体感的な気持ちよさ

例えばかき氷を食べるときに 「シャクッ」という音が氷を崩しながら食べるときにしないと気持ちよくありません。
例えば 時代劇で剣豪が出てきて 刀を振りぬいた時に空気を切り裂く音が聞こえて 実際には聞こえないのに映画やアニメでは効果音として入っていてそちらの方が自然な感じがしてしまうのは ある意味メディアに毒されているのでしょう。
もちろん、服を着ているとそれが動くときに音がしたりはするのですが・・・・
 
携帯デバイスも同じように気持ち良いことと気持ちの良くないことが起こります。
例えば起動時間ですが、完全に停止してしまうに近いPCに対して 画面が切れてクロックが遅くなった程度のSmartPhoneと比べると SmartPhoneを気持ちよく感じます。
Wifiがある環境で Viliv 等のように起動時間の短いPCとSmartPhoneを比較したとするとWEBの閲覧となればどちらが早いかというと 起動している時間はともかく 表示が始まってから終わるまでの時間で逆転することもあり得て 必ずしも速度的にどちらかという優位性がはっきり出るわけではありません。
最近のSmartPhoneであればそれも速くなってSmartPhoneが有利なのですが その後 文章を読み始めると折り返しの短いSmartPhoneに比べて字も大きく折り返しの少ないPCが速くなったりするわけです。
WEBの巡回を記事まで読むとなると ちょっと時間があればPCを立ち上げたほうが・・・・・なんてことも結果的には速かったという事もあるわけです。
そう思えばこそMBookなども生きてくるわけですが・・・・
 
実際に多くの場合通信していない時間のほうが多いので実質的な速度は既に十分足りてはいるのですが もう少し欲しくなる時があります。
例えば昨日から使っているIS01においても 携帯電話の通信を使った接続よりもWiMaxが快適なのです。
実際のところ1M近い速度の出ている 携帯電話と 2〜5MのWiMaxとの差が大きなものとは思えないのですが ブラウザーを開いて画面が出てリンクに飛んだりの作業をしていると 全然快適さが違うのです。
実質的には手の泊まっている時間が圧倒的に長いので 結果的な「生産性」は変わらないのですが 気持ちよさの部分では大きく違います。
もちろん端末側の速度が十分に追いついてきていてこその状態なのですが・・・・
昨日に今後の速度に関する発表がUQからあったのですが 家庭用のLANと同じ程度の速度まで上がってくるとのことです。
そうすれば体感的な快適度はぐっと上がるわけです。
実際の「生産性」は多くの人には影響なくても 体感はぐっと改善するわけです。
 
じゃあ、体感が気持ち良ければ・・・・となるわけですが
一概にそうでも無くて、例えば現在日本通信から発売されている300K程度の速度が限界のSIMは価格の安さから人気が出ています。
メールの受信がメインとなり、クラウド化されたWEBサービスを中心に使うのではなく WEBの巡回もメールも定期的に時間を決めて取り込むような仕組みをメインに使うのなら
いくら早くなっても LANを利用して読み込むより 本体にダウンロード済みのデータを見るほうが早いわけです。
使い方によっては 速度が必ずしも快適さを上げる結果にはなりえないわけです。
 
世間ではというか 恐らく私個人ではなのかもしれませんが 現在持っているSmartPhone以外のモバイルPCには実はメーラーを起動していません。
どちらかというと、WEBメールを見る使言い方となっています。
もしくはSmartPhoneで限定された内容だけ見て 必要に応じてダウンロードするという使い方です。
故に、32G程度のSSDに容量の不足を感じることが無いわけです。
インターネット側のクラウドなサービスをメインに考えるのであれば やはり気持ちよさは回線の速さに比例するわけで 高速な回線が欲しくなって・・・・
そうなんです、暑い日に汗をかいて帰って「クッ!」とのむビールの気持ちよさと一緒で やっぱりこれが一番!!って
もちろん、お腹も端末にも余分なものがどんどんついてメタボになるわけなのですが・・・
written by HatenaSync