Galaxy book S Windows11 on arm について

Windows10でやって来た Galaxy book Sを直ぐにWindows11に入れ替えたのは 前に書いた通りなのだが 運よくというか 到着数日前にWindows11の配布が始まったおかげだ。

今までのように、Insiderといわれる開発者や運用者向けに提供される先行テスト版ではなく 正規版として登場したものだ。

ゆえに、だれでも安全に使える状態にあるもので 日本で手に入る Surface Pro Xなどの同様のARMプロセッサーのPCでも初心者でも利用可能な状態になっている。

今までのように、32bitアプリケーションのみといわれてもWindows11にすることでほとんどのアプリは使えるようになりそれは何だとなる人でも そのまま使える状態にはあるわけだ。

まあ、ATOKなどのアプリは未だ使えないようだが 昔と違ってそうそう必要に指定人は少ないはずだ。

 

仕事に使うPC(机の横に置くサブ機)としておいているのですが 外出時には使うのである程度の環境を置いておきたいので まず用意したのが Splashtopだ。

これは外から リモートでPCを操作するためのアプリケーションだ。

これは問題なく動作するので 最悪動かないプログラムがあったとしても ネットワークに繋ぎっぱなしのWindows PCでプログラム実行は可能なのだ。

ですが、これだけだと AndroidTabletやChromebookで十分なので それ以上の機能について計っていこう。

念のためだが Chrome Remort Dsektopも動くので有償でなければこちらを使うのもありだ。

 

比較となるべきChromeBookとの一番大きな違いは 本体だけでできることが多いことだと思う。逆にChromeBookは通信のある環境では かなり便利な機器ではある。

WindowsPCはもともとスタンドアローンで動作するところから始まっているので 自己完結するアプリがたくさんあります。

最もよく使われるのが マイクロソフトOffice Suiteと呼ばれる いわゆるWordやExcelと呼ばれるビジネスによく使われるパッケージソフトです。

WEB上もしくはプログラムの一部を置いて動作する 他のパッケージに比べて独立性が高いのです。

こちらは現在 テスト段階ですがARMプロセッサー向けのものがリリースされています。

故に、通常のビジネスPCより速いと思われる速度で作動します。

この辺り、回線状況によるわけですが WEB接続を前提としているOfficeパッケージに比べ得て高速に動作します。

例えばこの文章を入力している Wordですが、文章の入力時の明らかな文章的間違いや 同じ単語の重複利用、ですます調への統一なども入力中にチェックしてくれますので便利に使うことができるわけです。

この入力中のちょっとした待ち時間が WindowsPCをビジネス目的で使う人が多いということを示しているのではないかとは思います。

 

オフラインで準備ができて便利なものの一つに メールもあります。

通信環境のないところで 過去のメールを再確認したりというのは非常によくあるケース。

それを参照して返信したり、何かを作ったりということにも良くつかいます。

これも、パッケージの中なので同様に商品電力の少ないネイティブ環境で動作します。

 

もひとつはこれと相反する要件ですが 通信利用の最もよく使われるアプリのブラウザーです。

現在の市場を鑑みると やはりここはGoogleChromeと言いたいのですが 残念ながらGoogleChromeはARMへのサポートが現在のところ行われていません。

ただ、Windows11にて 64Bitのプログラムのエミュレーションが行われるようになって32bit時代の まるでメモリー2GぐらいのPCで使っているかのような 何かするたびに重くなり タブは2個限定みたいな使い方ではなく 普通に言われなければ気が付かないレベルまで操作感は改善しているのですが 非常に残念ながら多くのタブを開きっぱなしにするような私のような使い方をすると 昨日実績でバッテリーの85%がChromeに食われてゆくということになってしまったので このPCのらしくない使い方となってしまうので 電力の消費を考えて標準ブラウザーである Windows Edgeを使うことにしました。外し技の FireFoxでなくてがっかりしたかもしれませんが・・・・

Edgeはマイクロソフトブラウザーですが 実はChromeの異母兄弟ともいえる存在です。

基本的に同じブラウザーエンジンから派生したもので 内部構造が非常に似通っていることから ブックマークとかだけでなく設定やアドインも含め パスワードまでChromeからそのまま移行できる便利なブラウザです。

操作キーも基本的なものはすべて同じなので 管理アカウントがGoogleを中心に使っている人以外なら Microsoftアカウントでもよければほぼ同じ使い方ができます。

ですが、ここでの大きな違いはマイクロソフト製で有るために ARM64対応として作られているのです(Googleも一昨年に完成のアナウンスはしたものの ChromeBook保護のためかリリースはされていません)

こちらに移してみると、十分に早いと思われたChromeと比べても体感的に早くなったことが感じられますし なによりもたくさんのタブを開いてもメモリーの消費が少ないことがうかがえます。

未だ一日過ぎていませんが バッテリーの消費が約半分ぐらいまで抑えられているようです。

 

で、x86の32bitプログラムの多くは 専用のアプリケーションで利用時以外には起動されることがないので多くの電気を消費することがないのです。

Smasungの常駐アプリを除いてなのですが・・・・(多分これはほとんどバックグラウンドで動かないので無視できるのかなとは思います)

 

こうしてみると普段使いなら 既にARM64でかなりのことができるようになっています。

単発のプログラムで X86だったりX64だったりのプログラムが動くということで安心感がありますし 困らない程度にはなっているわけです。

ちなみに、私が使っているVPNプログラム SurfSharkなども何不住なく動作させることができています(ブラウザー拡張機能として動かしているので OS上で動いているというのとは少し違うわけですが)

 

全く不安名がないかというと実は少しあります。

最も現状大きな問題は プリンターの対応です。

マイクロソフトのストアにドライバがあるものは良いのですが プリンタドライバーを直接インストールするタイプのものは動かないことが多いので プリンター側のスマートフォンからの印刷機能などを使った印刷が必要になる場合があるからです。

あとは、ハードウエアを確認して設定を変えるプログラムなどが未だ動作しません。

ただ、外出端末にその機能が必須なのかということには少し疑問が

PDF化して それ尾をそのまま伝達すればいいという使い方なら困らないわけですから。

 

未だ使えない機器だという人もいるでしょう。

紙に出せないと・・という人は最初に引っかかるわけですが 今の時代の流れとしてペーパレスというキーワードから遠い人かと思いますし リモートワークなどとは遠い人なのです。

こういう働き方なら むしろこのほうが良いという人たちなら ケーブルに縛られない働き方の為にこれを選ぼうかという人もいるはずです。

既にAppleは先行しています。Windowsはそれに対してどうするのかということはこれからも見ていきたいと思うのですが・・・・