台北の電気街は・・・  

大きく分けて私の知っている範囲では3つあります。
一般的にアジアの電気街は、ビル若しくは建物の地下や駐車場と思われるようなところに 小さな展示会場で展示するのに使われるほど小さな単位、実際には2〜3m×奥行き2mぐらいの小さなサイズの店舗が集合しているところが多いように思われます。
場所が広かったりすると、仕切りすら曖昧になり、ガラスのショーケース一つ以外はポケット(お金とかSIMカードとか)で商売している人もいます。
台北では「光華商場」と呼ばれる場所がそれに近く、最も有名な場所でした。
出かけるのは簡単、タクシーに「光華商場」と書いた紙を見せるだけでほぼ全てのタクシーが連れて行ってくれます。
ここは、ガード下の中央分離帯のようなところの建物に通路のサイズを人の横幅ぐらいまで抑えられても商品を並べて販売している小さな店が犇く 小型店舗の集合体です。
故に、怪しげな雰囲気をかもし出しており そういった負に機が楽しみたい人にはよい場所でした。
言葉が過去形なのは、既に無いからです。
前回行った時には取り壊し直前で、今回行くと太い道路になっていました。
もちろん、店舗がなくなったわけではなく、プレハブで出来たかなり広めの店舗に移動しています。
新しい、プレハブは通路も大きく取られており、天井も高くなって今までのような怪しげな雰囲気はなくなってしまいました。しかし、商品が変わったわけではありません。
DVD-Rメディアの、1枚売り(裸ですよ)をしている店はパンケーキと呼ばれる50枚入りや100枚入りのメディアケースに並べたメディアを、お客が恐らくデザインやブランドで選んで買ってゆく。まるで八百屋(って、それすらもう無いか・・・)で野菜を買うようにメディアを買ってゆく姿も見れます。1〜5枚ぐらいだと紙袋に。それ以上だとコンビニで買い物したときにくれる袋のような物に入れてくれます。
「傷が付く?」そういったことを気にするのは野暮って物です。(ときっと現地の人は思っていると思う)
ただ、ここにはPDA自身が殆ど販売されていません。
PDAを購入するためには、秋葉原で言うところの歩行者天国の通り、勿論台北では車がびゅんびゅん通る道なのですが、とおりを挟んで両側に並ぶ店舗の地下か二階にある小さな見せの中で販売されていることが多くなっています。
最近は危ない見せも少ないようなので、看板があって上向きの階段や下向きの階段があれば言ってみましょう。
ちなみに「手機」と書いてあると携帯電話のことのようです。こういったもののとPDAは併売されている場合が多いようです(光華商場では)。
PCに関しては、やはり日本の電気街の価格は異常なまでの低利益で商売をしているので台湾で始めていった店で安いお得な商品を買うことは難しいとは思います。
ですが、台湾にしかない商品もあります。
昨日のカタログ集の中には言っていた「Flybook」や、そのFlybookのそっくりさん「Fujitsu Pシリーズ」のタブレットになったPC等は台湾で買う価値があります。
ちなみに、Pシリーズに関しては日本でも購入できますが 台湾のものはBluetoothが付いたモデルがあるのでそれが内蔵されているのが欲しい人にはたまらない選択となるでしょう。(自己責任で)
 
光華商場はディープすぎて入りにくいと言う人にはMRTでも台湾国鉄でも良いのですが 台北駅前の電気街は洗練されていて買い物がし安くなっています。
二つの建物「NOVA」と「K−Mall」(これは、台北のタクシーには通じにくいので ホテルの人にでも台北駅を中国語で紙に書いてもらって渡すと間違いありません)が台北駅前の電気街の中心です。
中でもNOVAは昔ながらの、K−Mallは香港なんかの電脳ビルのような建物です。
NOVAは「英会話のNOVA]そのもののビルです。1〜3F(地下もあり 入り口が二つあって繋がっていないので注意)が売り場になっています。
通路の狭いところや、売り場とは思えないところもありますが気にせず進みましょう。
時折(最近は見ないのですが)食べ物が地面に落ちてたりするので 転ばないようにはしましょう。
3Fまで上がると、ノートPCやMP3プレーヤーが並んでいるので、1階若しくは2FがPDA電話系の商品を捜すことに成るでしょう。
PopodやGigabyte、Mioなどはどの店でも置いているのでゆっくり探してみましょう。
光華商場でもそうですが、原則的には値切れないそうです。
しかし、私はPDAを値切らずに買っているのを見たことは無いので 一応チャレンジしてみましょう。
言葉は・・・・恐らくいりません。スペックを聞いたりするのであれば必要ですが、転倒には電卓があり「はうまっち」と聞けば大体電卓に数字を叩いてくれます。
そのときに何かごそごそ聞かれる事がありますが、恐れてはいけません。多くの場合 支払い方法を聞いています。「きゃっしゅ」と言えば現金のこと。カードで支払った場合には5%程度のカード手数料が取られるのは秋葉原の安売りショップとおなじ。
あまり、アニメの絵などが描いてあるポップなキャッシュカードは疑われて使えないことがあるのでできるだけソリッドなカードを用意しましょう。
香港と違い、両替所があちこちに無いのが台湾です。銀行が開いていれば両替を行えるのですがわたしはいつも空いていない時間に移動するのでいったことがないのでわかりません。
ただ、クレジットカードのキャッシングマシーンがあるのでそこでお金をキャッシングしてすぐ返す方法を使ったほうが、安い場合が多いようです。
Plusマークの付いたキャッシングマシーンの場合、日本のカードが使える場合が多いようです。JCBはダメですがVISAやMasterはOKのようです。
ちなみに、アメックスは非常に高いカード手数料を取られる場合があります。あまり台湾で使うのはお勧めできません。
はなしが全然逸れましたが、とにかく現金が物を言います。なければ値切りも何も出来ないことだけは確かです。
もう一件のK−MallでPDAがあるのは1Fと地下1階。
特に地下一階では、PDAやアクセサリーがちゃんとガラスケースに展示されており値段こそ無いものの非常に見やすくなっています。
指差すだけで見せてはくれますので、とにかくがんばって説明してくれますが判らないので頷きながら見ているわけです。
何件か、特価品が壁に紙に書いて貼ってあります。
K−Mallだけですが、入り口で小さな新聞のような物が立ててあります。
これは、特価チラシなので参考になるかもしれませんので必ずもらっておきましょう。
(今回もらわなかった・・・忘れてた)
ちなみにNOVAでも時折配っていますが、ヨドバシなどで配っている本になった案内のような物で、特価品が掲載されているような物ではないので参考程度に・・・
もし、光華商場で値段を確認してきているのであれば、ここでぶつけてみてここで買えるのgあ安心でしょう。
時折値切ると、付属品でごまかそうとしますがここで注意してください。
意外と関係ない付属品を抱き合わせでくれたりすることもあります。
それはそれなのですが、何となく帰ってから負けた気分になりますので・・・・
地下には怪しいビデオやさんもあります。
 
もう一つ、台北からMRTで一駅で着くファッション街にある携帯電話ビル。
「西門」と呼ばれる駅の近くなのですがこれもタクシーで簡単に行って貰えるところです。
駅を出ると(出口がわからなければ人の多いほうに向かってください)おしゃれなビルの並ぶところです。
若者街で、パルコのようなビルが並んでいます。
そのビルの間を進むメインストリートは、どちらかと言うとファッションに関するものが多く 未だに本の商品の人気が高く 日本のサンリオのキャラクター商品などを売る店が並びます。
その通りを左に曲がり信号のあるとおりに出て右に曲がってもらいます。
メインストリートと平行に走る通りですです。
少し歩くと通りの左側に「ソニーエリクソン」のショールームの入っているビル自身が携帯電話の販売を主として入るビルとなります。
入り口を見つけにくいのですが、外周にも携帯電話ショップがあるので楽しみながら探しましょう。
1F以外はあまり、そういった関係のビルではないのですが1Fの店舗の殆どが携帯電話の販売をしています。
新品だけでなく中古も。
「二手」とかいてあるものが中古らしいのです。
中古は逐一値段を確認しなければいけないので大変ですし、商品には付属品が無かったりと大変な部分もあるのでリスクを考えて選びましょう。
新品も多く販売されています。また、PDAも電話機能が着いた物は一通り並んでいますので楽しめるでしょう。
 
台北駅前や西門の販売店は週末には11時ごろまで開いています。
ツアーで行って時間的に諦めているひともダメもとでチャレンジするとまだまだ十分見る時間が有るかもしれません。
ストラップやケースなどは、土林を初めとする夜市でも手に入ります。夜市は2時ごろまで開いてたりもしますので 起きていられれば出かける価値はあります。
二泊三日の短い旅でも、夜を徹して遊べばそれなりに楽しめるところです。