台湾・香港から帰ってきました

昨日は、何もする元気がもなく 今日は起きて気がついたら午後4時ではなにもしていないのと同じ。その上、起きているのか寝ているのか判らないほど 霞がかかったかのようにぼけた頭は機能までのことさえ夢だったかのように感じさせます。
重い体を無理やり風呂で起こして、ようやく霞が霧になった(どちらが濃いの?)程度ですがクリアになった頭は 旅行かばんを開けさせた。
開けたかばんの中には、香港の匂いが詰まっていた。
「あー、帰ってきたんだ」
匂いというのは、国によって違います。香港には香港の、台湾には台湾のにおいがあるようです。恐らく外国から来た人には日本のにおいも感じているのでしょう。
それこそが海外に来たという実感を与えさせるものでないかと思わせます。
「旅なれた」なんて言葉がありますが、私にそれが適合しているとは自分ではまったく思っていません。いまだに一人で海外に出ると怖くて不安になります。
なにより、日本語以外の言葉をほとんど話さない私は(話せない)何かのトラブルがあっても解決方法を持ちません。ゆえに常に時間を早く見て動きますし 必ず安全なところを選びます。しかし、生来の性なのか トラブルには事欠かない性格ゆえに色々なことに巻き込まれています。
ただ、その怖さよりも 新しいものを発見する喜びがそれを上回るからこそ機会さえあれば万難を排してでも出かけることに成ります。
今回も 当初からの予定を七転八倒 決まらない予定でも「えいやー」っと出かけてきてしまいます。もちろん、仕事だからと言えばそうなのですが 断れる事でも断ることはありません。
今回の旅程は、日本−台湾−香港−中国−香港−日本 で一週間の結構な強行日程。
二つの展示会も含んだ行程です。非常に体力勝負な工程ですのでだんだん耐え切れるかが心配になるもの。しかし好奇心には勝てません。
月曜日は祭日ですが、関西国際空港から飛び立ったのは台北です。

とにかく朝起きたら、気持ちは全快!!
荷物は、昨晩のうちに用意できていますし 奥さん子供を引き連れて関西空港に向かいます。子供は飛行機大好きですから おかげさまで喜んでついてきてくれます。
実は、前日の夜に私のかわいいCF−W2の液晶にピシッとひびが入り 結構落ち込みが激しく、PCに触れるきもしない状態。これが後ほど大きな問題となって降りかかってくるとはこの時には知る由も無く、落ち込むあまり飛行場へ一人で行く気が起きなかったので それはそれで非常にうれしく電車の中では(はるか)子供とおにぎりを食べながら 楽しくお出かけです。
11時ごろに出発のはずなので、手を振ってもらえそう・・・・
到着して、チケットを取り終えてみれば 見慣れない一枚の紙「お食事券」。
いわゆる、飛行機の遅延です。詳しく事情を伺っても「飛行機の変更による 遅延です」とのこと、これならば遅延時間の予測も付くし 約一時間の遅延ですみます。
喜んで(いや、やむ終えず)一緒にご飯を・・・・・って、未だ九時半なので モーニングメニュー 30分本屋さんで潰して ご飯を食べに「うどん」屋さんへ
自分の分+αぐらいは そのチケットで支払えました。
ゆっくりご飯を食べて、ずいぶん時間がたって気分が楽になり 台湾への飛行機に向かいます。
これからの長い出張の始まりです。