フィリップスヘッドフォンマラソン 第一回モニター SHE3580編

フィリップスさんより「フィリップスヘッドフォンマラソン」に参加させていただき
第一回商品として 「シンプルでカラフル」がキャッチフレーズのSHE3580をご提供いただきました。
今回のものは今回のヘッドフォンマラソンの中では最も安価になるモデルかと思われます。
店頭では、量販店に見てきましたが 980円の値札が付いているものです。
 
外観ですが
見た目はかなりPOPな感じのパッケージに入っています。

例えるなら、ドンキホーテの店頭で販売されているようなイメージの商品です。
何色かあるようですが、我が家に立ってきたのは水色のモデルです。
私の会社の女子社員の中では人気のある色ではありました。
パッケージには5ヶ国語で仕様が表記され、我が家にやってきたものだけかもしれませんが パッケージ表面には日本語のシールが貼られて 日本仕様にカスタマイズされています。
クラス違いで申し訳ないのですが、比較軸を一律とするために 先日買ったばかりで劣化が最も少ないと思われる
Sonyでは ビギナーミドルクラスと思われる MDR-EX300SLを比較軸として比較したいと思う。
単純に外観の違いでは

あまりにもデザインが大きく違うのは 音を出す部分のサイズが大径を縦型にマウントしているSonyに対してデザインを中心として小径を横にマウントしているPhilipsの違いです。
 
デザインは非常に統一感を意識したもので、左右等長タイプの振り分けになっていますコードの真ん中は

機器に刺さるプラグ部分も 同様に統一されたイメージのものとなっています。

価格的にはやむ追えないところですが、全体的にチープな作りとなっていて ケーブルも解いた状態で

この写真のような状態で コードは固めでかなり型の残るものではあります。
ただ、実売価格980円という価格帯では 購入できるヘッドフォンの多くは メーカー品と言えないものが多く 一度出先でヘッドフォンが壊れてそういった種類のものを購入したこともありますがそれとは比較にならない高いクオリティのものです。
久しぶりに ジャンク箱から出してみましたが 重さで比較しても大きく異なる種類のものでした(笑
比較されちゃあ 迷惑ですね。
 
正直、価格と比較するとおどろくほどしっかりした音作りとなっています。
おそらく128KぐらいのビットレートでMP3で音楽を聴いている 一昨日Sonyから無くなったことが発表されたカセットテープタイプの音楽再生専用携帯デッキなどのレベルであればおそらく気がつくことのないレベル程度でしょう。
音の良さということでは はっきりと価格以上の音質だとお断りしておいた上で 正直に書くのですが
まず、耳につけたときに何故か外音の高温の抜けがよいのです。
大きな音で聴いていると「しゃりしゃり」と高温が外に抜ける傾向があることと、その真逆の理由でどうしても大きな音で聴かないときに高音ぶぶんだけ外音が混ざり気味で静かな音楽を聴く上で外がうるさければ気になることでしょう。
あとはドライバーのサイズが小さい割に低温が強調された味付けなので、音が大きくなるとどうしても割れ気味になってしまうという点でしょう。
内容を見てもらえば分かる通り まるでまじめなオーディオ製品の評価記事のようになってしまっていますが これは驚くなかれ実売価格980円の商品であるわけです。
 
勿論、Jazzやクラッシック、最近はやりの癒し系のEasyリスニング等に向いているかというとそのあたりには必ずしも良い商品としてお勧めできるものではないかもしれませんが
ポップスやライブ盤等の音を聞くのであれば必要にして十分な性能であるということは確かである。
他にも、これも味付けの問題だと思うのですが、このヘッドフォンをすると思った以上に言葉が聴きやすいのです。
すこし、語学練習系の音を流してみたりすると 非常に聞き取りやすい感じに聞こえるわけです。
そのあたりの用途にも向いていると思いました。
 
この商品の特徴として もう一点。
これはフィリップスさんからの案内で見て初めて気がついたのですが 標準でついているイヤーピースなのですが 他社と同様に3種類付属しているのですが その中の他社で言うところの「小」に該当するピースなのですが これが極小タイプとなっています。
ご存じないかもしれませんが、「小顔」と言われる女性がもてはやされる様に 顔の見るからに小さい人もいるわけです。
その上、赤ちゃんのころに抱き方一つで 頭の形が変わるように 頭の形の変形は耳の穴の方向ぐらいすぐに変えてしまうのです。
故に、人によって異なりますし 一人でも左右で大きさが違うわけです。
私の相方もそうなのですが「小」のタイプのイヤーピースをつけても 大きくとちょっとした衝撃で抜けてしまうことがあります。
今回のこれで試してみたのが ちょうどよいサンプルなのでモルモットをお願いしたわけですが 数十分程度試してもらっただけですがさすがに抜けにくいというのは間違いありませんでした。
是非、小耳に自信がある(ってどんなのですか?)かたはぜひお試しいただきたいと思ったわけです。
 
総合評価としては
「着け心地」  ★★☆☆☆
「音質」    ★☆☆☆☆
根拠なのですが、今回は極小タイプのイヤーピースを評価しておりますので、ケーブルの硬さや取り回しなどがあっても★二つで評価しています。
今後他モデルにも極小タイプが付いていれば・・・と少し心配になったりも。
「音質」に関しては 今回が最も廉価モデルに該当しますので、一つからの評価としております。
今後のモデルが楽しみなわけなのですが・・・・
 
尚、フィリップスのサイトはこちらとなっておりますので 商品情報はこちらから。
http://www.japan.philips.co.jp/?utm_source=blogger&utm_medium=blog&utm_campaign=blogmarathon

ちょっと時間的に写真がやっつけ仕事で申し訳ない。
written by HatenaSync