WiMAXは本気かも?!

UQ WiMAXは先日、設備増強の予定を前倒しすることを発表しました。
同時に、年内は行われないだろうといわれていた
関東・東海・関西以外への展開も既に始まっています。
現時点では九州 福岡と中国 広島方面です。
なぜか、我が家は大阪市内ないありながら圏外というところなのですが・・・
そしてネットで話題になっているのがEggと呼ばれている小型のWiMAX→Wifiルーター
Mifiのように電池内蔵で、Wifi側からの通信要求があればWiMAX網にルーティングするというルーターです。
ほかに小型の物が計画されているようです。
 
つい最近ですが、携帯電話各社が利用頻度のあまりにも多いユーザーのパケット利用に関する制限を始めました。
最もきついと思われるので一月間に 1.2G程度を上限とする規制。
例えばYouTubeを毎日10分程度見たとすると画質にもよりますが制限を受けてしまう量です。
これがどうかの問題ではありますが、SMあrtPhoneの一部には専用のビューワーまでキャリアが実装している訳ですから この機能はWifi専用ですと事実上の規制をかけている形となっています。
いままではできないという規制をかけ、これからは使えないという規制をかけたわけです。
実際に規制された人を見てないのですが、私の予想では3G程度(最大384K)まで速度を落とすのではないかと。
これだと、PHSよりは速いでしょうと押し切ることができますので。それ以下に落とすと 多くのサービスがパケット通信に依存しているのでバッテリーの問題などからものぞましくないからです。
通信時間が遅くなると同じ画面を見るのにも時間がかかり、あきらめるか待って(バックライト付きっぱなし)見るかになってしまいますから。
この場合、じつはI−Phoneユーザーは余り影響を受けないという話もあります。
 
それに対してE−Mobileの規制はより緩やかなもので
普通に使っていれば制限に到達せず。動画ぐらいもストリーミングレベルならOK
DVDの転送などを繁雑にほぼずっとするとなるとだめというほどに甘いものです。
WiMAXは現在のところ規制はなく、結果的に携帯電話の通信と PC等の通信を明らかに区分けした扱いになっていることがわかります。
ここがチャンスと思ったのでしょうか?人件費の低下を受けて急いだのでしょうか?
とにかく テレビが地デジに変わるより先 2012年までの計画を前倒しにしようとしているようです。
政令指定都市には、来年の初めにはすべて使えるようになっていることでしょう。
あくまでもどこでもPCが使えるというイメージの物として。
Wi−Maxの本気はおおよそWILLCOMを苦しめる事となるでしょうし その他新ブロードバンド各社も驚きをもって脅威と見ているでしょう。
実際に2.5Gを引いた時には全国展開を済ませたところで新規発売では辛すぎますので。
一つの賭けですが、本当に計画通りに進めば利便性は高くこれからのPC等に内蔵されてくる可能性が非常に高くなった訳です。
以前も書いたとおり、現在内蔵されている無線LANのカードを入れ替えるだけで何の苦労もなく対応PCとなるわけですから。
ほかの(WANカードも含め)通信方式では外付けが基本、内蔵のためにはアンテナスペースを別に設計する必要があるわけです。
巨大資本を背景の力技ですが、後追いとなってしまった 次期通信方式が通信性能の良し悪しではなく市場性で確定してしまうかもしれませんね。
今後発売のPCのWiMAX対応状況が物語るとは思いますが

追記:そう言えば新石切近辺の私の会社もWiMax圏内に!! 頑張ってられます。