AndroidなOS

ちょっとした作業があって 3台ほどのAndroid SmartPhoneを初期化しました。
完全にファクトリーリセットなので 全く工場から出荷したのと同じ状態まで・・・・・
 
作業が終わって三台のSmartPhoneに電源を入れると まあ、初期登録がどうのというのを除けば ホーム画面に到達したところで設定起動は終わるわけです。
さあ、これから使うぞという訳ですが 実はこの後ネットワークを繋いだ途端にアップデートが山ほどやってきます。
ROMに書かれているアプリケーションはOSのバージョンそのものが変わるようなメジャーアップデートでもない限り そのままで現状より古いバージョンが入っています。
例えばTwitterだったり Facebookだったりと年に数度の機能変更があるわけですから 当然のことのように。
OS標準のツールも例外では無く Google MAP等はもれなく書き換わります。
キャリアのアプリケーションの一部は強引にROMすら書き換えてしまうのもあるので まあ、そういう場合は・・・・なのですが 一般的にはアップデートされると思った方が良いでしょう。
ちょっと古め(と言ったところで1年ぐらい前ですから 恐ろしい話)のSmartPhoneを触るならこういった儀式が必要となってしまうわけです。
 
で、Home画面を見ると キャリアのページにジャンプするアプリという名前のブックマークが貼り付けてあって・・・・なんてのはどのキャリアもでうんざりするのですが、どの機種にもという意味で気が付いたのはもう一つのアプリケーション。
見た機種だけで本当に全部とは言わないのですが 多くの機種でトップにあると思われるアプリケーションは ブラウザです。
そして、マーケットだったりするわけです。
ブラウザに対しては基本的にSmartPhoneの多機能のトップにインターネットのブラウザでの閲覧があげられるので 説明の必要があるほどではないのですが 次のMarketに関しては 初めてSmartPhoneを使った人なら迷うかもしれません。
 
マーケットは正式には Android Marketなわけですが Android用のアプリケーションの提供場所です。
Android SmartPhoneで使うアプリケーションが 多くここに登録されています。
雑誌なんかでも Android アプリ トップ20とかってよくよく特集されていますが トップはどの雑誌でも変わらないはずなので(笑 横並びの記事が続いたり 順位は同じはずなので 調べる団体によって変動したりして 記事そのものの根底を揺るがすような並びになっていたりすることも・・・
そこまで日本では有料アプリは売れてないから・・・・って。
これのおかげで まあ、安全とは言えないのが最近の状況ですが Googleによって一応チェックされた安全であろうと思われるアプリケーションが用意うに入手することが出来るようになったわけです。
また、これには管理機能があって 購入したアプリなどすべて覚えてくれていますので かなり便利に使うことが出来る訳なのです。
Android OSの人気はこのMarketの効果と、標準アプリとなる Google Map等の便利さも特徴に上げられるだろうと私は思うわけです。
 
で、マーケットなのですが
さっきも書いた通り トップ画面に「でん」とアイコンが置いてあるわけです。
WindowsOSですが、例えばWriterや電卓、ペイント等のソフトがOS標準で実装されています。いくつかのゲームなども。
HDDのフラグメントを取り除く デフラグなども もともとはノートン等が有償ソフトとして販売していたものの機能を取り込んで実装したもので Windows3.0の頃から考えるとかなり 充実した標準機能のOSとなってます。
そう思うと トップ画面の4〜5個しか置けないアプリケーションの一つとしてマーケットを置いてあるというのは 実は意味深で
実際にはメーカーが 不要であろうとなかろうと幾つかのアプリケーションを入れて売っている訳で同じように思うわけですが 実はOSそのものが提供するアプリケーションでこれが重要だという事が解るわけです。
OSそのものの機能というのは 非常に限定的で Windowsでいうところのファイルエクスプローラーなんかも実は標準では搭載していないのです。
勿論、メモ帳や電卓なども標準には有りません。Officeなんてとんでもないわけです。
じゃあ、何があるんだというと OSだからOSがあるだけなのです。
OSに機能が無いとユーザーにとって・・・言う部分をカバーするのがマーケットの役目で 例えばマーケットで検索ボタンを押して「電卓」と叩けば電卓アプリがいくつか出てきて その中で自分に向いたものを選択してインストールすればよいわけです。
 
OSは便利で初心者が使っても便利で困らない・・・・っていうのは大事で 例えばWindowsであれば何か問題が起きたときに いくつかのチェックをしてそれをメモしたいrとなると メモ帳があると便利ですし どの機種にも当然標準ですから付いているので インターフェースも同じで助かったわけですが Androidにはそれも無い訳です。
とにかく何でもMarketから落とせばOKな体制なわけです。
もう OSが最初から足りない機能は マーケットにお任せなわけです。
Windowsのように顧客の利便性を求めて どんどん付け加えたりはしていないわけなのです。
あくまでもプレーンで 後はキャリアやメーカー、若しくはユーザーにお任せなわけです。
そして それを物語っているかのように 多くの機種のホーム画面にマーケットのアイコンがいるわけです。
 
「顧客の声を聞いて良くしました」なんていうのは結構嘘っぱちで もちろん、クレームに対する改善なんてのは当たり前なわけですが そうでない事に関しては実はお客さんはそのプロでもなんでもなくて 改善点なんて指摘できてない場合が多いわけです。
良い例はAPPLEジョブズの独創性と言えば聞こえは良いのですが自分の想像した未来に適した機器を作っただけで 実は顧客のアイデアどころか社内のアイデアにすら耳を傾けない 独裁的な商品なわけです。
それが このヒットなわけですから 顧客満足度なんて言葉も なんだかと思う事も多いわけです。
ただで最高のサービスをしてくれるのがベストな顧客にたいして いかに利益を確保するか考えている企業の対応なんて 妥協点を探しているだけで両者が完全に満足する結末は無いのですから。
勿論、顧客以外に払わせて 顧客に無料で使わせるというビジネスモデルもありますが それこそお金を払う人はたまったもんでは無い訳です。
Androidは比較的 どちらにも立たない立場を持っているように思います。
「お客さんが良いと言っているのならどうぞ」と突き放した立場で使ってもらっているようで その思想がマーケットに現れているようで・・・・
勿論、マーケットには広告が・・・・っていうのも顕著に表れている様な(笑
written by HatenaSync