴としてBT無線機能を持った端末であることです。
電話機を、BT待ち受けでスタンバイできれば PDA若しくはPCからBTを経由してモデムとして使うことが出来ます。
当然通話用の電話機ですので、一日の通話2時間程度は可能なだけの電池を搭載しています。故にバッテリーの問題も少なく、こういうときにありがたいなと思うBTの仕様。
小さな範囲を中心として考えられたこの通信方式は 省電力で動作します。
また、内臓の通信装置の動作に比べてカードインターフェースを介した通信のほうが消費電力が多いのは確か。
サイズも小さく理想的な無線ルーターにならないかと企んでしまうわけです。
すでに、動作しているのをNOKIAの702NKで見ていますし、V902SHでBTでの通信も確認されています。
以前、このカードを試したことがあったのですが、意外に高速で時によっては250kぐらいまでの速度が出ることがありました。
勿論、これはボーダフォン3Gの普及の遅れが WILCOMのいうマイクロセルの優位を覆したことになり つまりユーザーが少なくて電波の奪い合いが起きなかったことにより 現在は高速に使え、その上高速の移動でも途切れることはありません。
意外なことに、通信だけで見ると 圏外も少なくまあまあいい感じではないかと。
もうすぐ来るのですが、そういう使い方は初めてなので楽しみです・・・・