テレビで報道していますが

CCDカメラを使った 現金自動払い機の盗撮被害。
実害は発生していないらしいのですが
有識者」といわれる方や「専門家」と言われる方のご意見で
「防ぎようの無い犯罪です」
といった意見には、片腹痛く せめて少しでも勉強してからきたらどうですかといわざる得ないでしょう。
少なくとも、テレビの番組上で見せているカメラは 汎用の物です。
こういったカメラは、一般的には2.7G帯の無線を利用した物です。
逆に言うと、この帯域を使っていないカメラは特殊な物といえます。
変調方式や伝送方式には何種類かの違いはあるでしょうが、この帯域が電波として使えない環境を作り出せばよい訳ですから。
設置する側は、アンテナを付けることも可能ですし アンテナになる仕切りを設置することも可能です。
また、そういったカメラは夜間での視認を 赤外線で行えるように赤外線側のフィルターの入ってないものが少なくありません。赤外線をよく反射するフィルムと赤外線のランプでの(最近ではLEDで十分)画面の照射を行えばそちら側の明かりでハレーションを起こさせることも可能でしょう。
人の目に映らない程度の速度で、カメラの走査に同期するような速度で画面表示を行い画面を写らなくしないまでも 乱れやすくすることも出来ますし 簡単には携帯電話の覗き見防止フィルターの視野角の狭い物を採用することも有効な手段でしょう。
有識者」達は、番組を面白くする為に口をつぐんでいるのか?
であれば、視聴者の不安感を煽ることで視聴率を上げようと言う 犯罪者に加担するがごとき行為に思えるときもあります。今回のことも、犯人がただの愉快犯であればそういうことです。
または、本当に知らずにであれば わざわざ恥をさらしに出てきているのか?
もちろん、これらをかいくぐる方法もあります。しかし、いたずらに不安を煽るだけの番組作りには情報操作の意図を感じなくも無いですね。