N71 Vodafone 804NK購入

今は無きボーダフォンのグローバルコールプランというプランでボーダフォンの回線を2本持っています。
今となっては機種変更専用回線となっているような気がしますが・・・・
ちゃんと海外用の回線として使っています。
一本は自宅との連絡用、一本は会社の連絡用
ほかにパケット担当のボーダフォンコネクトは何の申し込みもしなくても海外で使えるようで、これはあくまでも接続先を変えることと、GSM対応の機器にSIMカードを入れ替えることとなります。
その3回線を使い分けているわけなのですが
実は、今回のN71への期待は他の人とは違いかなりの期待をしていました。
いわゆる普通の人の「京ぽん2」の発売ぐらいの勢いです。
用途としては、PC+PDAのPDAの部分をどこまでカバーできるかという部分。
キーボードも付いていないし、タッチパネルでもない。PDAとして使うのは苦しいのでは?という声もありますが PDAが二台だと思えばその一台がカバーできれば十分なのです。
AUで電話と定額プランで出かけのWEB、ボーダフォンコネクトの通信回線と贅沢な使い方をしていますがこれにも訳があります。
現行の電話は接続先が固定されており、たとえばデータ専用カードを使っていた場合にも音声回線の契約になる回線を利用して接続に行きます。
故に、安価なプランを契約しているにもかかわらず 高価な接続を強要されます。
WEBも付属のブラウザーのみで、音声回線側の契約が無ければというよりも音声契約なしにはボダフォンのプロキシを越える契約が出来ないわけです。
ただ、一つの例外は海外で販売されている携帯は 場所によって接続先を何度も切り替える接続が必要になるために切り替えることを前提に作られています。それさえ規制されていなければデータ専用の契約で使えるわけです。
二つ持っているPDAの一つがモデムと一つになれば荷物が一つ減るわけですから。
 
以前にもその機会がありました。忘れもしない702NKの発売。
すぐにボーダフォンショップに走りました。
そして使えることを確認したのですが、関西のユーザーに限定して いや西日本のユーザーに特定して問題が起きたのです。
702NKを通じての接続で、WM系のPDAからの接続が接続された瞬間に切られてしまうという問題が・・・
これは私だけでなく 多くの人たちが同じ状況にはまっています。
東日本で設定して動作を確認して尚、繋がらないのですから途方にくれます。
NOKIAにもメールを出しましたが返事すらいただけません。
まあ、回線の問題に関しては不可侵なのかもしれませんし、カード専用の契約のSIMを電話機に入れて使うこと自身を認めているわけではないので 回線業者は返事もしないことでしょう。
押し付けあって私のところには何も帰ってこないということだったのでしょう。
その後、ハードはほぼ同じで形の違う702NK2でも状況は変わりませんでした。
で、私の中では救世主のように登場するのが804NK NOKIA N71です。
 
発売が決まった頃に、NOKIAの日本語化ソフトが発売になりました。$20ぐらいのソフト。
台湾でも香港でも、安いNOKIAを探すもののUS$200ぐらいの中古を購入して ソフトを入れても仮の日本語化で日本語入力でトラブルが起きる可能性もある。踏み切れずに発売待ちです。
6月末といわれていた発売日が、7月中に決まりもう少しと思っていたら、7月中は 7月のうちに発売するでしょうに言い訳されて8月に突入。
ボーダフォンのHPでは8月になっても7月中の文字が・・・
このまま中止になったかと思わせるぐらい。
突然、7月11日に発売日が確定!!
かなり早くに私の日記で書けたのが、注目度を物語っているでしょう。
明日の発売が予告されるという状況。
海外用の携帯だったことが不幸で家に帰るまで電話番号が判らずに、オンラインショップへの申し込みは出来ませんでした。
 
そして今日、一番上の書き込みの通り もって行く携帯電話が壊れているといろいろと手間がかかる。
古いのは壊れたままでもいいからスムーズに作業を進めたい。
今日は電話を変えて、病院に行って、そのまま嫁さんの実家に行くスケジュール 遊んでいる時間が無い。
SIMカードの掃除と携帯の掃除をして認識されるところまで 数時間、ぎりぎり病院の時間に。
なにか、黒い粉のようなものがこびりついていました。
病院を出て駆け込む外れのボーダフォンショップ。
804NKはまだモックすらありません。「やってもうた〜」状態ながら念のために聞いてみるとありました在庫が。
1.5年をちょうど越えたところなので2万円弱で購入。やはり日本の携帯電話はお安く出来ています。
実物を見るでもなく(海外では何度か見てますし)そのまま契約。
さすがにSIM方式なので作業は早く20分で終了。
それを持って、そのままバスで帰ります。
バスの中でいじるものの、すっかり頭から設定方法が見つからず。まずメニューボタンを探すのに約半分の道のりを費やしたぐらいですから。
最も簡単と思われたPDAからの接続すらもうまく行かない。
外の暑さも手伝って、頭からは湯気の上がるような状態でした。
あ〜、N71の事を全然書いてない。
 
とにかくプラスチッキーなボディはNOKIAの中では安っぽく見えるもの。
金属ボディーのモデルに比べると一山いくらの世界。
それでも、しっとりした感じは日本の携帯の中ではトラディショナルなモデルでしょう。
デザインはさすがに洗練されたものと思います。少しデコレーションが過ぎるけらいもありますが、まあこんなものでしょう。
ただ、折りたたみモデルの珍しいNOKIA。背面の液晶の出来が驚きです。
一年ほど前のTUKAの携帯を見たときの驚き。
STN液晶らしい再現性の悪そうな画面はドットが数えられるほどの粗いもの。
サイズが大きいだけに驚きます。
しかしメインの液晶はQVGAで少し暗めながらしっとりした色合い。
大きく日本の携帯電話の多くと違うのは、液晶側のボディの厚みが厚いこと。
二つに折ったときに、ちょうど真ん中に線が入っているような感じ。
故に、液晶側が重くてバランスが違う。
その上テンキー部が、下ぎりぎりまで伸びているのは片手で支えたときに押しにくく感じるのは持ち方が悪いのかもしれませんが 難しい持ち方を要求されます。
二段階に倒れる液晶画面もプラスチックのこすれる音が少しするのは日本のユーザーはどう考えるのでしょう?
カメラは、これが思ったよりいいのです。
デジタルカメラとしてどうかというのではなく、わりとスナップとして 今の状況を記録するのに良い感じ。
シャッターを押してから実際の撮影までの時間が短く、少しぐらい暗くても速い速度でシャッターを切り 増感した感じですがあるいみもっとも携帯用カメラとしては良い設定かもしれません。
上下左右を決めるキーに関しては正直感心しません。
押した感の少ないキーに加えストロークが短い。
そして右下に、キャンセルキーが接近して配置されているので 右下を選択した瞬間に下手をすると一緒に押してしまいます。
後は、キーボードの照明が暗いこと。
シャンパンゴールドのプレートに白く透過するキーは明るいところでは非常に見難くなっています。
勿論、暗いところではよいのですが、明るいところではどうかということに関しては実物を見てから選んでもらうほうがよいでしょう。
 
事情的にそのまま出かけたので、アプリは何も入れていません。
メーラー、ブラウザは標準のものでとりあえず十分なので これを使えそうです。
動画も残念ながら、Mpeg4が標準のプレーヤーで再生できたために どうしましょう?という状態です。
予定表は、とりあえずOutlookと同期していますのでここ数ヶ月のデーターは登録されています。
さあ、何を入れないと駄目でしょうね?
是非、他の人のレビューを待ちましょう。
とにかく、現在もBluetoothでPCと繋いで書いています。
Speedtestで試してみると、320kとかなり優秀な接続速度を示しています。
本体の発熱は世代でしょうか、今まで持っている携帯電話の中では低いほうに感じられます。
とにかく、総てがこれからですが 楽しい携帯電話のようです。