うまい書き出しが出てこなくて苦しんでいるわけですが・・・・

タイトルとは何の関係もない話で今日はお茶を濁そうと思っているわけです。
 
「コンシューマーの希望に沿った商品」という言葉があるのですが 最近何だかその言葉が嘘っぽく思えてきました。
私は出来る限り、この日記にしても将来的にこういった使い方が・・・と、この端末を使ってみると 〜だったという 書き方をしているつもりです。
それがどうというつもりもないのですが・・・・
 
SmartPhoneを使ったことのない人に質問されて一番困る質問が 
「それ何ができるの?」という質問なのです。
定型的に答えるのは
「インターネットが出来て、PCのメールも取れる」
という答えなのですが 実は間違えていると解っていて答えています。
実際のところ大半の普通の携帯電話で インターネットというかWEBをみることは皆さんのご存じのとおりできます。
メールも多くの追加アプリで見ることができるようになるわけですが、追加アプリなしで見れると強がっていても 実際ブラウザをOperaに入れ替えてみたりと 標準アプリばかりを使ってない私が言っても説得力が無いわけです。
まあ、結論的にはSmartPhoneだけの専売特許ではないわけです。
ですが、大体帰ってくる答えは
「へー、すごいんだね」
等というもので、気持ちの入ってないながら とりあえず感心という答えです。
なぜそうなるかというと、多くの方がPCブラウザも使ってなければ 有料になるアプリを使う事もないから実質的に そんな機能を付加できることすら知らないわけです。
だからそれができるSmartPhoneがすごいとなっているわけです。
 
原点に立ち返って、SmartPhoneは何がすごいかというと アプリケーションの自由度がすごいわけですが これも実のところ疑わしいと私は思っています。
なぜかというと 私はここしばらくガラケーと言われる普通の携帯電話を触ってないので 触っていたころとはアプリケーションの種類もクオリティも全く違うものだと思われるわけです。
少なくともSmartPhoneが裸足で逃げ出すような 画面やCPUをもった端末もあるわけですから(実際は同じという事なのですが)
テレビでもゲーム等の宣伝をしていますので それだけのユーザーを持ったマーケットだという事は分かるわけです。
そのマーケットのアプリケーションがそんなにチープなわけはないのです。
画面がとかシステムがチープだとしても、出来上がったソフトのバランスはチープではないはずなのですから。どこかのバランスでリッチだという事だと思います。
それに対して SmartPhoneのアプリケーションにはβ版などをよく使うからかもしれませんが 完成度の低いものも混ざっています。
比較すること自身がナンセンスながら、どうしてもというとそういった部分が比較点になると思っています。
 
アプリケーションの差でなければなんだというと、やはり使い方の差なのだと思います。
SmartPhoneの機能がではなく、SmartPhoneを使っている人を含めて違いがあるという意味ではないかと最近は思っています。
例えばExchangeサーバーを利用して データを同期するとなると、キーボードで入力できるストレート端末はとか、選択肢の範囲でSmartPhoneになっている。
もっと言えば使い方を特定して選んでいるからSmartPhoneになっているという事となります。
だから、WEBも見たいしPCで使っているPOPメールも取りたいわけです。
つまり使い方がはっきりしているからなのです。
 
では「コンシューマーの希望に沿った商品」というのはどういう意味となるでしょう?
コンシューマーを意見の聞けるユーザーとするなら、SmartPhoneを目的を持って使っているユーザーとなりますので やりたいことははっきりくっきりしています。
例えばメールの受信の時の 切り替え方法だったり、ATOKが欲しいとか、キーボードはこうだとか・・・
これもBlackBerryのユーザーとi-Phoneのユーザーではまったく同じ方向の意見が出るとは限らないわけです。というか出ない事のほうが多いわけです。
キーボードがいるいらないなど根本的な部分も含めてである。
ただ、こちらのユーザーの意見ははっきりしているので 反映もしやすいのである。
ユーザーレビューなどでも 「欠点が改良された」という説明となるか、「何度も言うようだが・・」という説明になるかの違いとなってわかるのです。
ところが、SmartPhoneでないユーザーの違憲となると話が違うわけです。
いまあって尚使ってない機能に対する希望を聞いているわけです。いや、それがすべてではないですが アプリケーションによる拡張性やWEBサービスクラウドと言い換えましょうか)等を 使えない前提でここまで来ているわけです。
簡単に言うと使い慣れない使い方のその先を想像しろと言っても無理なわけです。
 
夢はあるのです。
例えばカーナビだったり(実はあるが その機能が携帯電話に付けばなんて真面目に話す人もいる)、お店の検索や評判を見たりとか、今いる場所を待ち合わせする相手に伝える機能とか・・・・どれもあるけどカーナビと同様使えない機能(これは持ち主のスキルによるものとサービスの質と両方) もしくは 使わない機能なのです。
もちろん、私も含め使う人もたくさんいるわけです。
そんなことはないといわれるのであれば、ちょっと古い雑誌記事などを見てもらうとよくわかります。
15年ぐらい以上前で見ると携帯電話が登場したころから いろいろな記事の結論と将来性によく出てくるのが
「将来的にはテレビ電話ができるようになる」というようなものが少なくなかったわけですが 現在、多くの端末にその機能が付いて 料金の問題もありますが利用頻度を考えてもらうと どれだけ使っていますか? というより、その機能が購入の基準となってますか?
恐らく夢の機能ではあったが ついたからと言って使うという事ではなかったという事なのでしょう。
 
「コンシューマーの希望に沿った商品」とは、必ずしもコンシューマーの希望する商品という事ではなく コンシューマーが使う上で便利な商品であるという事です。
アンケートやマーケティングの結果が反映した商品なのでしょうが それらの基準が前述のようなものでないとは思うのですが、商品を見ると うーんと考えてしまう事があると 「コンシューマーの希望に沿った商品」に疑問がわいたりするわけです。