一度に手が二本しか使えないから

手が二本しかないので、頑張っても同時に使える端末は二台までです。
頑張ってなので実際は 目が両サイド別々に動いたりもしてませんし 私の頭もマルチタスクには出来ているようですが フォアグランドタスクは一つしか認められていないようなので 二台を全く同時に使いこなす事は出来ていません。
じゃあ、一台でいいじゃないかーと言われると
「本当の事を ズバッという人は嫌いです」
と答えるようにしています。
 
実際のところ、確かに一台でいいわけでSmartPhone二台は行きすぎ感はあるのですが こちらは音声回線も兼ねているので仕事とそうでないものとを分ける関係上も二台という事なので許されたい
そして、それ以外の所では 画面が小さくて困るときにTabletでPCは別腹。
実際にPCでないと処理しにくい事も少なくないからなのです。
じゃあ、手が4本は最低限いる訳ですが まあ時間を割って使っているのだからそれも良いでしょう。
 
つい先日、私が先日解約したIIjさんからマルチSIMの契約が登場しました。
結局手が二本なので、同時に最大二台という事なら 二契約有ればあとは同時に使わないという条件でSIMが複数枚あればいいわけです。
このSIMの場合、同時に・・・という訳では無く 使うデータ量での規制となっているのが異なるところです。
1Gまでのデータに関して複数枚のSIMで共用するという考え方は悪くない方というか海外では前例はあるわけです。
ただ、価格的にはちょっと使いにくいなと正直思っています。
もう一つ出来れば月額4000円ぐらいのプランを出してくれれば使ってみたいと思うのは 月に2Gのデータのやり取りを行うとなると
月額基本料金2940円+(525円(100M)x10)で8190円とFOMAで テザリングした時の上限に届いてしまうわけです。
SIM三枚で1Gというのはちょっと私の使い方では弾けてしまいそうなのです。
せめて3Gぐらいの利用で4400円でSIM3枚とかなら いいな〜って 出来れば追加はG辺り525円ぐらいが希望なのですが(笑
だとすれば 他の端末に適用すべきSIMはこれ一つで済むかな・・・なんて思ってしまうわけです。
 
まあ、個人が好きな事を言うのは自由で 勝手なわけですが
このSIMの登場に置いて考え直さなければいけない事は出てきたと思います。
毎月発表される 月度の契約者数の発表の事。
一つは今度こそ 一つの契約で3ユーザー増えると見ていいのかどうかの見極めが必要な事。
これは下図が少ないから話題になっていませんが WILLCOME-Mobileも1契約で三台等の契約が当たり前なわけです。
これをMVNOとはいえDOCOMOがやってカウントをはじめれば こんな数字は意味をなさなくなってしまうわけです。
同様に、フォトフレームでかさ増しするのも同様です。
こういう数字を弄る為だけに登場させる機器は 数字の信ぴょう性を下げ ひいては自分たちの成績を
「タダで配ったから増えた」とか全く何の努力もしてないがごとく 言われてしまって悔しい思いをすることになる訳です。
 
もう一つ、これは以前楽曲の売上 オリコンの順位かなんかの時に書いたと思うのですが、直前にPS VITAの発売に抱き合わせでSIMた着いていたのですが その発売時に着いていたSIMで順位の変動が会った事。
これは、順位そのものの在り方を貶める結果となり 例えは悪いですが 缶コーヒーにSIMカードが付いて来ればそれが10円分の通話しかできないようなものだったとしても 契約者数の増加にはつながる訳で
まあ、一般的なユーザーの理解度では端末とセット売りしないと使われないのは解るのですが それでも販売そのものはぐっと伸びてゆくわけで あっという間に一位なんて簡単に取れるよと証明したようなもの。
それが先月のダウンでその効果しかなかったことが分かったわけです。
 
新たな指標として データトラフィックと通話トラフィックなんてのを公開してくれると良いなと思うのは、今後の電波の割り当てを考えるにあたりそのあたりを指標にするのが正しいと思うからです。
じゃあ、トラフィックを無用に増やすサービスをすれば割り当てが増える・・・・かもしれませんが
電波そのものはやはり入札で価格を決めるというのが正しいように思います。
トラフィックが高いという事は維持費が高いという事とイコールで その範疇でお客にどう提供してゆくかが大事になるかと思います。
極論ですが 全部のキャリアがLTEになって 施設のある程度の供用を意識してあれば 電話の割り当てに合わせて基地局の貸し借りも発生しても良いかと思いますし そういう発想もあるという事なのです。
データトラフィックと通話トラフィックとユーザーの人数と支払比率がどれだけ儲けているかの指標で その中の経費も十分に課題になる訳です。
 
手が二本しかないから1台じゃなくて 複数台選んで契約する形態と それを支える収益モデルを作らなければ価値は無いですし、そのためには今の評価軸はおかしい事を問題視して 新たな指標を作るべきだと私は思うわけですが・・・
そんなにユーザーはお金持ちではないので いつまでも伸び続けてゆくわけではないのですから いつか二台が1台に減っていったときの為の対応策を考えることも含めてですが・・・・
written by HatenaSync