チェーンの買い置きが話題になっている

世界一の自転車変速機メーカーといえばShimanoなのだが、いくつかのグレードがある。
DuraAceというレースグレーヴ度のものから
Ultegra、105 というサンデーレースクラスといわれるもの
そして、サイクリングを楽しむための Tiagra、Soraという風に。
私は楽しむために乗っているので、サンデーレースクラスの一番下105というものを使っている。
何故よいのを使わないかというと 単純に高いからだ。
そして、今年のモデルチェンジで105というのが 今までのリア10速から11速に変わった。
ギアが一枚増えたからどうだということはないので 交換するつもりはありません。
交換しようと思うと、後ろのギア、変速器だけでなく おそらくハンドルについている ブレーキレバー兼変速レバーの交換も要するだろうということは想像できるからです。
まあ、そういうこともあるだろうと思っているわけで 自分には関係ないと思っていたのですが・・・・
 
10速のギアと11速のギアで何が違うといえば 10枚の横幅+1枚分のギアの横幅を足すという選択は実は難しい。
何故なら、同じフレームを使った自転車でも販売側は いくつかのグレードを用意するのが普通で ぎりぎりクラスの105とTiagraの両方の車種をそろえることもあります。
その時にあまり横幅が違うと フレームを共有できなくなり今までのような販売が成立しなくなります。
故に ギアの横幅を小さくするわけですが その際に 幅が狭くなると周りと干渉しないように チェーンの幅も狭くなります。
なので、チェーンはギアの枚数に合わせて変える必要が出てきます。
で、それはわかるのですが 先日の発表で105シリーズ以上の10速用のチェーンを廃版にするって話。
 
私の自転車もそうですが この後チェーンを交換する際に同じ105グレードのものが選択できずにTiagraという下のクラスのチェーンを選択することとなる。
そうすると 本来持っている変速性能を大きく損なうことがわかっている。
今まではそれだけではなく、たとえばレースの際に 少し上のグレード DuraAceのチェーンで変速機は105という選択でここ一発の勝負をかけていた人たちは それもできなくなるわけです。
と、いうわけで そういう層の方たちのストックの用意(買占め)が始まってきたわけです。
お店も、在庫の調達に大忙しとも聞きます。
 
いつまでも部品提供が義務だとは言いませんが 2014年モデルで発売したのは良いとして 2013年まではそれで売ってたわけですから消耗品が無くなるってのはどうかと思うわけですが・・・・