AUの携帯電話ではSkypeが使えます。
AU Skypeは回線交換を使っているので非常にクリアーな音声で使うことができるわけです。
ですが AUの携帯電話同士で無料で電話するには 相手もSkypeアプリケーションを立ち上げて登録している必要があったりするわけですが・・・・
SkypeにはSkype OutというSkypeから外部に電話を開けることができるようになっています。
普段は使うことがなかったわけですが 以前、MOOKに掲載記事を書く際に必要になって Skypeのクレジットを購入してデータ専用の端末からの発信通話ができるなんて記事を書きました。
わずか数通話だけ確認して（回線によって違うという検証も含めて）こういう形でデータ専用契約のSmartPhoneを生かそうとしたわけです。
結果的にキャリアがサポートしていないSkypeは パケットの常時通信状態の確認を行うために メールをPushで受け取る設定と同じで通信し続けるために バッテリーのヘリが早くなってしまうという欠点も持っているわけです。
バッテリーの持つ端末で行っていると・・・・ って時代はSnapdragonになって １Gを超えるクロックのCPUとなりバッテリーのことを考えると・・・という状態になってしまって使わなくなってしまいました。
所が約一年前のことです。関東出張中に突然の災害で 音声通話どころかパケットも断続的にしか通らないという偉いことが起きます。
みなさんご存知のあれですが、その際に 本当に頭の上に電球が点いたかのように思い出したのがSkypeのこと
WiMaxは当時利用者もそう多くなかったからなのか 非常に高速で４M〜１０Mという速度で常時接続されるような状態でした
「これならいける！！」と思い出したSkypeで大阪の自分の会社や自宅に電話を。
あの直後にもかかわらず 普通に何事もなかったかのようにつながりました。
これこそ・・・・・と思ったのを覚えています。
SkypeOutはクレジットチャージをしておくことで パケット通信で音声通話を可能にするソフトなのですが このエリアは海外に強く 海外から会社にかけるのにWifiスポットがあるとここで使ったりするわけです。
流石に３Gではちょっと回線が安定していないと ノイズが入ったりとするわけなのですが・・・・
Auの端末になってからはSkype AUは常時オンの状態です。
まあ、かかってくることもかけることもないものの それはそれで何かの時にもしかしてなんて思っているわけです。
また、最悪Skype OUTでここから電話を掛けることもできるという安心感は 音声網が壊れてもOKという便利なものなのです。
で、同じIDでSkype Auも使えるので使っているわけです。
その災害時にもあわてていていろいろと失敗するわけですが Skypeはどの国にもかけれる電話なので まず国コードから指定する必要があり
たとえば ０９０−１２３４−５６７８の電話番号の人に欠ける場合は ＋８１−９０−１２３４−５６７８と電話する必要があるわけです。
最初の８１は電話の時の国コードで 81番は日本の国コードです。
最初に電話をしたのは自宅 それも奥さんの携帯電話だったので なんっど化の失敗ののち かけるチャンスがほかにもあるはずだからと ＋８１の付いた番号で登録したのです。
そして、そんな登録をしたことなどは はるか忘れていました・・・
先日、奥さんにSMSを送信するとエラーでかえってくるという事象が続きました。
なんどおくってもで、子供にはちゃんと届くのです。
Evo３Dの問題かと思えば そうでもないようです。
いろいろな設定を試してもだめで その日はEZWEBのメールに逃がして連絡を取ることになりました。
ちなみに着信はOKでした。
そのご、何の気なしに電話をいじっているときに気が付いたのですが 奥さん宛のSMSの詳細にSMSの送信先が＋８１から始まることに気が付いたわけです。
所が連絡帳を見ても０９０から始まる番号で なぜ＋８１から始まったかはわからなかったわけです。
そのあともいくつか試してみましたが それでもうまくいかないわけです。
で、先日AUのアプリケーションのアップデートを行った時にでたメッセージで気が付きました。
同じと思われるアドレスがあるのでリンクしますかというようなメッセージ見たことはありませんか？
HTC端末なら時々見ると思うのですが・・・・
Skype、Twitter、Facebook、電話帳など 各アプリケーション毎にアドレス帳を持っています。
アドレス帳が複数個あって それらをバラバラにするとわかりにくいので 各自をリンクさせる機能です。
それによって名前からの送信で TwitterなのかFacebookなのかというのを切り替えられるようになっているのです。
で、電話番号はというとどうも最優先がSkypeに登録されている番号になっていたようです。
電話の時に気が付かなかった？と言われそうですが じゃあためしに日本で ＋８１をつけて電話をしてみてください。
日本にいるというのを判断して アドレス帳の名称を引いてくると思います。
電話機的にはそれは同じ番号として認識されるのです。
所がAUのSMSは特殊な仕組みで 特定のアクセスポイント経由で送るパケット通信なのです。
故に 日本で日本のために作られたこのソフトは＋８１という最初に付けられた電話番号を認識できなかったのです。
と、いうわけで ＋８１なところにはSMSができないとなっていたわけです。
災害の際には子供に電話する（お母さんに電話して無事が確認できればそれでいいので）は電話しなかったのでSkypeの番号は書き換わってなかったという事です。
と、いうわけで 電話帳とSkypeのリンクを切り離して両者の電話帳は別なものだとしたら 普通にSMSが可能になりました。
確かに電話帳のリンク機能は便利なんですが 必ずしもすべてのソフトで使えるものではないと実感した事件でした。
written by HatenaSync
