高性能機ばかりに注目が集まるのもどうかと思いますけど

DOCOMOの収益が上がった要素として、700シリーズの登場が大きな引き金になったとの事だったのですが、なんとなく少し引っかかります。
べつに、個性的な端末が多く出てくるのは良いとは思うのですが 残念ながら700シリーズに関しては 900シリーズの廉価版の印象が強く その機能的にもめぼしい部分があまり感じられません。
もちろん、他のベンダーも 実際の販売台数の多い低価格帯の携帯電話を持っていないベンダーはありません。
しかし、例えばAUが「A5507SA」の売上が好調だから売上が上がったと言うような宣伝はしないですよね。
やはり、WINの最新機種の効果をアピールしたいところでしょう。
生産コストを絞りながらも出来るだけ高性能機と見劣りしないようなFOMAの発売は一般ユーザーにとってありがたい事なのですが、それは、不要な機能を多く付けて高い買い物をさせていたと言うような事を遠まわしに言われているようで納得できない気がします。
じゃあ、今まで高いFOMAを買った人は何だったんだ?って
安い機器を提供することによってメーカーの負担金を減らしたと言うことは、ある意味サービスが下がったと言えなくも無いわけです。
もちろん、今回は通話料金の値下げも含んでいますので それによって多くのお客さんにフィードバックしたと言えば納得するわけなのですが なんかこのままだと機能の高い電話を否定されているようで将来が心配な気がします。
大きな企業は世間に対する影響も大きいので、普及帯の商品ばかりが市場に溢れる結果になったら ぐっと楽しみが減りますよね。