三本ローラーを購入した

三本ローラーといっても恐らく 自転車に興味のない人であれば何のことかと分らないことと思うが 自転車用のトレーニング用具だ。
背中の上をごろごろすると脂肪が取れてこがおになるわけではなく 自転車を乗せて走らせるための台のようなものだ。
 
私が購入したのはMinoura(日本の会社です)のモッズローラーといわれる小型のものです。
小型というのは 折り畳みができてコンパクトになるというもので 自転車が乗るということから前後の車輪の真ん中の距離が1mちょっとなので ほぼ2m程度に広がるわけです。
横幅は60cmぐらいなので 結構な場所が必要なのです。
まあ、自転車を置くと思えば同じような場所が必要なのですが・・・・
でも、たったそれだけで 自転車に外で乗ったのと同じように自分の自転車で家の中で走行することができるのです。
 
いい事尽くめなのでみんなこぞって・・・と言いたいのですが私が躊躇したのと同じように多くの方は躊躇するのです。
一つは数万円の費用を家の中で自転車をこぐために用意するかどうかで 表に行けばそんなお金を払わずとも走れるのに・・・というのが一つ。
考えたらもったいない話で なぜにそんなことがなのだが 雨が降ったり 寒かったりと外は変わるのですが 家の中は変わらないのでその利点が大きくあります。
いわゆる 寒いから外に出たくない〜ってことですね 私の場合。
もう一つは騒音の問題。
ネットの評価でも必ず出るのが騒音の問題。
だいたい、音の大きい洗濯機ぐらいの騒音レベルのようです。
そして、何よりもなのは 乗るのが難しいのではという点です。
 
三本ローラーは後輪を日本のローラーの上に載せて、前輪はもう一本のローラーの後輪側に少しずらして載せて落ちないように自転車を乗せるわけですが
まっすぐそのまま置いておけば確かに落ちないわけです。
ですが、ハンドルをキュッと45度ぐらい切ると もう地面に落ちてしまいます。
私の買ったモッズローラーは ローラーが真っ直ぐのものなので 上に乗っけて走り出すと左右に振れるとそのままローラーから自転車が落ちるところまで行ってしまうわけです。
ここで問題です 全力でこいでいる自転車がローラーから落ちたらどうなるでしょう?
もちろん、その場で転倒というパターンもあるでしょうが ローラーから落ちてそのまま後輪が地面に着地できたとしましょう。
思いっきり前へ進もうと回転しているタイヤが地面に着いた瞬間に自転車の前に進もうとする力が働き 「発射!」と呼ばれる状況になります。
簡単に言うとすごい加速力で 前に自転車ごと打ち出せされるわけです。
もちろん、その後は前の壁に全力で激突という未来が待っているわけです。
 
ローラーから落ちなければ・・・なのですが
横幅60cmぐらいのローラーなのですが 考えてもらうとわかると思いますが 横幅60cmの木の板の上を落ちないように自転車で走ってくださいと言われたと思ってください。
それも、30分も1時間もとなると 油断すると落ちそうになるということが分かってもらえると思います。
そのうえ、ローラーの上に載っているので少し高いところにずっといます。
平衡台の上を自転車で走ると思ってもらえるとわかると思いますが 恐怖心が余計に自転車の動きをふらふらさせるわけです。
落ちちゃだめだと思えば思うほど体は固くなって ハンドルを左右に振ってバランスを取ろうとして左右に揺れるのです。
もし落ちたら前述のとおり 自転車ごと転ぶか、前に発射されるかしか道は残されていないので・・・
恐怖を振り切って ダメだったら引き取り手はたくさんいそうだと度胸を決めて買い込んだのです。
 
到着して、取扱説明書に従っていれば30分ほどで組みあがりました。
必要なのは17mmと13mmのレンチと プラスドライバーぐらいで組み立てることができました。
ステップを組むためにアーレンキーも一本必要でしたが こちらは自転車で必要なので持っているということなのかもしれません。
私は薄型ラチェット式メガネレンチを持っていたので楽に仕事ができましたのでそれを使われるとたくかと思います。
自転車の形成日のできる人なら 少し複雑な組み立て式家具が何とかなるなら大丈夫なはずです。
 
組み立ててヨガマットを廊下に敷いて その上に三本ローラーを置いて 自転車を置いてスタートです。
実は、数日前に自転車屋さんで体験させてもらったのと 乗り方を教えてもらっていたので(その日は満足に乗れなかった)順番に
まず自転車を置いて前後に揺らしてちゃんといい場所に来ているか確認して
フレームのトップチューブのところに跨ってステップに乗りながらクリートをセットする。
椅子の上に座りなおして・・・・というところで 頭が真っ白になってしまいました。
とにかく乗るか・・・って
 
ハンドルをもって クリートのついている右足から足を回して左足をペダルに乗せて クリートはかかってなくても回すことができるので数回転はそのままうまく刺さらないとと 足を止めるとこけると思って回す。
そうするとハンドルが左右に蛇行してそのまま・・・というところで廊下でやっているので壁に倒れそうになって 慌ててクリートを外して地面に足をついた。
よくよく考えると 最初は壁に体を預けてクリートを両足つけてゆっくり走り出して 安定したらまっすぐに自分でバランスをとって手を放すって言われてました。
そういえば、前に体重をかけるとふらふらするので 後ろに体重をかけることを意識してとも・・・
度胸さえあればだれでも乗れるといわれていたので 度胸があったといえばあったのだがどっちかというと 全部飛んでいたバカの状態だったからこけなかったのかもしれない(笑
 
今度は壁に手をつくとこからスタートして・・・ってよく考えればさっきいきなりふらふらしたけどスタートできたんだからそのまま速度を上げて荷重を後ろに逃すだけで乗れたんだと・・・
まあ、そんなことは置いておいて 頑張って走り出す。
20kぐらいを境に安定性が下がるので 頑張ってペダルを回すのです。
軽い坂道ぐらいの重さなので ちょっと頑張って回すよな感じ。
いつもと違うのは足を緩めると惰性で走って行ったりはせずに一気に速度が落ちるので 足を緩めるのはだめだということ。
バランスに気を取られると足が知らない間に回らなくなって ふらふらして思い出して足を回すとどうしても左足のほうが筋力が強いので右によって脱落しそうになってハンドルで戻すとふらふらする・・・
と行ったり来たりを繰り返す状態で焼く10分。
速度とか分からないのでiPhoneのサイコンソフトを立ち上げようとするのですが ただでさえギリギリのバランスなので目を移したとたんに 片手を離した途端にバランスが崩れて アプリケーションを立ち上げるのに最初から10分ぐらいかかった。
でさあこれから!!と思った時には結構汗をかいていて 息が切れてきていました。
レーパンにTシャツで挑んだのですが 思った以上に汗をかくようです。
 
昨日はわずか10分ほどでギブアップしてしまったのですが 今後どうなるか??

written by HatenaSync