EX-H20Gを使ってみて

得意ではないので写真は昨日で終わりということで・・・
実際使ってみてなのですが。
 
まず、サイズなのですがはっきり言って大きいです。
あちこちにあるでっぱりも気になるスタイルではあります。
レンズの沈胴部分のでっぱりはこれは10倍の高倍率レンズを収納するためのもの。
そして、上のでっぱりはGPSのアンテナを収めたもので ハイブリッドと言いながらやはり携帯の電話のように常時位置情報をある程度与えられるものではないので 少しでもほかの回路と離して感度を上げるための工夫だと思われる。
このでっぱりに関しては 個人的にはデザインのアクセントとしては 昔のフラッシュを取り付けるマウントがこのあたりに存在しているので しっくりきました。
カメラですので 多くの場合普通に構えるとアンテナ方向が天空を向くのでそういう意味では感度を上げやすいわけですね。
カメラ本体に重量があるので、シャッターボタンの下側 レンズ側に指の引っかかる場所が作ってあるのは持ちやすさの工夫でしょう。
貸出機でしたのでストラップをつけるのは遠慮したのですが、ストラップ側に引っ張りながらこの引っ掛かりに指をかけると重くて大きめの端末ですが 小さな手の人にも持ちやすくなっていると思います。
ただ、フラッシュの位置は手の小さな人はシャッター押す時に指が前にかかりがちなので実際使うときには気を付ける必要があるでしょう。
料理写真でもあったのですが比較的近い被写体に対してフラッシュを発光させてもハレーションが起きにくいので 被写体に合わせて明るさを調整する機能がついているのではと思ったりしています。
ほとんどの操作部を右側に集めてあるので 右手で持って親指でほとんど可能となっています。
書いてて気になったのですが、左利きの人はほとんどのカメラで操作感が悪いんでしょうね・・・・
 
シャッターを半押ししてフォーカスロックをかけるのもボタンの押し具合が明確にわかるスイッチで指をかける程度でフォーカスロックがかかり 押し込むとシャッターが落ちるという言葉通りの表記だと思います。
フォーカスの速度はピント深度が比較的高く作られているのか かなり速くあいます。
マクロモードなどにも自動的に切り替わるので このあたりは初心者にもやさしい設計でしょう。
動画撮影もこれは私のFC150でもそうですが、別に動画撮影ボタンがあり モード切替などではないので思った瞬間に撮影が始められます。
最高画質のHD録画ですとワイドになるので、静止画を取る状況から動画撮影を始めた段階で ファインダーの上下が切り取られるので そのあたりは注意する必要があります。
このあたりぜひカタログにも書いてほしいのですが 動画撮影中にズームが可能かどうか
動画撮影中にオートフォーカスが効いているのか等 できれば事前に調べれるようになってほしいところです。
このカメラはしっかりズームが可能です。
フォーカスに関しては確認できませんでしたが、マクロモードには切り替わらなかったのでどうなんでしょう?と役に立たない書き込みですいません。
ちなみに動画撮影中にシャッターボタンは無効ですので 動画撮影中の静止画撮影は行えません。
性能からいうと、少し前のかむコーダーを持っているのなら 極端な暗所などでない限り十分に代わりになるというか 多くの場所でこちらのほうがきれいに撮影できます。
3万円ぐらいのカメラなのに・・・・と昔の10万円クラスを購入していると比較して落ち込むかもしれません(笑
この際にも前述のホールディングの良さは 効果が高いことと思います。
正直、小型のスリムなデジカメはカバンに入れておいたりするのには良いのですが 撮影の段になるとしっかり固定し辛く いつも手振れ補正の有難さを感じます。
 
GPSに関するスイッチはファインダーとなる背面液晶の左側上に配置されています。
先ほどのでっぱり、右側に集められた操作スイッチ、このGPSのスイッチと撮影するときに手がGPSのアンテナを覆い隠さないように考えられているのかな?なんて思いますがどなんでしょう。
GPSがらみでいうと このカメラ経路案内こそできないもののほぼカーナビと同様の機能を有しています。
地図そのものの精度は低いもののそのカバーエリアは世界の有名都市に至っているようですし(未検証 でも地図上で移動すると名所周りの道路が出ます)多くの名所、遺跡などが登録されています。
じつは自宅で写真を撮っていても、したに近くの区民会館の名前が表示されます。
名所なのか?とは思いますがランドマークとしてかなりの件数が登録されているという証拠ではあります。
私やおそらくこのページを見ている人にとっては デジカメというのはコンピューターとともにあり コンピューターで画像を管理するのが前提の機材となります。
そうでない人も少なからずいらっしゃるわけですが、このカメラはそういった人にとって この出てきたランドマークの名称をそのまま写真に入れ込むこともできます。
昔のコンパクトカメラ全般についていた機能ですが、右下あたりに日付や時間を映す機能がありましたが それと同様の事も出来ますしそれ以上の場所の名前を入れることもできます。
データとしては方位もとっていますので どちら向きに撮影したかまで記録されているんですよ。
特にコンピューターの操作が苦手だという人には ぜひこの機能がお勧めになると思います。
もうすこしちゃんと宣伝すべきだと私は思いますが・・・・
と、もう一つ このカメラはGPSの起動を設定しておくだけで10分に一回位置情報の確認を行います。
その機能を使って移動の記録を撮ることもできます。
いわゆるGPSロガーの機能です。
観光バスなどで移動する旅行であれば この機能を設定しておけば 旅行の行程も記録できます。
旅行カメラと表現した気持ちわかってもらえるでしょうか。
 
このカメラで最も不満な点、それは私にとってはバッテリーです。
最近のデジカメは基本的にバッテリーの充電器がついていてバッテリーを外して充電します。
これは複数個のバッテリーを持って使うときには便利で予備バッテリーをカバンの中に入れて使えば・・・・といういみではメリットの高いものです。
そして、メーカーにとってはバッテリーのサイズを幾種類か決めて機種によって使い分ければ 充電器を共有部品とできてコストダウンを図ることができるというメリットもあります。
この機種もそういう仕組みなのですが オプションでも構わないのでクレイドルを用意してほしいカメラなのです。
GPSのオンオフを煩雑に繰り返すのであればよいのですが、もしものために基本入れっぱなしの運用です。
数日持ち歩いてみても気になる消費量ではないのですがバッテリーは常時減り続けるわけです。
いつもは家に置いてあって出かけるときに持っていったらバッテリー切れだったという状況も考えられるわけです。
だとすればバッテリーがある一定量減ると補充充電される、もしくは外部電源をつないでいるときはその電源で動くなどの工夫がほしいと思うのは私だけでしょうか?
できればこれで予備バッテリーも充電できればいうこと無しだと。
 
あくまでも 高性能デジカメで撮影だけに力を注ぐような人に向いているカメラではないかと思います。
旅行でスナップを記録として撮りたいという人にとってはこんなに便利なカメラはないかと思います。
旅行好きな私の家族などはぜひにとほしがっているわけです。もちろん、私もですが・・・・
ちょっと要検討ですね!




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