Xiaomi Book 12.4 2in1を使ってみた。

先ずは、外観レビューから スペックはスペックシートを参照してもらえばいいが おおよそA4の紙より少し小さい程度のサイズで 周囲の縁は 2in1としては 小さめとなっている。

A4より小さい

形としてはどちらかというと 角がとがった いうなればただの面取りした板といえるべき形をしています。

好感を持てるのは 左右の縁の幅と、上下の縁の幅が同じぐらいになっているって事だ。

これを当たり前と思われる方は 気が付かないとは思うのだが、大体なのだが2in1のキーボードの少しだけ角度を付けるためにキーボードの接合部分を曲げてくっつける為に横に置いた時の下側が広くなっている。これがないので 上下の幅が同じにできているんだろうと思う。

ベゼル太さ

Tabletとして持った時に この小さな部分が大きな違いとなるわけです。

縦に持った時にどうしても 左手がキーボードの真ん中に届かないので右ばかりを使うとなるのが少しマシになるのだ。細かいことを言うが大きな差なのだ。

 

厚みは薄いです。

恐らくSmartPhoneよりもです。

最近はスリムタイプでも見なくなったCDケースの元のタイプとほぼ同じ厚さ。

厚み

カタログスペックよりも現実にあるものとの比較でより感じることが出来ます。

インターフェースは 横に置いた時の右側に全て集約されています。

シンプルと言えば聞こえはいいが Type-C1個とヘッドフォン端子しかありません。

あとは電源と音量ボタンに、SIMカードスロットのようなMicroSDカードのスロットがあるだけです。

ただ、多くのTabletが左右に振り分けている中 片方にしてくれたのは縦に使うときに非常に便利になっています。

 

あと 少し軽いです。

実測で700gを少し切る重量で 日本のPCと比較しても遜色ない重さに仕上がっていますが これは世界的にみると珍しいレベルで 本当に軽くなっています。

ただ、背面のキックスタンドが標準ではなく 専用キーボードの付属品として磁石で背面に張り付くタイプとなっています。

なので 付属しているものに比べてというとそう変わらないというのが実感です。

マグネシウムとアルミでできた筐体は強度的に強さを持った時に感じます。

高級感とまではいきませんが 安価なPCのプラスティッキーなそれとは一線を引くものです。

 

画面は、デフォルトの設定で異常にといえるレベルに明るいと感じました。

兎に角、白って感じです。

調光機能もついていますが、明るさの指定がおおよそ真ん中あたりでも十分に明るくきれいに見せているという感じで 発表会で頑張って明るくきれいに見せましたという感じの明るさです。

カタログスペックとしては最大500nitなので SmaertPhoneとしては標準レベルかと思いますが この広さでその軽さだとそう見えるのでしょうか。また、今までのTabletはバッテリーの持続時間確保の為かデフォルト設定ではこういった明るさを使わないのでそう思うかもしれません。目には優しくないかもしれません。

 

電源を入れて設定を行うにあたって キーボードを付けずにTabletの形で行いました。

なぜこんなことを言うのかというと、前述した形状に依存するものです。

まず、一つの要因は画面解像度で WQXGA(段々わかりにくくなっていますよね この表現はもうやめたらいいと思うんですけど)という画面サイズで16:10の比較的縦横比の低いサイズ設定となっています。

ここで注目していただきたいのは短辺にあたる部分で 1600ドットの解像度がありますので フルHDの画面の横画面(1680)とほとんど同等の解像度があります。

故に 横に倒しても解像度で不足することはありません。

その状態で画面キーボードを表示するとおおよそなのですが 縦横比が1:1ぐらいの画面が残されるわけです。

単純に8インチ程度の小型画面のPCを見ているより広いエリアが確保されるわけです。

つまり、画面キーボードを出しても画面の狭さに悩まされることはありません。

その状態で ベゼルの幅が絶妙に生きてきます。

左右が同じで狭すぎない広すぎないベゼル幅は 両手で持った時に親指が 私の場合は手が大きいので特別としても 普通の手の方でも届くかなというぐらいのサイズが確保されているわけです。

だとすると キーボード付けなくてもよくない?という使い方が出来そうな気がしたわけです。

勿論、長文打つとかそうそうBlog書くとかなら別ですが 普通のブラウザーを使った検索や設定なら必要性がないわけです。

このままの形で使えるPCが700g切る重さで 持ち歩けるとなったらちょっといいと思いませんか?

ちなみに設定なのですが 縦画面で見ても基本的には画面下のOKが押せないとかがあったので キーボードを消して対応などが必要だったのですがそれ以外では何の問題もありません。

また、Windows11の最近のアップデートで 下のタスクバーがタブレット操作を行うと細く隠れる仕様になったので(使うときは触ると出てきます)キーボードを出した時の隠れる部分が減っているというのもあるわけです。

今回は実際に Blog記事を書くまでは キーボードなしで比較的ストレスなく使えたのでこれはアピール点として 書いておきたいなというてんです。

 

では 何か書くときはどうするのか?という事について もちろんタッチカバーキーボードを使うわけですが残念ですがこの評価はあまり高くありません。

キーボード

機能がダメというわけではありません。

まず、角度を付けることが出来ない分地面に全面が付いているのと 強力な背面の構造でキーボードを押しても全体がしなっている感じが全くありません。

正直 ノートパソコンのキーボードの殆どが押されると沈む感がありますがこれには殆どないというキーボードを起こさなくてもいい派の人には理想的なキーボードだと思います。

また、この手のキーボードにしてはちゃんとストロークがあり 今使っているDynabookのキーボードに比べてもストローク感がある事は素晴らしく 押し込んだ最後にタッチする感じがあるあたりは絶妙の設定です。

キーボードのへこみ

最近触ったノートPCのキーボードすべての中でも秀逸です。

タッチパッドは広く ちゃんと沈み込みスイッチが付いていることからも この作りこみの素晴らしさが感じられます。

きーぼどやタッチパッドのチャタも無く 全く補助アプリを必要としない運用でいいかもと思ったのは久しぶりです。

でも、重いんです・・・・・

本体こんなに頑張って軽くしたのに300gオーバーってありえない。

付けると1.1kオーバーで 海外仕様の超軽量PCと同等なのですが 日本仕様の超軽量の1K未満には遥か遠いわけです。

勿論、自宅などではこの良さは捨てられないので間違いなく使いますが 持ち歩くかと言われるとちょっと疑問です。

出張には持ち歩くが、普段はちょっと・・・という感じです。

この辺りどう評価するかは使われる人次第ですが プログラムを書く人などは英語キーボードで各キーはフルサイズのキーボードはおそらく望ましいものだと思われます。