WILLCOMからの新型SmartPhone

WILLCOMから新型のSmartPhoneが登場しました。
正直あまり期待した内容ではなかったのですが、今回の素晴らしい点はハイブリットな通信方式をサポートしたこと。
現在までのPHS回線だけでなく、W-CDMAに対応したので 3.5Gの通信ができるようになりました。
詳しく記事は見ていないのですが、W-SIM側に通信装置を持つなら 今までの機器に使えば使える可能性もあるわけです。
もし、本体にSIMスロットがあるなら ほかのキャリアのSIMで・・・・等ということも。
 
個人的にはW-SIMに通信機能があれば・・・と夢が広がるわけなのですが。
実際のところ、現在のWILLCOMの03等は何度か手を出しかけては辞めてと繰り返していますが結構良い端末ではと思っています。
手を出しては引っ込めるのはやはり回線のせい。
正直、3Gに慣れた身にはPHSの速度は辛らくて・・・
贅沢になったものです。
それでも、タイムスライスでバックグランドでメール受信などをするには十分な訳です。
通信カードとしては良いのですが、端末に入れるにはちょっとというわけでした。
WILLCOM D4も通信手段をW-SIMで無ければというジレンマにさいなまれながら使っています。
今回のW-SIMに3Gが入っていて、今までの端末でも使えたらと考えてみてください。
例えば音声端末でいえば nico等も非常にかわいい選択。
ストレートで難の機能も期待できませんが 音声だけと特定するならあのサイズは魅力的です。
本当に手の中に納まる端末として
前述の03やAdvanced ESも十分現役クラスだと思います。
おそらく、SBやDOCOMOの端末より安く入手できます。
この辺りは回線さえ確保できれば・・・・という意識の強かったものです。
 
それでも問題点はあります。
最大の問題点は バッテリー
W−SIMは非常に消費電力を抑えられた通信モジュールで一般的なインターフェースと違いインターフェースそのものの消費電力が最初から専用設計にしたために抑えられたもの。
それに対して3Gでの通信は比較にならないほどの消費電力となります。
おそらく表記上の消費電力はPHSモジュール時の物となるでしょう。
もちろん、W−SIMモジュール内に収められているということはかなり消費電力の抑えられたモジュールなのですがどうなんでしょう。
そして、アンテナの問題。
W−SIMのPHSでもそうなのですが通信モジュールそのものが小さいためにアンテナとの距離が近くどうしても感度が低くなる傾向にあります。
多くのW−SIM機器がユニット挿入時に蓋が閉まるようになっていますので アンテナを外に着けることも難しいでしょう。
その点には心配もあります。
もちろん、見もしないものの性能をよそうして どうこう言ってもしょうがないわけなのですが
このユニットが私の予想等蹴散らしいて良ければPHSというメリットを無くしたとしても DOCOMOやSBに統合されてもソフトランディングという方法も出てきて 投資家からの支援が楽になるかもしれません。
 
このW−SIMユニットは発売されればぜひ WILLCOM D4に入れてあげたいし そうすることで一気に機種の価値も上がるような気がします。
残念なのがどちらかというと搭載されているPHS用のユニットで 現行黒耳新ユニット(4X Type−G対応)を使うようです。
出来れば8xの新ユニットなどが出てきてくれると PHSを使って尚 買い替えを十分に意識させる商品となったのではと・・・