EX-H20Gが届いた

昨日も書きましたが みんぽすさんより貸出機として EX-20Gが到着しました。
もう数日朝遊ばせてもらっているわけですが
実は、昨年中ごろにコンデジを私は買い替えました。
同じCASIOのEX-FC150という型番のもの。
今回のEX-H20Gはズームの倍率も違うし、価格も異なる上位機種かというとそういうわけではないのです。
この二台には メーカーでは前者を「ハイスピード」という言葉でくくったものとして分類しています。
技術的にはFC150は CMOSセンサーで、H20GはCCDという差となっています。
この方式の違いもこのカメラの性格の違いとして存在するわけなのですが・・・・
まず、どちらかというとFC150が得意な絵を比較で出すとすると

こちらがH20Gの画像、そして

こちらがFC150の画像です。
好き嫌いの問題はありますがコントラストがきれいに出ているのがわかると思います。
この辺りは標準設定の絵作りの 問題もありますがわたしがFC150が優れていると思う点なのです。
 
では、なぜH20Gが必要なのかですが
高倍率ズーム?、1400万画素の画素子数?、序章で書いたGPS
それだけではなく普通のカメラとしての機能が優れている点こそH20GがCASIOの通常モデルのエクスリムのハイエンドとなっている理由だと思っています。
どうしてもFC150では記録写真的な写真になりがちで、自然光で諧調の高い 一般的にいう「きれい」な写真という意味ではH20Gが面白いという点を見ていただきたいと思うわけです。
一般的で数もこなれていて デジカメに最適化されているCCDの現在の価値だと思っているわけですが・・・
 
旅行カメラと勝手にジャンル決めして、それに合わせた場面での使い方で話を進めてゆくわけですが
カメラを持って車で三時間ほど、大阪から山陰方面に向かう途中の町「出石」が今回の目的地です。
近郊にあるにも関わらず 雪など1シーズンにちらほら見えるのが2回とかの大阪から脱出すると 別世界が開けるわけです。
雪です

出石の城下町の真ん中に旅行者用の駐車場があり そこから街を散策できるようになっています。
駐車場から降りて お城をむけばこんな景色となるわけですが 旅行記というわけではないのでもう一枚写真を

「きれいな写真」といって何を撮っているんだとお叱りを受けそうなのですが この写真をよく見ていただきたい訳です。
雪と言えば子供にクレヨンを握ってもらうと 白で書き始めるでしょう。
そう、「白」なのですが 白だからと言って一色ではないわけです。
砂や泥が混じって色がついたもの。
凹みなどで影ができたところ、異物が混じって点々と変わってしまうところ色々なわけです。
雪はまた白いので光を多く反射してまぶしく、「白」という基準値が変化するデジカメでは基準点を作りにくく変色しやすい被写体でもあるわけです。
特別な設定もせずにだらだらと撮った写真ですがいかがでしょうか?
ちなみに、ここにはデータとして乗っていませんが、すでに最初の写真を撮った段階でGPSは経度緯度を掴んでいました。
そして登録されている近くの場所を文字表示していたわけです。
 
雪の中を歩いたのでそのあたり白の変化を(画像の縮小をHPの機能に任せているのでつぶれていたらごめんなさい)




どれも完全にオートで何も意識せずに撮った写真でこのレベルです。
旅行用のスナップカメラとしては十分な及第点ではないでしょうか?
FC150と比べるのも変な話ですが 起動時間が短いのも大きな利点です。
ただ、レンズが出ないタイプのカメラ程化というとそこまで高速ではありません。
 
もう一つ、同色が混ざった写真などでも見分けにくい絵があります。
たとえばこの写真なのですが 少しアングル違いで見えないところですが

この時計塔 もう少し寄った別の写真で石垣だけの写真です

見えますか?
おそらくこの石垣を改修した時だと思うのですが 改修した人らしき人が名前を刻んでらっしゃいます(笑
こういったのもかなりはっきり読めるように映っています。
他にはいろが流れ込みやすい赤色、それも白とのコントラストで

も結構きれいに出ていると思っています。
自分のディスプレイでですが 記憶とそう遠くない色が出ていると思います。
 
いくつかのシーンを決め打ちで設定を登録されている機能があり カタログ表記ではベストショット機能と書いてあるのですが、これもFC150に比べてぐっと増えています。
その中でも Blogを書いているとよく使うお料理モード
私は普段色が変わるのでフラッシュを使わないので その状態でとると

ベストショットでお料理モードで撮ると

どうですか比べてみて
もちろん撮影後スタッフで料理はいただきました(笑

 
これも補正ズームはすきではないので
最も引いた状態で

光学でもっとも拡大したのがこの画面

ズームの倍率もかなりのものです。って、なんで屋根の上に巣があるんだということはおいといて。
一つ気になるのは うまく設定できなかっただけだと思うのですが 高倍率なのにうまくぼけなかったこと。
うまく絞れなかっただけだとは思いますが 手前にピントを置いてもきれいに奥まで映ってしまいました

 
取りあえずなのですが、一日使ってみた結果です。
全体的に見て、何をやっても破たんが出ず標準の設定でそのまま使えました。
ベストショットも強力に設定を変えているわけではなく 間違えてもそれなりにとれています。
一日たってみてわかるのですが Picasa等のアプリケーションを使ってGPS情報を利用できる 画像を整理すると位置情報が記録されています。
そこから場所を特定することもできます。
一日の動きでさえ 写真を撮った場所など詳細に覚えていないわけですから 途中で気に入った景色があって撮ったスナップなどが どこだったかなどがわかるわけです。
とりあえず写真を並べただけですが CCDカメラはやはり熟成した感じできれいに撮れているなと思うわけです。




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