おべんとう

昨日の夜はお弁当を食べました。
最近体脂肪が気になる中年としては、油気の少ない物をと思いながらも・・・というところ。
やはり作業の関係上、お弁当屋さんは揚げ物が多いのはやむ終えないところ、それでも何とかとメニューの上を目が走ります。
垂れ幕に、「夏の限定弁当」、「数量限定お早めに」と中華風弁当が並んでいます。
失礼な言い方ですが、決して若くない女性の店員さんが一人でやっています。
それも少し耳の遠そうな
色々と営業努力をと思いながら注文します。
「マーボー丼とエビチリ弁当」
お客は私を含め 二組3人
けっして忙しい状況ではありません。
「すっごく 時間がかかりますけどいいですか?」
はい??
すごく時間のかかりそうな状況じゃないでしょ・・・・・
「じゃあ、遅いほうを変えて酢豚弁当で・・・」
「やっぱり時間がかかりますけど 良いですか?」
その間、もう一組の待っている人の弁当を創る手を止めて接客する丁寧な態度・・・
もしかして、前のお客さんもこうやって待たされているのでしょう。
「10分ぐらいで出来そうなお弁当は何ですか?」
まあ、お弁当屋さんの前で待つのはこれぐらいが限度でしょう。
「から揚げと焼肉と幕の内」
立て板に水を流すようにすらすらと答えられます。
「それだけ?」
と一応聞いてみたら 輪のかかった重そうな首が前に傾く。
「から揚げと焼肉で・・・」
敗北感一杯で答えました。
それから約10分、予告どおりから揚げ弁当と焼肉弁当が出来上がってきました。
そう、前の人の分が・・・・
私の分はそれから作るらしい・・・・
そこから僅か15mほどの距離、3軒隣には「Coco壱番」のカレー屋さん。
何となく、あの黄色い看板に笑われているような気がします。悔しい!!
 
それから約5分ほどで弁当が出てきて持って帰りました。
1050円 決して安くありません スペシャル弁当ではないただのから揚げ弁当と ただの焼肉弁当。
家に帰って食べたから揚げ弁当は約半分食べただけでリタイヤしました。
「もう二度と行くまい・・・」
限定メニューは看板だったのね・・・、それに騙された馬鹿な客を演じてしまいました。