やっぱりQuadCoreはすごい!!

SmartPhoneではやはりSnapDragonが安定して使いやすいですし(メイン機はGalaxy NoteでSamsung製のプロセッサーなのですが)、TabletTegra2が使いやすいと常々思っています。
これは必ずしも絶対的な評価を言うものではなく 対応なども含めての話。
Snapdragonは言うまでもない Qualcomのプロセッサーなのですが通信部分のベースバンドチップの会社が作っていることから やはり省電力など通信を行う意味でも優れたものだと思っています。
特に2世代目、3世代目は 初代とは見違えるほどにバッテリーの持ち時間などが向上しています。
ただ、スペックはともかく 採用した機種が多いことがポイントで ゲーム等のアプリケーションとなるとグラフィックアクセラレーターに最適化されたものが少なくなく そういった意味で動かないプログラムがほぼないほどに優秀なのです。
 
じゃあTabletはとなるのですが、Tabletに関しては今のところアプリケーションの対応そのものが完全ではありません。
Androidのように OSがたびたび変わっていて Tabletに関してはi-Padに比べてびっくりするぐらい少ないと メーカーも恐る恐る出しているような感は否めません。
私も1年ぐらい前のTabletを使っていますが それでも今でも売っている型となっていて 商品のライフサイクルも長くなっています。
と、言うわけで開発コストもそれなりというかなんというか Googleの提供したリファレンス機に近い物が多くなっています。
通信機能を持たないバリエーションばっかりが増えているわけですが 持っていたとしても最低でもSmartPhoneの3倍のバッテリーを搭載するこれらは比較的バッテリーの駆動時間も長いこともあって自由度が高くなっています。
で、結論的にTegra2を搭載したTabletが多くなっているわけです。
勿論、ここしばらくで一気に中華勢力が強くなっていて そうとも言えない状況とはなっているのですが やはりアプリケーションそれもTablet専用となるとTegra2への対応度が高いわけです。
 
人に勧めるなら、まあともあれCPUを見て選べなんてマニアの発想ですが SnapdragonのSmartPhoneかTegra2のTabletなんてのがお勧めよ!!なんて言ってきたわけです。
実際に勧めてみるとまったく話がかみ合わず、「結局シャープがいいの?富士通がいいの?」と聞き返されて困ってしまうわけです。
実際、どちらも持ったことがないので解らないという意味も含めて(笑
私はとりあえずSonyを進める軟弱物なのですが・・・・
これは意味があって、Xperiaって派手なので 結構街に書籍が売っていていざ解らないとかなったときに 「本を買いなさい」と言ってあげられる点で 他の日本メーカーより優れていると私は思うわけです。
理由はスペックでも インターフェースでもなんでもないというのがあれですが・・・・
 
じゃあ、Tegra2の後継Tegra3はどうだとなるわけですが、QuadCoreは登場しているものの探して見られるとわかると思いますがかなり少ないわけです。
普通に考えると、こういった時期ですので搭載して「世界最速」とかって売りにしたいようなのですが 今のところどこも歩留まりが悪いようで それほどの量を出荷できていないようでそろそろ好転したとは聞きますが、SnapdragonS4などは奪い合いだったと聞いています。
故に、日本の某メーカーはかなり足元を見た価格で売りつけられたとも聞いています。
Tegra3もそうで 登場させてみたものの搭載機種が伸びないわけです。
実のところそんなことより安価な中華SmartPhoneやTabletが現在の主戦場である2Coreの低価格に迫ってきているので そちらの対応のほうが携帯電話メーカーにとっては深刻で 旗艦機も頑張りたいのですが実際に売れて金額を稼ぐのは普及機なので そこで負けるわけにもいかないわけです。
DualCoreのCPUのAndroid端末が4インチや5インチの液晶を付けてUS$200を割ってきているわけですから かなり苦しい戦いなのです。
故に、QuadCoreはなかなか普及せずに 私は手に入れにくいという状態だったのです。
もう一つ、無理してまで・・・と思うのは「本当にそこまでのスペックが必要か?」という事にも懐疑的であるからなのです。
 
PCの世界では 現行のCPUではCore i5と言われるクラスからQuadCoreのCPUが存在しますし、AMDではGPUと統合されたFusionタイプ等はi3と対移行する価格でQuadCoreのものがあります。
ですが、本当に必要かというと 特にノートPcでオフィスアプリを使うぐらいであれば 適度な量のメモリーと適度な速度の記憶装置の方が効果があったりするわけです。
と、すれば別にDualCoreでもといまだにQuadCoreのPCを持っていません。
それに比べて用途も限定される AndroidでQuadCoreが必要なのか?という事に対しては懐疑的になってしまうわけです。
故に、なかなか踏み切れないわけです。
 
実際に使ってみてなのですが やはり速いという事は正義なのです。
ちょっとした反応が違うわけです。
使ったのはTegra3 1.4Ghzなのですが 細かい動作全てが速くなるというのは快適なのです。
ぬるぬるという画面効果に関して言うなら そこまでは感じないのですが 気が付かないわけですが 文字入力時に出てくる予測候補の登場や それ以前に文字入力欄を選択して画面が入力状態になるまでの時間など全然違うわけです。
勿論アプリケーションの起動の時間も違います。
動画は・・・と、これに関しては正直解りませんでした。
ベンチマークではアップされている・・・と言われるかもしれませんが 持ち歩く動画を端末に合わせて作り直したりされますか?
ある程度どれでも大丈夫な解像度に最初からしているので 問題が起きないのです。
私は動画は基本的に1280x720 MP4程度にしていると SmartPhoneでもそうは変わらないわけです。
巷ではTegra3の動画再生性能に関してはかなり問題があるようですが そこまで行ってないというのが・・・
逆に聞きたい、解像度がこれだけしかない液晶を使っているのに それ以上の動画を再生してどうこうって BrueRayクラスの画質だとストレージが耐え切れないという問題もあるので・・・・
でも、これでないとダメかというと、速い物を使うとそうでないもののあらが見えてきて 違うというか古い物を触ってゆくうえで気になるのですが もし触らなければそれまでの間困っていたわけでもないのです。
じゃあ、触らないようにさえしていたら(笑
 
まあ、そんな感じだったのですがちょっとだけ衝撃を受けたのがSplashTop2という リモートコンソールソフト。
自宅のPCを出先でリモートで使うという使い方が私の常なので このソフトの動作はLogmeinなどと同様大事なのです。
どういった状態でもおそらく使える Logmeinとはまれば非常に高速なSplastop2という使い分けでもあります。
で、それを設定して、実行してみると・・・・これがびっくりなのです。
まったく別物の操作感なのです。
いや、WAN越しなのですが 同じネットワーク内にいてもこうはならないだろうという速度で動くのです。
動画も駒落ちは見えますが なんとなく普通にウインドウでなら再生できてたりするわけです。
驚いてしまったのです。
 
他のソフトに関しての最適化は必ずしも・・・なのですが
いまだ処理的につらいソフトも存在するという事なのです。
Tegraだから速いのかQuadCoreだったら速いのかはわかりませんが Tegra2と3ではびっくりするほどの違いが。
ああ、また悩ましく・・・・なんて 困ったな。

written by HatenaSync