CoolPad W770のAPN設定について

何度かご質問いただいていたわけですが、私が実機を持っておりませんのでなんともご回答させていただくことが出来なかったのですが
恐らく私の所を見るよりも先にみられているとは思うのですが Googleでこの機種を検索すると 私のblogが先に当たるという申し訳ない状態なのでリンク先の記載と少しだけ解説を入れさせていただきます。

基本的にリンク先は
パーム飲茶屋さん つまり山根さんのHPです
http://palmyamcha.hkisl.net/?p=8025/
の記事に書かれている通り Coolpad W770の設定には特殊な事情があったのです。
 
さて、ここで書かれている部分ですが 3Gが登場したころにNOKIA端末などを弄っていれば当たり前の設定の部分なのですが
まず、携帯電話は言葉通り「電話機」なのです。
データ通信を行うにも データ通信を行う場所にまず接続する必要があるわけです。
簡単に言うと 電話番号を入れて電話を相手先に繋いだ状態からセキュリティ情報 例えばユーザー名やパスワードを入れて認証をしてデータ接続というフェーズに入るわけです。
この部分を簡略化するために、電話番号に当たる部分に特番「*99#」というのを作り ここに電話すればデータ接続が成されるように作られたわけです。
で、この部分に関しては世界共通となる訳です。
ところが、固定の回線で言えばよくわかると思うのですが Flet's光の回線を利用していても OCNだったり SO-Netだったりといくつかのプロバイダーが選択できます。
プロバイダーの識別子、ユーザー名、パスワードで結果的にFlet'sは認証する事になる訳ですが(実は最初にFlet'sの認証がいるからもっと長いけど)その為の接続先の識別子としてAPNが存在するわけです。
昔は、この接続方法にも色々な種別があったのですが 3G以降は大体決まってきたのでもう最初の特番に当たる「*99#」の部分に関しては共通なので言わなくなって APNから書き込めば繋がるという現在の多くの端末が使っている仕組みとなったわけです。
じゃあ、違う時はどうしたんだというと
「*99#」の9」と#の間に「***1」とか「***2」とかを入れて モデム部分の初期化情報を切り替えていたわけです。
 
で、このCoolpad W770なのですが 他の機種と根本的に違う所として 3G二本の同時接続が可能です。
その際に、モデムは一つでネットワークを切り替えてデータ通信をする仕組みのようで 接続先の切り替えをこのモデムの接続の切り替えで処理しているようなのです(これは予想)
という訳で 通常のAndroidにはない「APN Dial Number」の部分に「*99***1」とか「*99***2」とかSIMに合わせて入れる事で接続処理が可能になっているようです。
ちなみに、私の持っている3G+GSMモデルでは データ通信を行うSIMを明示的に指定して Androidからは1枚のSIMで繋がっているように見せかけるのとは仕組みが違うようです。
MMSの受信をもしかしたら同時待ち受けしているとかで必要なのかもしれません。
 
と、いうわけで設定的にはこれを入れればうまくいったと 山根さんが書いているので間違いないでしょう。
ちなみに、私は確認しておりません。
ちょっとコピペするとあれなので 数字は全て全角に変えてありますので注意してください。
人のHPの受け売りで申し訳ないのですが こういう事のようです。



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