WILLCOM D4のバッテリー運用

一般的ではないかもしれない私の使い方でのことなので是非参考程度に聞いて頂きたいと思うのですが
 
WILLCOM D4のバッテリーなのですが Lバッテリーなので小型のPCクラスのバッテリー駆動時間である 4.5時間がカタログ数値である。
正直、カタログ数値は話半分と受け取るのが今までの普通だったのですが、ここのところ意外にも駆動時間がカタログ値とそう変わらないものが出てきているので結果的には実測となります。
ただ、昔ほど気にしなくて良い点も増えており
例えば液晶の明るさやインターフェースの部分。
液晶画面はバックライトがLEDになり、輝度でのバッテリーの消費量が僅かになり
無線LANはやはりこなれていない11nや11dサポートなチップは別としても、11b/11gのサポートされるチップなどはここ数年で驚くほどの省電力を見せてくれます。
そのうえ、WAN回線(携帯電話やPHS)での消費電力などは驚くほどの数値となっています。
ただ、そのどれもが休止時や低不可の状態での省電力製の向上部分が大きいので 負荷をかけてどうなるかというところ。
 
一番他の人と違うと思われる私の使い方は、PHSの回線切断を基本的に行わない使い方かもしれません。
こういう使い方について、賛否両論あるのでしょうが この使い方は今までの意識の中ではない使い方かもしれません。
と言うのは、従量課金から通信量課金(パケット制)、そして定額と変化してゆく上で、真ん中あたり つまりパケットが導入されたあたりから データが流れていなければ繋ぎっぱなしでもバッテリーさえ持てば良いという使い方に変化していったからです。
NOKIA E61はバッテリーの持ちが他の端末より良かったので 一日のピークタイム(9時〜5時)は接続したままとい運用が続きました。(X01NKでは、コネクションが1本しか取れないNOKIAでやると 接続先の異なる SMSやMMSが時によっては来なくなったりすることがあるので使えません)。
同様に、今回のD4でも自動切断以外の切断は禁止した状態で運用しています。
携帯電話より消費電力の小さいPHSであればその負担も少なく、ダイアルアップの為の待ち時間が無いことからも ストレス無く使えるような気がするからです。
この条件での測定ですので、一般的な運用よりは消費が激しいかもしれません。
そして、ベンチマークでの運用時間はあちこちに出ているので普通に使っての持ち時間の運用です。
 
バッテリーの満充電を確認してと言いたいところなのですが、実はこのテスト意識せずに行っていた物だったのです。
コンセントにACアダプターを刺したつもりだったのですが、その延長コードが壁に刺さっていなかったという状態だったのです。
図らずもがなのバッテリーテストになりました。
 
まず、起動後最初に行ったのがウイルスチェック。
購入時点で、トレンドマイクロのソフトが体験版で入っているのですが、これの登録をメールアドレスを入れて行います。
設定時に、この状態でアップデートを行ったのですが さすがにウイルスチェックまでは(未だ大丈夫と思うけど)やってなかったので電源を入れてすぐに行いました。
オフィスなども入れてあるので(Lモデルにはオフィスがインストールされていませんので、別に入れた)約一時間はかりかりとチェックしていました。
数分毎にスクリーンセーバーが働いたのに気がつけば、タッチパッドを触るようにしていました。
そして、昨日のレビューのその一を入力(さすがにその二は違うPCで・・・)
これにはワードを起動して、入力後貼り付けると言う手法を使っています。
それで大体二時間。
その間に、調べ物をする為などで WEBのアクセスが幾分あります。
その全てを終えると、バッテリーは20%程度の残量と成りました。
設定はともかく かなり一般的に近い運用であると思います。
ちなみに、省電力設定などは標準そのままです。
 
大体、3時間に達するか達しないか ぎりぎりと言うところで警告が出てスリープとなりました。
おおよそ3時間というのが持ち時間のようです。
実際のところ、このキーボードで長文を書くと言うのは正直あまり薦められる運用ではないので、おおよそこの時間であれば一日中と言えることでしょう。
外付けの機器をつないでと言う運用であれば、もう一本 予備のバッテリーが恐らく必要となるでしょう。
モバイルと言う面では、まあまあの及第点と言うところではないかと思われます。