CoolBiz??

coolという言葉には「かっこ良い」という意味もあるのですがそういうわけでもなさそうなのは環境庁
「チームマイナス6%」を合言葉に小池環境大臣が頑張っているのですが結果は・・・
私は何の節電もしていないので大きなことは言えませんが、気の毒なのはそこにいる人たち。
省庁内の冷房が28度に設定されており場所によっては30度を超える温度となり熱中症の危険性すらあると・・・
でも、もう少し踏み込んで考えてください。30度を越える場所で仕事をしている人なんてざらにいます。
倉庫の中などは、一番上の階では60度を越えるような倉庫も少なくなく、20分程度を限度としてそこのものを運び出す仕事をしているような人も沢山います。
涼やかなオフィスにいときながら言うのもなんですが、それで熱中症になったら逆に笑われるかもしれません。
ただ、不思議なのはエアコンの設定温度が28度ということは28度に自動調整するということで、決して切ることとは同意語ではありません。
もちろん、設計が悪くて部屋の場所によって温度が違うというならそういうことでしょう。
ニュースによるとパソコンやコピー機から出る熱で温度が上がってしまうということなのですが 元々クーラーの冷却容量が足りないとかなにかあるんじゃないかと疑ってしまいます。
 
しかし、なによる気になるのはもっと別のことで コンピューターの発熱で熱くなるという事。
コンピューターは暖房器具ではありません。
当たり前のように聞こえますがその通りなのです。
つまり、与えられるエネルギーの量が同じであれば、発生される熱量は暖房器具に比べてきわめて悪いということなのです。
それでも発生する熱量がエアコンが冷やす能力を上回るというのですから恐ろしい。
元来、計算するのが目的で 熱はその副産物として発生する物 副産物が部屋の温度をかえると言うことはよほど沢山のPCが駆動して多くの仕事をこなしているのでしょう。
そのPC達の発生させる熱を減らすべく、クロックを5%落として発熱量を減らすとかってそれこそ「マイナス6%」とするのに簡単なことなのではないのでしょうか?
アイドリングでもPentiumDでは100Wを超える電力消費量があります。
なんだか向いている方向におかしいところが有るような気がしてしょうがないのですが?