評価軸

一般的に物を評価するばあには 〜に比べてとするのが分かり易く 理解しやすくなっています。
当然評価軸となる機会を設定する訳です。
私が物の写真によく、3.5インチのFDを登場させるのはサイズが分かりやすいという説明になるからです。
出来れば評価軸は一般的なものがよく、その方が説明された人の頭の中にそのイメージが比較物として表れて良い訳です。
ところが、その問題なのは評価する機器に一般性が無い時。
例えば携帯デバイスの多くがその範疇に入ります。
 
一台の危機を使い続けて、その機種を評価軸としておいてそれに対してどうであるか書いても評価軸となる機器が他の人にわからないとなると まったくもってどうにもならない訳です。
キーボード一つとっても キーのストロークと重さなどを数字で表記しても、キーとキーの感覚を 何ミリと書いてもその良しあしは伝わりません。
やはり、実際の比較感というのは大事なものです。
それでも方法があるとすれば、その評価軸となる機械を事細かに表現すること。
例えば私がEverunにやっているように、ありとあらゆることを長きにわたって描き続けていると、読んでいる人の頭の中に仮想的ながら徐々にその機械が出来上がってゆくわけです。
そして、新しい機械を触った時にはそれがEverunに対してどうだということを書けばその差が判るようになるわけです。
幸いにして、そういう機会が与えられていないので 比較記事を書くことも今のところない訳です。
しかし、SmartPhoneの基準をTreoに設定して それを基準に書かれるような記事があることからも有効な手法だと思われます。その際も、Treoに関することはあちこちも含め長くにつづられていることですから。
 
新しいジャンルの商品の評価軸は非常に流動的で UMPC一つにしても
キーボードがあるものが良いのか、ないものが良いのか
それともそれぞれが存在する方が良いのか
タッチパネルはどうだ
パフォーマンスとバッテリーの持続時間のバランスは・・・・
多くの点で問題点が出てきます。
 
Everunの場合は、バッテリーの駆動時間を優先しハッキリ言ってパワーを犠牲にしたかなり偏った作りです。
故に、YouTubeGyaoを常時見たい人にとっては満足置けるものではないでしょう。
しかし、たとえパワーに自信のあるPC達でも、それらの処理は負荷の重い処理で 犠牲にしたバッテリーの消費を増大させる方向に働きます。
なら、見なければというのは非常に後退的な考え方で、私はWEB上で変換して見たりするわけです。
そのあたりはPCの問題でないと言われればそうなるわけです。
評価軸のあいまいな機械の評価がいつも曖昧になってしまうのはだれもその基準となる点をはっきり決められないからでしょう。
 
用途が特定されていないものの使用感となると余計にあいまいになるのですが
とりあえずの気十軸となる商品が出ないと分かりにくい限りですね・・・