Everunのセットアップ その1

Everunを初期状態から使い始めるまでにやってきたことをメモします。
Everunは、一応最上位機種で 6GのSSDと60GのHDDを搭載したモデルです。
基本的にインストールされているWindowsはXP Homeの日本語版。
特別なモデルではないので通常のPCと変わりません。
ドライバー類はインストールされた形で出荷されますので立ち上げたらそのまま起動します。
約3G程度の空き領域がSSDにが初期状態です。
HDDのほうは60Gとはモバイル機器にとっては広大な空間なのでそのままで良いでしょう。
 
起動前、意識したほうが良いと思えるのはまずはVRAMの容量。
EverunAMDのGeode LX900というCPUを搭載しています。
このCPUには、ビデオチップも搭載しており メモリーが提供されればビデオを出力することが出来ます。
故に、本体のメモリーの一部をビデオ表示のために消費します。
デフォルトでは128Mをビデオ メモリー領域として割り当てているのでメインメモリーは384Mと言う構成になります。
勿論動作しますがSWAP等での速度低下を防ぐためには、メインメモリー領域を増やすことが効果的。
3Dのビデオ表示や、外部のディスプレイを繋ぐ予定の無い場合にはこの容量を減らす事が効果的と思われますので変更します。
 
この変更はBIOSというPC起動画面で真っ黒な文字だけが表示される画面で操作します。
起動時に左下に書いてあるキーを押すことによって設定画面に入りますが、BIOSの設定変更はシステムの起動が出来なくなってしまう可能性が有ります(元に戻すことはできます)ので詳細には書きません。
わかる方は、この画面でビデオメモリーの容量を32M程度までは減らしても実働上問題がありませんのでこれぐらいがお勧めです。
それ以下にすると選択できない画面モードが発生します。
ちなみに、現在の通常のPCではこの容量は動的に変更されるので設定項目自身が無くなっています。