NTT東西からワイヤレスWAN対応のギガビットルーターが発売になりました

オールギガビットのルーターに、USBポートがついていて USBのWANモデムを接続できる仕様になっています。
PHS−300を含めモバイルルーターと考えるのであれば WAN回線がついていて便利ということになるのですがなぜ、WAN回線が付いている必要があったのでしょう?
 
思わず目からうろこなのですがWANは緊急用の代替え回線のようです。
NTTが発売しているというのを除けばそう驚くほどのこともないのですが
たとえば、広域LANやギガビット接続コースを契約してギガビットのVPN回線として使うルーターとして使い
もしも、回線が何らかの障害を起こした時(ってほとんどないんですけどね)にWANに切り替わるというもの。
NTT DOCOMOではこれがっ!!という契約はないのですが E−Mobileなら新二年 ライトデータプランでUSBモデムを契約した場合 使わない月は1000円/月の請求しかきません。
いつも、この辺りでもめるところなのですが
 
NTTと契約して回線を引くとすればNTTの回線となります。
もしものための代替え回線を引いたところで 基地局レベルの故障の場合 引き込みが同じなのでどちらもダメになります。
その回避策としては、別の業者に たとえばKDDIなどのと契約するという手段があります。
その際に、ルーターや回線を NTTで先にやっていたりすると ほかの回線を入れようとすると露骨にいやな顔をされたりします。
保証しませんよという書類に サインさせられたり、設定費別(設定しないのに)とかって。
この場合、どうなるのかわかりませんが今のところWAN回線を特定していないので上記の使い方ができます。
 
バックアップの回線は一般的にはお金を払うだけで 使われるものではありません。
もしものときに最低限を確保し、それ以外の時はとにかくローコストでと考えると これはすごくマッチした商品です。
RTX−1200のOEMのように見えますが、ヤマハからではなく NTTが先行でというところがすばらしい。
これは回線入れ替え時には 要検討のよいものですね。