SDメモリーカードの高速化

まるで、価格の低下を見据えていたように高速のSDメモリーが発売されました。CFやMSも発売されたようで・・
未だ、雌雄は決したわけではないですが、どうもメモリーに関してはSDが主流になりそうですし デバイス系に関しては不本意ながらという補足も付きそうですが現在のところCFがメインのようです。
今回の転送速度の高速化に関しては、内部的には倍の増速が図られているようですが残念ながらSDカードの規格上限に達しているようでそのままの高速化は出来ないようで、専用のインターフェースを必要とするようです。
ぜんぜん、見えてきていないのですがどうも、10Mのバスを2対用意して20Mとかいう方法のように見えますがどうなんでしょう?
故に、下位互換性はありますが 専用のインターフェースカードが必要なのであればなかなか普及を待つ必要がありそうで。そのうち(多分近いうちだと思いますが)内蔵されてくるのでしょうね・・・。
メモリーカードはつぶしが利くので、安いうちに買っとこうと店に走って やっぱり新しい規格には対応しないのにと、購買意欲を削ぐ為にやったのか 真意は見えませんがどちらにせよそういう事のようです。
シリアルにして転送速度を上げて行く規格があるかと思えば、それを束ねてもっと高速化を図るなんて これをパラレルと言うのかどうか微妙な気がするのですが。
今のメモリーカードは、メモリースティックコンパクトフラッシュSDメモリーカード、xDピクチャーカード、そしてその小型規格として メモリースティックDuoとMiniSDって所ですか? でも、実際どれも帯に短し襷に長しで納得のいかないところ。
CFの耐久性は欲しいし、SDの手軽さも欲しい。メモリースティックは比較的その中間になるものとして満足度は高いのですが、対応機器がSony以外殆ど無かったり、洒落にならないぐらい高かったりと そこが満足いきません。
あと、SDカードはロック形式が ブッシュイジェクトになっていって、ばねの力で「ぴょ〜ん」と飛んでいってしまう。そのまま、水の中にダイブさせて人もいたぐらいですから。
勿論、外付けのデバイスのためにワイヤーを繋ぐコネクターをつける場所も欲しいところですが、実際にはモバイルの用途が多いのでワイヤレスが進んでいるのでもういいかな〜って思ったりもして。
で、製造方法や工程を全く無視していいならという前提で考えれば、CLIEの二段式スタイラスぐらいのメモリーカードが出たらいいなと。
スタイラスとは言わないですが、筒状のメモリーカードで太さは(これが出来るならきっと作っているよね)スタイラスぐらい。
押し込みは、奥にばねが入っていて押し込んだところで90度ぐらいまわすとロックされるとか。
電極は、回転するときに接触させれば いつぞやの切手サイズのように静電気で破壊されることもないし。
うまくいけば、H“のカードもそういうのになってくれると、少し長くなってて差し込んでまわしてロックすると はみ出た部分がアンテナになったりするとすごくカッコいいかも。
とかとか、つまんない妄想をめぐらせるのも、メモリーカードソケットの大きさが(メモリーカードではなく挿すソケットのほうです)が結構馬鹿に成らない大きさで 結構その配置に苦労しているようで、隣の国の携帯電話はそのソケットをつける位ならCFのHDDを付ける方を選んだぐらいですから、結構場所食うんですよね。特に、ソケットにゴミが入らないようにふたが付いてないって事が文句の種に成っちゃいますし。
たて向きに、長いソケットをつけるのが場所効率がいいのかどうか判りませんが アースも取りやすいですし、筐体の端っこに穴さえあれば基盤側に電極を付ければ出来るのですから良い様な気もするんですが・・・
さて、新しいSDの速度が何に恩恵を与えるのか知りませんが、やはり新しいものはワクワクしますよね。