USBその後・・・・

マルチメディアプレーヤーと言いながら多くはMP3プレーヤー。
APPLEはそのインターフェースと成るプログラムで工夫を凝らし、その魅力的なデザインと価格で依然市場を席巻しています。
トップと二位の差がはるかにある独走態勢です。誰が止めるかに注目が集まるところですが・・・・
 
この手のプレーヤーでの問題は、何より曲転送のめんどくささ。
私などはそれが理由でうまく使いこなせず、一度入れた曲が、そのプレーヤーの寿命が尽きるまで(次のものに手を出すまで)そのままの状態になることもしばしば・・
そういえば、X50Vの動画も去年の7月ごろから入れ替えてないです。
一つは、APPLEが成功させたアプリケーションの容易さが、私の際物と呼ばれるMP3プレーヤーコレクションの付属ソフトが上回れないこと。
そしてこの点が問題で、転送速度が遅いこと。
 
SDカードの書き込みなどで慣れているので、フラッシュメモリーはこれぐらいと思い込んでいますので納得づくでいますが、現在の楽曲でも・・・・なのにこれが動画となると家を出る前の朝の慌しい時間に入れ替えようと思うレベルでないことは確か。
家に帰って、今日は疲れたと思う日の翌日にはそのままと言うことが殆どでしょう。
APPLEはPCに電源さえ入っていれば適当に入れ替えてくれたりと、面白い機能を提供してくれたおかげで 賛否両論あるものの楽しく使えています。
まあ、フラッシュメモリーの制限上しょうがないか・・・・っと思っていたらおかしいことに気が付いた。
そう、フラッシュメモリーの速度は年々上がっているのにMP3プレーヤーの転送速度は変わらない?! それどころか20GのHDDなんかの付いているモデルなら外付けHDDと同じだけの速度が出るはずなのだから・・・・
 
じゃあ、ここで問題です。どこにボトルネックがあるのでしょう?
多くの場合は消費電力にボトルネックが存在します。
現在でこそ、DVDのUSB外付けドライブに、HDDの外付けドライブにバスパワーが存在しますが、少し前までは存在しませんでした。
これは、5V500mAで駆動するドライブが無かったので当たり前と言えば当たり前です。
その上、フラッシュメモリー側やHDD側で著作権暗号化技術が導入されていないので、転送時にプレーヤーの内部のリソースも消費されてしまいます。
これでは速くなるはずが有りません。
 
すこし、あちこちで話題になっていますが、SD−JukeBOXというソフト。
詳しい仕組みはわからないのですが、著作権保護機能付きのSDに向けてダイレクトに著作情報を載せたまま転送できます。
これならばその部分の暗号化は、送る側のPCで行われているのでしょうから速度を上げることは可能になるはずです(他のソフトもそうしているのかもしれません 詳しく判らないので)
HDDに特に1.8インチなどでは電源を強化することで転送速度を上げることも可能になるはずです。
 
USBのケーブルには4本の足と外周のアースがあり、電源ラインで2本と残りを通信用のケーブルとして使っています。
当然電源を利用中と、利用していないときでは発生するノイズも違うから高速化を望むのであれば実はラインの電源は使わないほうが良いということになるでしょう。
USBの利点は手軽さですが、マルチメディア特に動画プレーヤーなどとなると一概にそれが良いと言い切れなくなってくるのかもしれません。
 
外付けだったり、内臓だったりでHDDの接続規格でS−ATAが一般的になってきました。なにか、そういった接続で朝の忙しい時間にもすぐに出かけられますみたいなものが有るとよいのですが・・・・
あっ、その前にPCの立ち上げ時間と終了時間に別の工夫がいるか・・・・