RFIDって・・・

まさか、まじめなサイトにリンクされると思ってなかったので、適当なこと書いてます。
ので、少しだけ補足します。
RFIDは先日、出したとおり無線で接続されるICで数バイトから 数メガぐらいのデーターを持ち今後、物の識別や認証に使われてゆくだろう 期待の技術です。
中でも、パッシブ型と呼ばれるものにマスコミの注目が集まっており今後・・・・と書かれているものはこのタイプが多く見られています。
パッシブ型というのは、アンテナより電磁誘導で発生した電気を使い データーを送り返す仕組みを持ったチップが多く 構造が簡単なだけに小さくすることが可能になり そのコストも抑えられることから今のバーコードの変わりに使われるのではという点が注目を集めています。
中でもコリジョン(複数個のICがあったときに それを区別して読み取る機能)を仕分ける技術に各社取り組んでおり 例えば、全てにこのICタグがついていれば スーパーでカウンターに置いた瞬間に 全ての商品に付いたICを読み取り 一つずつ今のようにチェックしなくても金額と明細が出るようになります。
とすれば、箱を開けずに中身を調べられたりする事もできます。
物流、流通にとっては画期的な技術となるべきものです。
その上、1枚のシリコンチップ上では数千から数万個取れるために コストは現在の段階で10円台(10円から19円まで)とお安くなっています。
原価率から考えると、数千円程度の商品から付けられる計算になります。
ただ、安価に採用するためには チップのサイズを小さくする必要があります。
日立のチップで、128bit(ファミコンの時に流行ったけど 所謂16byteの事 128bitって書くと大きく見える)ですので 2の128乗の表現が可能です。
これぐらいあれば、かなりの数を裁くことができます。
ただ、今 物流のブレークスルー的な画期的な・・・・というには少し少ないような・・・
例えば、前の2byteは国、次の3byteは企業コードという風に 全ての物を分類するには役不足
一企業内の、商品全てに付けて・・・・という役割に落ち着くデーター量です。
このまま128byteぐらいで、国際的な規格が統一されれば 企業は全ての商品にIDを付け管理することが・・・・って、それも困るんです。
例えば、DVDが一台。
すごい機能を持って どこにもまねにできない商品!! となったときに、外から中が推測できたりするんですよね。
いまでも、CPUはpentium4だからMMX2が付いていて・・・とかあるのと同様中があんまり大っぴらになるのも困ります。
あとは、全てのレジなんかに こんな機能が付いて お金の出入りを国が管理したりすると 動くはずのないお金を国が管理したり(これは良いこと 悪いこと? 裏金や脱税は無くなりそう)もできますし(きっと個人情報の観点から、事件が起こったときに警察が開示する権利を持つとかしそう)
極端な話、ゴマ粒ほどのチップですので 人間に埋め込んだり 色々と用途が自由に・・・・
「科学は、それを使う人の倫理に従う」という言葉にあるように、便利さを逆手に取った管理は受け入れに十分な注意を払いましょう。
あまりにも当たり前になっているので、気が付きませんが携帯電話やインターネットIPフォン(yahoo BBフォンとか)は途中経路が 無線だったりインターネットだったりと外部から閲覧できるインフラを利用しています。
勿論、暗号化の技術は進んでゆくのですが、解読の技術も進みます。
それどころか、昔はありましたよね プライバシーを守るための電話ボックスが 今は無いですよね 横に立っているだけで人の話が聴けるんです。
何事も自由になることはよいのですが、自由と引き換えに失うものを天秤にかける事をお忘れなく。