MBookの熱問題について

これも気になさっておられる方が多いようなので・・・・
この問題に関して「CPUの温度が・・・・・」という表記が多いのですが 実はそこじゃないような気がしています。
証明しようと ちょっと吸排気口等を塞いでチェックをしてみたりしたわけですが・・・
(良い子はマネしないでね!! 最悪故障する可能性があります。)
 
CPUの温度は現在のCPUは温度計をチップ内に内蔵しているのでそちらのモニターを行いました。
あまり冷房の効いていないところで 電源ケーブルをつないだままYoutubeを見たりとしてみたわけです。
ちなみに、Windows7でバッテリーで使っていて私はなったことがないので 吸排気口を塞いでの最悪の環境でのテストとなったわけです。
CPUの熱耐性は90度となっていますのでそのあたりで不安定さが出ると思ったわけなのですが・・・・
連続して動画を再生し続けると 1時間程度でCPUのコアが80度に極めて近づいてきます。
そのころから少し不自然な動作が目立ち始めます。
WEBの巡回(Youtubeの検索をするための検索ワードの入力)で 日本語のにゅうえ力が時折引っかかります。
変換までに以上に時間がかかったり・・・
 
MBook SEのSSDは先日書いた通りわずかバッファが1kの無いのと同じレベル。
SSDの特性から言えば 細かい書き込みが集中すると止まりやすいタイプ。
そして、Windows7からはSSDという認識はされていないのでHDDと同じ扱いを受けるため一般的なプチフリ対策というものが必要となります。
プリフェッチがどうとか、タイムスタンプを止めるとか、サーチインデックスを作らないとかのあれです。
まあ、しないかというとまだするわけですが それが極端にひどくなります。
 
そういえばUMIDからの対策にNTFSではなくFAT32で使えとなっているわけですが これはあくまでも読み込みが遅くなって(固まった時に)CPUの負荷の高い状況が持続することによってCPUの温度対策の一環だと考えていたわけですが 実はそうではないかもしれない。
細かいファイルが集中したときのSSDのコントローラーのスループットの問題で 結果的に処理単位がまとまるFAT32のほうが楽だからかもしれないというわけです。
上記問題でSSDのフリーズが増え始めて CPUのコア温度が80度に未到達で PCがハングしました。
 
怖いので二度目はやりませんが
今回の結果では必ずしもCPUの熱暴走というのは考えにくいのではというのが結論です。
チップセットも熱を持ちそうなところはほぼ同じパッケージ内なので 熱耐性は90度 それ以外に関してはそこまで厚くなることもないだろうと・・・・
もう一つ熱を出すとすればやはり SSDという事に。
CPUの発熱は確かに無視できない問題です。もちろん、同じパッケージ内のGPUも含めてです。
ですが BlueScreenやハングがその部分の熱暴走とするならこの温度はおかしいわけです。
どちらかというと、発生した熱を逃がし切れず 温度上昇で嬌態内が厚くなったときに もう一つの大きな発熱部品のSSDというより間に挟まれたSSDのコントローラーの熱暴走ではないかと。
だとすると、UMIDの対策も納得のいく限りです。
 
今回の件でMBook SEの状況というのが少しわかったような気がしますが、逆に言うと対策を立てるという事ではそんなに難しいことではないと。
Windows7の省電力で運用している限り それもバッテリーで使っている限りは70度に到達する事すらまれで(冷房の効いた室内)その状況であれば問題は全くないわけです。
充電というか電源の熱とCPUの熱、そしてSSDが・・・・というのが今回の件のようですが 何とも筐体が小さくFANレスだけに微妙な問題ではないかと思うわけなのですが・・・・
やろうと思えばFANぐらい仕込めるのに・・・・なんて思いながらなわけですが。
written by HatenaSync