Xiaomi Book 12.4と中国版Windows11

中国語版Windows11の中には(ほかの言語でもありますが) シングルランゲージと呼ばれる 1言語のみが許可されたSingle Language Editionと日本で通常に流通しているMulti Language Editionの二種類があります。

特に、中国語版は他国とセキュリティの管理方法も幾分違うようで 違うOSとなっている部分があります。

これが大前提でスタートしたので 購入時にはOSの入れ替えが必要なのではと思っていたのですが 「てすり」さんからコメントいただいたのですが ライセンスキーのアップグレードを行えば多言語版に変更することができるということだったのでその方法を試しました。てすりさん、ありがとうございます。

 

もちろん、このまま利用可能だったわけですが

一つ、中国語版のIMEにあたる 中国語入力プログラムが消せなくなりました。

正確には 中国語のランゲージパックを追加後に削除すると消えて日本語のシングルランゲージ仕様となるのですが OSのアップデートのタイミングで戻ってきます。

そして デフォルトの入力方法に居座ります。

これはOSの中に シングルランゲージなのでIMEが組み込まれているからと思えます。

もう一つ、中国語しかないに違いないという決め打ちのプログラムが強制的に中国語の入力を呼び出しに来てせっかく消した中国語のIMEを呼び出したりもするのです。

他には 時折システムの要求するプログラムなどが中国語に早変わりというぐらいとVPN系のプログラムの一部に不具合が出ました。

私個人としてはvpn系は大事なので しょうがなく入れ替えとなります。

 

ちなみにですが、じゃあ途中で入れ替えと思っても 同じWindows11ですが全くの別物なのでデータの引継ぎを行う入れ替えはできません。

設定のデータを保持して初期化するというオプションでは 中国語に戻るだけで ダウンロードしたWindowsで更新という オプションが選べないのもその影響だと思われます。

私の場合はMicroSDにOSのISOファイルを置いて マウントして一つのドライブとして認識させて そこからセットアップして行いました。

ありがたいことに ほぼSnapdragon 8CXには周辺機器のバリエーションがないので ドライバーの問題はないようです。

省電力系の設定がデフォルトのままだと 児童の画面輝度調整とかが無効になっているのでその設定は必要なようです。

もちろんですが OSが全く変わるので ライセンスキーは別のものが必要です ライセンス上ね!!

 

Officeに関しては 日本での利用の場合のHomeと海外でのHomeのライセンスの範囲が異なりますので 厳密には使えないとなるはずです。

 

今のところ入れ替えても大きな問題は出ていないので このまま使い続けようと思います。

ほかのPCでもOSでのこういった問題は発生するかもしれないので参考までに・・・