Fakeにだまされた?

モバイル系の話ではないのですが・・・・
11日に香港よりシンセンに・・・・
既にダブった話なのですが 香港からシンセンに向かいました。
 
シンセンに行くのは当然仕事がらみ。
基本は部品屋さん等を ぷらぷら見るのですが いつもは一日仕事なわけです。
到着したのはおおよそ16時過ぎ(現地時間)
一番地下鉄に近い建物は 大手家電店か何かに買収されたのか変わってしまってます。部品の多いのはメインストリートではその道を挟んだ東側のビルとなるので 地下を渡って
地上に出て見始めると ぽつぽつと閉まっている。
日曜だからとあきらめて見ていたら 見てる前で閉まっている。
おおよそ17時に閉まるのではないかと思われますが あちこちで動きがある。
と言っている間に だんだん閉まっていって ぽつぽつと残った店では見てる価値が無くなってきたので撤退。
勿論、家電販売や携帯電話、コンピューターパーツに関してはいまだ閉まる風でもないので 仕事ではないのですがしょうがなしに見始めました。
 
北に北に移動すると大通りの東側に携帯電話関係がどっさり入ったビルに行き当たります。
おそらく上階の部品屋さんはもう閉まるころなので 2Fぐらいまでの携帯電話の販売店を見る。
そして、そのビルを奥に突き抜け もうひとつ東側のビルは国産携帯電話中心の携帯電話ビルに
そしてその斜めとなりと 少し離れた・・・と続いてゆくわけです。
幾つか見た後に、なんちゃってI-Phoneみたいなのを購入したわけですが・・・
実際のところ何時頃にこのあたりが閉店するかわからないので動けるだけ動いてきて 我に返ると勿論すごい汗。
汗そのものは良いのですが、急ぎ移動したので いつもなら両替えがてら羅湖駅の地下のコンビニで飲み物を買うのですが 今回は前の残りの小銭もあったことから
(いつも小銭から使うので 小銭が残ってない事が多い 今回も1角しか小銭が無い)時間を優先して買わずに乗ったあたりから歯車がくるっている。
一応、携帯も手にして結構ホクホクで中は込んでいるので 外を回って帰ろうとして出た出口の方向を間違えたらしく 全く見た事のない地域に紛れ込んだ。
右も左も・・・・
そしてそのまま歩き続ける事30分、完全に自分を見失いました・・・・
 
幸いなことに、なかなか覚悟がつかないだけで基本的に自分の歩いた方向はおおよそ覚えているようで いつも戻る方向に関してはほぼ間違えなくトレースする事が出来ますので戻ればいいのですが いつも覚悟がつかないでこっちのはずと歩いてつぼにはまっているだけで もう駄目だと思ってから歩いて戻りだします。
目印となる 大きなホテルを見ながらそちら(この電気街の最も北のビル ちなみに地下鉄の駅とは電器街を挟んだ反対側で ここに戻ると非常に遠いので行きたくなかっただけなのです。
で目指している途中で かなりの脱水状態に我慢できなくて 道端で飲み物を売っている所で・・・
一応、オレンジジュースを指さして財布を開いてお金を漁っていると 無愛想に渡された。
めんどくさそうに渡してはいるがこういうもので どこでも売るときにニコニコ笑顔とはいかないのである。
笑顔に値するお金を払った時笑顔になるわけで、おそらくジュース一本はそれに値しないというところ。
おつりをちゃんとくれただけ(正直価格は判りませんでしたので おつりが来なくても文句は言えない)マシというもの・・・と思っていました。
歩きながら財布をあけて お金を直して歩きながらボトルをあけて口に含むと むせるような果実臭。
本当にむせかえるが正しい匂いが口の中に広がり 頼んだオレンジジュースとは似て非なるもの。
ボトルを見返すと アルファベットでもわかるようにマンゴージュースだった。
善意で考えると指さしたものがちゃんと見えてなかったのだろうと・・・
 
日本人の悪い癖なのか、危機管理能力が無いのかおそらくその両方でしょう。
のどがからからだったので 一気に大きく一口飲むと のどに違和感が。
生温かいものがのどの奥に流れて行った。ペットボトルの飲み物に固体感があるのもおかしい話。
もう半分になってしまったボトルの中を見ると ゼリーなのかフレッシュなのか缶詰なのか判らないが 固体が入っていてそれがのどを流れた感覚だと理解した。
そして、口の中にとどめてみると 冷えていると思った飲み物は上澄みだけで底に行くほど温くなり 底に溜まっていた固体は温いというより暖かいレベル。
このあたりで頭の中で警告音がし始めた。
とりあえず口の中の固体と液体を吐き出した。やばいかもしれないと。
冷静になって考えると ペットボトルに固体は入っていないはずである。
缶ならあるものの口の小さいペットボトルに入れるのが難しい事と、消毒の関係で無いはずだと
やばいと思ってそのままペットボトルは近くのゴミ箱に。
開封していないという事は新品というわけではなく、新しい栓が付いているだけだという事。
そして、栓はこのあたりで新しいものが普通に売っている訳です。
ペットボトルの栓は閉めるときは普通に閉まるだけで、取るときにリングのようなものが残るようにできている。
このリングをとって新しい栓をつけてもわからないのである。
もしフレッシュでこの温度管理の中一日中置かれていたらやばいわけである。
オレンジと恋に間違えたのなら相手もやばい事に気が付いている代物である。日本人の繊細な内蔵で耐えられるはずはないのである。
 
わき目も振らず駅に向かう。
出来る限り速く国境を越えて香港に帰るんだと・・・・
実はヘルスチェックに既に国境で捕まりかけたぐらいなので 体に反応は出てきている。
香港行きの列車のファーストクラスに乗り(料金が倍になるが さほど高いわけでもない 必ずと言っていいほど座れる)椅子に座り出来るだけ体から力を抜き 眠るように心がけた。
それでも 旺角Eastまでに1度下りてトイレに。
旺角Eastの駅にはトイレがあるのを前回確認していたので ここなら安全に長くトイレに入れる。
そして、ここからならタクシーでJodanのホテルまで目と鼻の先。どうやっても帰れる・・・
で、知っている道を帰り トイレを二件ほど辿って MRTの旺角に。
香港の地下鉄の駅にトイレが無い事だけは 不満である(あるのかもしれないが知らない)
ひと駅を長く感じながら 駅について 駅からわずか1分ほどのホテルに帰りついた。
駅前のセブンイレブンポカリスエットを買って。
 
その先は結構つらかった。
ベットとトイレの間を行ったり来たり。
大体水を飲んで15分後にはそのままとトイレにという始末。
ようやくおさまってベットで疲れ果てて知らない間に眠っていてもおなかの痛さで強引に現実に引き戻される。
残念なことにここで下痢止めを飲む事が非常にやばい事態を引き起こす事を知っているので飲むことはできない。
出来て痛み止めを飲むことぐらいで ボルタレンを持っていて助かった。
このときにパケットが止まっている事がどんなに心細かったか・・・
Twitterで香港在住の方に助けを求めることもできなかったわけですから
それでも、何度目かにおそらく11時ごろに倒れこむように寝たわけです。
 
朝4時ごろに目が覚めた。
日本時間で5時なので珍しい時間ではないが 腹痛で目が覚めた。
トイレに行ってももう何もおなかの中に入っていない。
それでも水を飲んでも15分後に出なくなっていた。
かばんの中におやつを入れてあったので ぼそぼそ食べてみる。
クッキーみたいなものです。
1時間後におなかから出てきたが、痛いというよりトイレが我慢できなくなってという形なので ようやく回復が見られた。
もう大丈夫だろうと ようやく下痢止めを飲んだ。
用意をしながら約二時間ほど佇んだ。
わずか2回ほどトイレに行っただけなので 明らかに快方に向かっている。
困るのは出したくなったときに我慢が効かない事だけである。
 
とりあえず展示会場は壁毎にトイレがあるので安心して何とかがんばりました。
今日の教訓としては やはり自分の身は自分で守るでしょう。
恨みませんよ 確認しなかった自分が悪いし 安全なところで買ってません。
注意不足だったとしか言えません。
ただ、知らずに行った人は気をつけましょうと・・・・ってこんな事になるのは私ぐらいかも??


written by HatenaSync