CPU

家の家には3台のディスクトップPCがいます。
一台は ビデオとして動作している Pentium4 2.4GのPC。
この子は人に頂いた子なのですが、何故か調子が悪く ケースを変え、メモリーを変え、マザーボードを変え、HDDを変えてようやく安定して・・・・
結果的に何も残らなかったことにがっくしした子です。
勿論CPUは残っていますのでPCは残っていると言えなくはないのですが・・・
もう一台は、外部用のサーバー。
現在メンテナンスをしていないので、よく止まっていますが(というより気が付いたら DDNSが切れていてアクセスできなくなっている・・・)TVを海外に行ったときなどに見るのに使っている子です。
この子は、sonimapさんの家から遊びに来てくれて そのまま返さずに使っていると言う生まれの子です。
Pentium4 3Ghzと我が家で最も力持ちな子です。
最後の一台が、基本的にメールを転送する家では最も働き者な子で WEBもメールも、メッセもチャットも総てこの子でこなします。
勿論PDAの母艦にもなる子です。
Celeron 2.4GHzで使っているのですが 最近ウイルスが悪どくなり 危ないサイトも見たりするので 動作が非常に重くて困ってきています。
時折、裏番組の録画もするし デュアルディスプレイなのもマイナスポイントなのでしょう。
 
で、最後のメイン機のCPUが最近ずっと80%ぐらい。
ごおgぇDesktopが総てのファイルのインデックスを作り、それにウイルス発見ソフトが一緒に働くのでほぼパワーを使いっぱなし。
CoreDuoが安くなれば乗り換えたいところのまだ出たばかりなので なにかの手をと・・・・ CPUを購入するに至ったわけです。
最低限、HDDのアクセスなどの待ちは HT(ハイパースレッティング)が付いてれば楽になるというのは経験上知っているので その機能の付いたものに入れ替えるわけです。
1万円以下で見つかったのが2.6GHzのPentium4
SSE3の効果も含めて、動画の変換やMP3も楽になることを考えての購入です。
で、昨日なのですが・・・
 
書いてある通りに、挿してもだめでした。
具体的に言うと、CPUを入れると1.3Ghz Pentium4と表示されます。
HTは利きますし、SSEの効果もあるのですが いかんせんCPUが遅い。
画面が目に見えるように変化します。
 
恐らくわかる方はわかると思いますが FSB800のCPUを購入してきたわけです。
FSB400(533)のPCに800のCPUを挿すと400モードで動きます。
つまり速度は半分で動くので(データのやり取りの速度が半分だから)、2.6GHzのCPUは1.3GHzで動作したわけです。
よく判らなかったのでBIOSなどを最新版に書き換えてみたりはしたのですが よくよく調べてみると FSBの速度が533では逆立ちでもしない限り800のCPUがフルスペックで使えるはずは無いのです。
で、涙を呑んだわけです。
 
でも、もしかして?? と思ったのはPentium4 3GHzのPC
これなら3GのCPUが付いているぐらいだから大丈夫だろうと、3GhzのPCからCPUを抜いて Celeron2.4GHzだったPCに入れて 3GhzだったPCには2.6GHzのCPUを入れてみました。
結果は同じでした・・・・
 
キューブ型のPCはCPUの取り付けが特別なものが多く、私のPCもかなり複雑な構造になっています。
まず、基板から拡張カードを外し、ケースのドライブを総て外します。
そして、背面のFANを外して ヒートパイプで繋がれたヒートシンクごと CPUクーラーを外します。
そこまでしないと外れないのです!!
だいたい、ここまで複雑にするのなら詳細な説明が欲しいところなのですが・・・
まあ、ともかく2回も組んだりばらしたり 組んだりばらしたりと・・・・
「もう良いです」というぐらい組バラシを楽しんだところで駄目だとわかったわけです。
 
ようやく、CPUには対応マザーがあると頭では知っていたものの現実に対面したわけです。
Pentium4には同種の品配列で、3種類の世代の違うCPUがあり、その中には前述のFSBだけでも4種類(だと思います 古いのはわからないので)存在するようです。
そして、それ毎に対応があり購入したCPUは比較的末期に登場したもので、そういう意味ではPentiumDの世代に入る直前だったので、対応するマザーボードの少ないタイプのCPUだったわけです。逆に言うとだから安かったわけです。
これは、携帯電話の価格体系より複雑ですが、マニアな人しか分からないし やらないから問題になりにくい点だったのでしょう。
私のような素人が踏み込むようなポイントではなかったようです。
 
それでも、調べ物を進めてゆくうちに 私のPCのマザーボードの性能がわかってきます。
キューブタイプのPCはやはりスペックが低く、安価なPCによくある構成でAGPのビデオカードでも動作しないものがあったのですが、AGPの速度も4xという 最終形で8xまで進んだ過渡期の商品で今となっては(AGPそのものが殆ど既に残ってないけど)対応するビデオカードにすら窮する構成だったようです。
勿論、用途としてはそれを求めないので なんら困らないと言うことなのですが・・・
Pentium3Gのマザーは、当時としては何でもありの最高性能に近いものだったのですが、この2.6GHzのCPUが登場する以前のものでFSBは最高533の頃のものなので当然対応しなかったわけです。
最後のビデオ用の1台は、最初に書いたように壊れてマザーを変えたので、世の中はPentiumDになっていましたが、売れ残っていた最新型だったのでFSB800つまりこのCPUに対応するものでした。
現在、キューブ型のCeleron2.4Gを Penitum3Gに、そしてPentium4 3GのPCには仮にPentium4 2.6が入った状態です。
でも、Pentium4 2.6はちゃんと動いていないので 取り替える必要があります。
冷静に考えると、対応しているマザーは1枚しかなく、せっかく買ったものを無駄にしたくない。
最後まで手をつけなかった、ビデオ録画用のPCに2.6Ghzを入れて その機械の2.4Gを3GだったPCに入れるという選択しか残ら無かったわけです。
もちろん、結論は昨晩中に出ましたが 既に作業時間の残らないシンデレラタイム。
敗北感に苛まれながらベッドに付くことになりました。
 
一つのCPUを購入で、速度が上がることを期待したわけなのですが そのけっか、3台のPCのCPUを、それも2台は複数回交換することになってしまったわけです。
仕事だとすると暴れている頃です。
まあ、結論から言うとあまり詳しくないものには手をつけないということなのでしょうか?それとも、ジャンクで組むなと言うことなのでしょうか??