犯罪の複雑化

先日、オークションに商品を出していて(久しぶりなんですが)驚いたのですが 質問がやってきました。
海外からの質問で、内容は英語です。
日本以外の国からなので、オークションのシステムを利用できないので直接販売してほしいというもの。
金額は、かなり満足行くものが提示されます。
相手先のメールアドレスも提示されて、シッピングなど相談しましょうなどと書いてある。
割と好意的にこういったお手紙はいつも見ます。
正直、E−Bayの売主などにこういったことを自分も昔はしたこともあり 気持ちは良く判る。
直ぐにでも振り込むので、銀行名と口座番号を教えて欲しいと。
シッピングは、自分たちの使っている運送会社があり 住所を教えてくれたら梱包資材を持って伺いますと。
ここまでされたら・・・と思ったりした人は危ないですね。
英語だったこと、イギリスからだったこともさることながら ここまで丁寧だと危ないのです。
 
この場合、相手の言うように連絡を取った場合
私の名前、住所、電話番号、銀行、口座番号までを相手に教えることになります。
考えれば判るのですが、十分な個人情報が相手に渡ります。
そして、この入手法のすばらしいところは オークションがたっている相手に対して無作為に出来ますので 相手が乗ってきさえすれば全部を入手できるわけなのです。
勿論、英語で書かれていたので それを読む(翻訳ソフトにコピペする)技術力が無い人は引っかからないと言う訳なのですが オークションで物を売るぐらいですから 高く買ってくれそうな人には付き合いたいと思うのは人情です。
受けた側も、実際に目に見えた損は無いので 恐らく多くの人はだまされたとしても訴えることは無いのでしょう。
フリーのYahooのアドレスさえあれば可能な行為でした。
 
問合せには十分注意しなければと・・・・