ゲルニカ

ピカソの有名な作品 だそうです。
難しいことは美術に興味が無いので良く判りません。
唯一知っていることは、これのレプリカだかなんかが国連本部に飾ってあるということ。
絵の印象としてはモノトーンで、ただ見るからに人の愚かさと悲しみを塗りこめたような絵ではないかと理解しています。由来等は詳しくないのですが・・・
それ故に、国連本部に飾られているのだと思っていました。
国連は世界平和のためにあるからということなのでしょう。
そして、その絵を最近よく見る機会があります。
もちろん、テレビでなのですが・・・
国連安保理の制裁決議を行うべき会議が終わり、取材の為に記者が集まり 各国の国連大使への取材のためです。
各国のとる立場や主張を記者団に話しています。
そして、それをバックに日本のコメンテーターが解説をつけるわけですが・・・・
愚かと悲しみを前にして、憤慨した顔でインタビューを受ける国連大使
各国の思惑を慮ることも無く、利害を中心にしか語れないコメンテーター
なにか、あそこにゲルニカを貼ったのは、ピカソが今その姿を見て、天国であざ笑っているかのように思えて仕方が無いのですが・・・・
「人は愚かで 人は変わらない」と言われているようで・・・