ゲーミングUMPC

そう呼んでいいのかどうかわかりませんが ゲーム用の超小型PCがいくつかの会社から登場しています。

7インチから8インチぐらいの画面と 取り外しできるものもありますが両サイドにコントローラーが付いているものです。

高性能なモバイルPC向けCPUを搭載していて ゲームを動作させることが出来るようになっています。

ゲーム提供プラットフォームのSteamから発売されるものが有名で、中国のUMPCメーカーからも発売が予告されているものも少なくありません。

任天堂のSwitchのような外観のものが多いようです。

 

何故、小型化できるのだろう?

と、疑問を持たれた方はおられないでしょうか?

何を?と言われるかもしれないのですが そもそも専用のCPUでもなく 少し性能の良いRAMやSSDを搭載している程度で ゲーム専用を名乗っているわけです。

もしそれが可能だったら 普通のノートPCでもゲームが快適に・・・となるわけです。

ですが、ノートPCの殆どの機種のレビューでは「軽いゲームなら可能」という程度の表記しかありません。

これらには何か特別な仕掛けがされているのでしょうか?

 

既にゲーム機は前述のSwitchも含め携帯できるものも発売されていますし、そもそもなのですがほとんどのゲームはSmatPhoneでもできるわけです。

私も持っているのですが ゲームに特化したSmartPhoneもあるわけです。

何故PCを使いたいかと言うと単体で動作することや やはりピークの性能では未だPCの方が良いからなのでしょう。

これはお金のかけ方が違うという意味も含めてなのですが。

ならばそれをそのままの状態で持ち歩きたいと思う気持ちはわからなくもありません。

ではとなるのですが デスクトップ版のPCは高性能なCPUとそれを冷やすためにはとことんこだわり液冷で、また グラフィック性能を上げるための高性能なGPUを使います。

そして、この構成故に電力消費も無視すればそれは豪華なPCが出来上がるわけです。

おまけに コントローラーもわずかな遅れも許さないように無線ではない直結されたものを使うのです。意気込みからして 普通のPCと違うようです。

 

意気込みはともかく、電源容量で制限があってというより省電力にしないとバッテリーが重すぎて実用的にならない状態で同様に設計するとどうでしょう?

当然ノートPCと同等のとなるわけですが、一つだけノートPCより有利な点があります。

それは、厚みです。

ノートPCは薄いのが前提で、私のGalaxy Note Sも畳んでなおタブレットかと言うほどに薄い端末で それ故に全体的な重量も軽くなっています。

キーボードの事もあり 最低限A4サイズで軽くしようと思うと筐体の容積を下げる必要があり軽くするためには薄くとなるわけですが ゲーミングUMPCの場合はそもそもキーボードが無いもしくはおまけ程度なのでそのためにサイズを調整する必要がありません。

なので厚みを取って ファンを置いてCPUを頑張って冷やすことが出来るわけです。

瞬間的な速さは変わらなくても、継続的な速さは冷却システムに依存するのでノートPCとは設計的に差となるわけです。

ゲーミングノートPCと呼ばれるものも多くは厚みがあって同様に冷やしているわけですが その分重さも増えてしまうわけです。

 

それだけで・・・と言うわけではありません。

ここで今日の本題、画面の解像度です。

勿論、全部ではありませんが こういったPCが一つの工夫として使っているのが画面の解像度なのです。

そもそもの液晶解像度をHD画質程度に抑えているわけです。

フルHDとHD画質では最低でも2倍程度の描画負担が違います。

そして、それを計算するためのCPUの能力もその分余裕ができるわけです。

ではノートPCもHD画質に・・・ DELLLenovoのミドルロークラスのモバイルノートなどがそうです。

CPUも内蔵されているGPUの性能が低いので 少し低めの解像度でバランスをとって快適に使えるように作られています。

じゃあ、騙されたと思ってノートPCでゲームを起動して 設定で解像度を落としてみてください。思った以上に動作することがわかると思います。

ただ、ノートPCでやると なんか画面が残念な感じになります。

ちょうど割り切れない解像度なので 微妙に斜め線がまっすぐつながらないような画面で 横に時折線が走って見えるような画面となります。

そして、なんとも画面全体が焦点のあってない写真を見るような微妙な感じに。

4KモニターでフルHDを見ると ちょうど1/4なのでそれほどでもないのですが 1680と1280ではそもそも割り切れないのでこういう現象が起きてしまいます。

じゃあ、最初からHD画質のノートとなると 普段のOfficeアプリを使った時に解像度が足りなくて残念な感じになるわけです。

安いから解像度の低い画像とチープなCPUの構成になっているので ゲーミングUMPCのような機種は実はノートPCではないのです。

 

もう一つ、画面が小さいことがポイントです。

少し荒い画質も、画面全体が小さいので粗が見えないんですよね。

これは スイッチでもわかる通り 両手で持ちながらコントローラーを握るうえでのサイズ感と言うのに合わせてあるのだと思うわけです。

逆に性能がいいからノートPCの代わりにとなった時に ちょっと画面が狭いという事を顕著に関ることになってしまう事でしょう。

 

ゲーム用のUMPCもちょっとほしいなと思ってはいるのですが、そもそもゲームしないんですよね(笑

省電力と高速充電

最近のノートPCやSmartPhoneの充電技術には目を見張るものがあり 私の知っている範囲で最も速いものは18分で満充電らしいので 毎日お風呂に入っているときに充電器に置けば充電はそれだけでいいとなりそうなのですが。

 

充電の速度を上げるためにはいくつかの手法があります。

簡単に言えば最も効果が高いのはセルを小さくすることです。

充電する量が小さければ小さいほど速くなります。

じゃあ大きいままとなれば 電子回路と同じで熱との戦いになります。

 

電池はどれも大体 化学反応でイオンの動きで充電と放電を行います。

化学反応なので温度が高ければ高いほど活発で低いほど抑えられます。

ですが、高すぎると液体が沸騰して気体化したり 電極を支えている樹脂が溶けたりといろいろな障害が起きるのです。

その上、高温になると反応が過剰になり エネルギー量の多いリチウムのバッテリーなどは爆発に近い反応を見せることもあるわけです。

反応を抑えながらできるだけたくさんの電気を流すという事が必要になるわけです。

 

じゃあどうするのがいかなのですが 一つは電気的な工夫で流せる電気の量を増やすというやり方で 電圧を高くすることで一気に流し込むと発熱が過度になるので 瞬間的に過度な電気を流して休ませてまた流すというやり方があります。

電池の内部的な電流の変化や温度の詳細な変化をとかまえて 設定された電池に最適化するようにプログラムして流すのです。

この手法は汎用な手法ではないので ある程度は使えますが基本的には千四設計になるので高速で充電できる携帯電話などでは それに合わせたプログラムのされた充電回路が内蔵されていたりするわけです。

 

もう一つは 直列で充電するのではなく 複数の電池を並列で使い 並列で小分けに充電する方法です。

ノートPCなどでよく使われた手法で セルが一つでない電池の場合1つの直列で繋がれた電池ではなく 複数の電池を直列に繋いでいるという状態として 各セル毎に充電器を取り付けて充電するという手法です。

並列にすることで 細かい制御が可能になりほかの電池を充電の為の電気が通らなくなり充電効率が上がるのです。

1セルの構造だったとしても細かい電池の集合体とすることで同様のことが可能になります。1セルと呼んでいいかどうかは別として。

他にも単純に充電用の電極を別に多く用意したりとかの手法もあるようです。

 

勿論、急速充電は電池にも良く無くて すると電池の寿命は縮まりますし 電池の容量の問題も容積一杯を全容量で使うと傷みやすいので 充電完了が近づくと抵抗値が大きくなって充電効率も下がるので容量を小さめに申告することで速度を上げたり寿命を延ばしたりすることもできるのですが 大体は小さく軽いボディにできる限り高い容量を搭載しているとカタログに書きたいので 目いっぱいの容量を使うようにはされています。

 

で、なのですが ここまでいくつかの手法を書いてきたのですが 根本的な解決策は一番最初に戻って 電池の容量を減らすことなのです。

それって・・・となるわけですが 消費電力が半分になれば 今の半分の電池で同じ時間の稼働が可能になります。根本的にはこの手法が最も効果が高いわけです。

何故なら 軽くなって小さくなって発熱も少なくなるので すべての面で効果が高くなるのです。

それができるなら苦労はしないのですが、前も書いたのですがそろそろ性能はおなか一杯になって来たので そろそろ違う方向にかじを切ればと 実際ミドルクラスのCPUの中にはそういった方向に降り始めたものも出始めました。何故なら電池の容量が減ればそれだけ端末を安く出来て・・・・ やっぱりユーザーの方と言うよりメーカーの要求なのですが。

あたりとはずれ

普通に使っているときにはあまり意識しないのですが 物には「あたりとはずれ」と言う物があります。

基本的にはすべての工業製品がそうなのですが、どうしても製作上の誤差と言う物があります。

金属加工などでは公差と言われる部分で 最低限どれぐらいまでブレがあっても許容できるかの範囲です。

ねじなどでも、締めこむときに硬いものと柔らかいものがあるのはこの公差の範囲が微妙に違ったりするからです。ただ、多くの場合はその公差より 中に入っているゴミなどが抵抗になっていることが多いのが実情ですが・・・・

 

CPUにおいても あたりとはずれが話題になることがあります。

これも、普通に使っているときにはあまり影響が出ないのですが 例えばうちのPCは平均温度が少し高いなんて事が普通に起きているわけです。

ただ、比較する対象が無いのと 誤差の範囲ぐらいのブレしかないので問題にならないわけです。

ただ、これがオーバークロックを極めるような使い方をしていると大きな差になったりするわけです。

あるものは+2Gのクロックアップが可能だったのに あるものは1.5Gを超えると動作しなくなるとかいうように極限の使い方をすると大きな影響を及ぼしかねないわけです。

ただ、前述通りほとんどの場合ユーザーが意識するレベルではないという事なのです。

 

AMDのCPUの自動オーバークロックの新しい機能にPBO2というのがあるのですが これを設定するために AMDのCPU設定アプリ Ryzen MasterというアプリがあるのですがこれでCPUを見ると 複数のコアに対して各コアの詳細が表示されます。

その中に 星印が表示されるコアがあるのですが これが全てのコアの中で最も性能の良いコアだという印なのです。

それを特定してどうなのだというと、PCがプログラムを処理するときにそのコアを積極的に使うという設定をするPBO2の指標として使われるものなのです。

性能がいいというのはイコール熱の発生が少ないというもので 性能上限で熱によって頭打ちになる性能が落ちにくいつまり 重い処理をしても熱が発生しにくいと成るわけです。

 

デジタル機器でそんなことはないだろうといわれそうですが

例えば 端っこのコアと両サイドをコアに挟まれたコアでは放熱のしやすさが変わるとかいう事もありますし 電源に近いとか外部からのインターフェースに近い キャッシュの傍だとかいろいろな理由でその性能が僅かですが変わってしまうわけです。

なので前述のような技術があるのですが これはあくまでもメーカー保証外の技術としてクロックアップする為にあるわけですが これを自動化するところまでいけば もう少しヘッドスペースを稼げるようになってゆく訳です。

それは難しいといわれそうですが、現在のIntelのコアやSmartPhoneのコアは性能の高いコアと性能の低いコアの組み合わせで出来ていて 処理によってそれを使い分けているので性能の良いコアを積極的に使うぐらい実装しようと思えばそう難しくなくできるわけです。あとはどこまで追い詰めるかなのですが・・・・

 

もう一つ、コアの性能の優劣を決めるのに 物理的な配線上の問題があります。

いかに 高精度に作ったとしても 同じもののコピーである複数のコアが全く同じではないのです。

場所によって 微妙に配線やトランジスタの大きさが異なったりするわけです。

これはパターンを焼き付けるときの光学的な問題や 素材やそれに使われる物に含まれる不純物、マスクした後溶かして配線を形成するのですが その溶け具合なども影響を与えると聞いたことがあるので非常に微妙なものなのだろうと思います。

そして、それにより不良品が発生することでいわゆる歩留まりと言う物が発生します。

歩留まりの基準は全く動かないは論外として 各コアの性能がこれぐらいだったら許容されるという部分もあるわけです。

熱が出ても高性能を追求するために過度な冷却性能を要求する状態で出荷されるものもありますし 産業用機器などでは過度に発熱を嫌うように作られるものもあります。

 

先日、QualcomのフラッグシップCPUのGen1と呼ばれる新しいシリーズが 非常に発熱が多くSmartPhone向けでないという評判が出たりしているわけですが このCPUを作る会社を移転するという話が報道されています。

真偽はどうあれ、聞いている噂では現在の工場では おおよそ40%程度の歩留まり率だという話が出ています。

詳細は分らないのですが 例えば歩留まり率50%だとすると 2個作って1個捨てるという 非常に経済的に悪い状態を意味するわけです。

この原因は工場のせいもありますが、配線パターンで熱が溜まりやすいや細かい部分が密集し続けるなど設計上の問題で発生しやすい場合もあり バランスを取りながらやるのですが歩留まり率が悪すぎると ある程度性能が落ちても(熱の発生が多すぎる)無理してでも出荷するか 全くやり直すかの選択を迫られるわけです。

 

もし性能が落ちても 品質の悪いものを出荷するとなると 先に市場にレビューに配られたものは性能の良いものを選んだもので 実際に出荷が始まると悪いものも含まれるので「爆熱」とかいうレッテルを張られる商品が出てきたりするわけです。

品質にばらつきがあまり出ると 歩留まりの許容度を下げた 商品としてはあまりよくない小野と評判が出てしまうわけです。

この場合、原因はどこだと成るわけですが 前述通り工場と言うか製造メーカーの移転の報道があるという事は 製造工程そのものに問題があったという結論を導き出した人たちが少なくないと考えられるわけです。

言い換えれば設計ではなく 製造が悪いと言い切ったようなものです。

ARMのCPUは独特な構造をしていて ある程度のカスタマイズはされますが基本的なコアの部分はARMから提供を受けています。

その部分に関しては共通要素が多く、その部分が最新のフラッグシップはほぼ共通なのですが 何故かQualcomと製造工場を共有するものは同等に性能が低く Qualcomがこれから移転するとうわさされているところで作っているものは発熱が低く性能が高いといわれているのです。

 

さて、この噂なのですが「あたりとはずれ」どっちなんでしょうね?

車は家じゃない

私たちの時代には「土禁車」なんてのがあって 車に乗るときに靴をわざわざ脱いで乗り込む習慣のある人がいました。

よく、高速道路のサービスエリアの駐車場に行儀よく並んでおかれている靴を見ると ここから自殺・・・ではなく ここで揃えて脱いで忘れていった土禁車の人がいたんだろうなと笑ったものです。

昔ながらの畳はかっこ悪いと言いながらも 車の中で靴を脱ぐんだからお行儀が良いのか悪いのか。

 

最近では新型コロナの事もあり アウトドアブームだったりして 車を改造して簡易キャンピングカーにしてのる人たちもいます。そういうのをYoutubeで中継している人たちも。

まるで自分の家の様にしていますが いくつか家ではないなと思うのが、水回りと電気設備です。

車なので基本的に水回りは無くて ドライブインなどに負担をかけて話題になったりもしていますが あまりいい評判はききません。

で、電気なのですが 昔は発電機を積んでいて 寝るときには少し離れた場所において発電機から電気を供給していたのですが 最近ではモバイルバッテリーの大きいもので普通に夜の間ぐらいの電気は供給できているようです。

 

いつもSmartPhoneを2台持って車で通勤しているのですが

基本的にバッテリー枯渇恐怖症を強度に患っているので いつも満タンにしたい派で バッテリーにはよくないとわかりながら充電しっぱなしで使っています。

最近のSmartPhoneはそこそこに強力な充電機能を持っているので Type-Cの充電器をシガーライター(ってもう死語ですよね 最近は電源供給コネクターと言うらしいです)からとるのですが 2台繋ぎたいので二口モデルを。

私の持っている2台はUSB-PDで75Wと45Wで充電されます。

両方合計すると129Wなので USBチャージャーも120Wの物をと考えてちょっと手が止まった。

そういえば車からの電源ってどれぐらいならとってもいいんだろう?

 

先に結論から言うと、100W程度と言いうのが一応の目安らしいです。

それ以上も出るわけで、ヒューズは15Aぐらいのものが付いているので180Wぐらいまで耐えれるはずですが 他のカーナビなんかも共有してたりするので ヒューズの切れないところと言う意味もあるのでしょうが 発電機の能力的にバッテリーに充電するべき電力を全部消費してしまうと充電されなくなってしまう事からもそのあたりが落としどころという事なのでしょう。

故に100Wぐらいのものしか売っていないわけです。

 

ですが、車の発電機と均衡するのが100Wで ヘッドランプやワイパー、エアコンなども併用すると発電機の能力が負け始めます。

なのでこの状態で長距離を走るとなのですが 長距離走るころには満充電になって消費電力が大幅に下がるので その時にはとなるわけです。

ただ、短い距離だけを何度もそれも1ケ月に1~2度しか乗らない人ならどうでしょう?

消費が上回るといいう事もあるというわけです。

気が付いたらセルが回りませんと。

 

勿論、そこまでいかないとしても そもそもそういった電力を常時使うようにはできていない。

消費電力が多いと電源が安定しにくくなり、それでなくても12V~14.5Vぐらいまで常時変動している電圧が急激に上がったり下がったりと起きやすくなるわけです。

何かの拍子に 他に繋がっている機器 ぷすんと煙をなんてことも。

家のたこ足配線じゃないですけど繋ぎすぎ危険ってことですね。

未曽有の

災害などが起こると良く使われる言葉なのですが 過去に類のないというのは大体過去に類がある場合が多くて 自死因や洪水などは江戸時代ぐらい遡ると伝説や寓話として残ったりしています。

モーゼの十戎ではないのですが海が割れたなどと言うのも想像なのかそれとも過去にそれに類する事態が起きての話なのかは分からないわけです。

自身も、この地区でなどと言う伝承が残されていることが多く 洪水などと同様に家を建てる為に向かない土地として残されていたりします。

また、地名にそれが残されていたりして そういう災害に合ったところの地名で昔につけられたものは水に関する文字が使われていたりして昔の人の知恵に感心したりするものです。

 

半導体不足をバブル崩壊の兆候と言う人がいるわけですが このバブルと言うのもはるか昔のオランダのチューリップの価格が高沸した時代に最初のものが起きてそれ以来その言葉が使われています。

ただ、言葉としては使っていますが 今の状況とその当時の状況では全く異なるもので一緒に並べていいものかどうかに大いに疑問が残るところです。

本来必要のないものに 異常な需要により高値が付き 利鞘を得るために高値が需要を超えていく様子なのですが 最近のバブルは金余りによるものが多いような気がします。

 

で、お金が余ると発生するのがインフレです。

インフレはインフレーションという言葉の略語なのですが 貨幣価値が低下するという状況です。貨幣価値が低下するので モノの値段が上がるという意味でもあります。

詳しい説明は 経済誌でも見てもらえばわかるとは思うのですが 今回の注目点はこれが未曽有になる可能性があることです。

 

基本的に世界中の国の為政者は 大体においてインフレを怖がります。いや怖がりましたが正しいのかもしれません。

各国政府はお金を刷る力を持っているので、印刷すればいくらでもお金が用意できるのです。それこそ印刷を続ける限り税金も必要なくいくらでもお金を用意できるのですが お金を刷りすぎるとお金の価値が低下し 物の値段が上がり同じ量のお金で買えるものが減って いくら刷っても使えなくなってゆくのです。

気を付けないとダメなのは人間の心理で 値上がりが続きだすと値段が上がるに違いないと売り惜しみを始めて価格の上昇が無制限に走って制御不能になることです。

世界大戦で戦争に負けた国は 勝った国に対する賠償金などを払うのに 収入無く支払い続けるので無制限に紙幣を刷って国内の経済が破綻し 大規模なインフレに突入します。

市場で日常品を購入するのに トランクいっぱいの札束を用意する必要があった時代があり インフレを鎮静化する手段がない以上各国政府は紙幣の発行を制限してゆく訳です。

各国の大統領や首相は歴史に無能物としての烙印を残したくないので 過度な「インフレ恐怖症」に陥りやすく それ故に先進国は経済成長率が落ちてゆきやすいのです。

 

その殻を破ったのは、恐らく日本の過去の首相で 異次元緩和でお金を刷り続けてもいいんだという前例を作りました。

そして、もしかしたら もっと刷ってもいいんじゃないか 他国に対して自国通貨の価値を制御するのに使ってもいいんじゃないかという手法を世に認識させたわけです。

時を同じくして起こった それこそ未曽有鵜の災害対策などもあって 驚くほどの支出を政府が可能にしましたが それでも、世間は評価したわけです。

 

ところがコロナウイルスが世界中に蔓延して、政府はその対策費を世界中で同じ手法で資金を調達し対策費に充てました。

現在アメリカが金融引き締めを行おうとしているのは、それが走り良すぎたのを抑えようとしているわけです。

世界中に各国ともお金があふれていて 物の値段が上がり続けています。

日本ですら 日銀の物価目標であった2%を軽く超えそうです。

世界では二けたに突入した国もあります。

どこかの国で暴走が始まると 止まらなくなるかもしれません。

 

前述通り各国政府は「インフレ恐怖症」だといったものの 前例が出来てしまったこともあるのですが それよりも第二次世界大戦を体験した層が世代交代して 「インフレの恐怖」を自分で体験した人が減ってきたというのが 少なからず影響を与えたのではないのでしょうか?

日本はそのインフレの経験を大きく感じることなくここまで来たのでより一層その傾向が強くなっています。

例えば、銀行預金はほぼ金利はつかないのですが 銀行に預金している人がたくさんいます。しかし、1年で3%インフレすると3%分お金の価値が下がるという事なので お金が減っていくのです。

10年で27%貨幣価値が下落するのです。20年で46%下落するので 半分近くになります。

老後資金2000万円問題とかありましたが40歳で2000万円貯金して老後安心となっても 実際に65歳になった時には933万円分の価値しかないわけです。

 

未曽有というのは過去に経験のないという意味ですが

過去に経験はあるけど、経験していないという意味でも発生する可能性のあるという言葉として使われそうな委がしているのですが。

誰がために

念のためにサイボーグ戦士の話ではない。

Intelが外付けタイプのGPUの発表を行いまもなく発売されるようだが、これによりnVidiaAMDIntelが付け加わった三つ巴の戦いが始まる。

昨今の半導体不足とGPUをマイニングに使うために価格が高沸している外付けのGPUの価格が下がることが期待されている。

今は、一気に価格が下がったがメーカー推奨価格の1.5倍ぐらいで販売されているのでここ2年ほどはプレミア価格から落ちてないのだ。

 

その昔、PCAT互換機などと呼ばれていた16Bitの時代にはグラフィックカードはド外付けが当たり前でした。

というか、HDDインターフェースやシリアルポートやパラレルポート、ネットワークカード等もすべて外付けで 組み立てていたのですが あまりにもたくさんの組み合わせ故に相性などの問題が重要な時期ではありました。

それからコストと組み立ての容易さから、チップセット内にほとんどのインターフェースが組み込まれCPU+2チップ構成になりそののち CPU+1チップ構成へと変化してゆきました。

その中で、CPUの中にグラフィック機能を持たせたものも登場してきています。

 

PCの用途なのですが、パーソナルな用途とビジネスの用途があり ビジネスでは80%ぐらいが定型処理を行うPCで負荷の高い処理としたとしてもOfficeアプリぐらいと言う物が多く グラフィックと言うよりメモリーやストレージの性能がものをいう用途でした。

それ以外は、CADや画像なのでこちらはグラフィックも重視されます。

大半はそうだという事で、内蔵グラフィックが増えてゆき 横ワイドな高解像度ディスプレイが一般化したことで 少なくともフルHDで動画が再生できる程度の性能があるグラフィックが内蔵されるようになりました。

では、外付けの必要な層とすれば ゲームだったりCADだったり動画編集だったりとなってゆきました。

まあ、昨今のYoutube流行で youtuberに成りたい層も動画編集でこういったものが必要になるのでしょう。

nVidiaの決算でも ゲームグラフィック部門と部門を分けていたぐらいですからやはりゲームがメインなのかもしれません。

 

CPUの性能の件ですが、昨今では使う人はあまりわからなくなっています。

CeleronPentiumが少し性能が低いぐらいは分るのですが 実際のところOfficeアプリのレベルではもう飽和していて、WEBページの閲覧が遅いことがあるので Core CPUだと快適と言う程度にはなってきています。

勿論、根本的な性能はいろんな意味で違うので Windows Updateなんかをやってみると実感したりはするのですが普段はそうでもないという感じです。

その上でCPUの性能競争と言うのは 結構使う側にとって大きなファクターでなくなっているというのは ゲーム用PCのスペックがCPUはCore i5とかのミドルクラスでグラフィックカードにお金をかけたものになっていることが多いのです

つまり、CPUの性能はゲームにおいても飽和しているもしくは グラフィックカードの方が性能に与える影響が大きいという域に入ってきているという事でしょう。

と言うわけで、CPUの性能だけでアピールすることが難しくなってきていて グラフィックの性能を前に押し出す過程で Intelもその上位を外付けてして消費化することにしたのではと思ったりもするわけです。

ただ、CPUの新製品も出していかないとダメなので その内蔵するGPUも性能を上げてゆく訳です。

 

今のところIntelAMDのCPUは能力的にはかなり拮抗しているので その差を出す手段として 外付けグラフィックカードの自社製品の下位グレードのものを組み込んで来ようとしています。

その性能なのですが、現在の上位は4Kで60fps以上のフルグラフィック、ミドルクラスで 2k+の60fps以上の降るグラフィック、ローエンドでフルHDの60FPS以上の降るグラフィックとなっているのですが メモリーの共用などで多少のパフォーマンスの調整はありますが これでフルHDのゲームがぎりぎり可能なレベルにアップグレードされる予定だといわれています。

これの大きなポイントは 持ち歩ける軽量のPCやゲーム機で高解像度のゲームができるという事に成るかもしれないのです。

 

実際のところなのですが 現在60fpsを大きく超えるリフレッシュレートのディスプレイなのですが フルHDはそうでもないのですが それ以上となると 2K+は趣味なら払える金額で、4Kとなるとかなりのガチ勢という価格となっています。

まあ、ハイエンドのグラフィックカードが 20万とかいうレベルなのでそれを気にする人はそもそもPCを買わないのですが 一般に普及させるには現実的な値段ではないのです。

では、フルHDのゲームが普通にCPU内蔵のGPUで出来るようになったとすると その上を目指す人がぐっと減ってしまうわけです。

これ以上が必要な人は 結構なガチ勢となるわけです。

だとすると 今までゲームの為にデスクトップPCを購入していた層も もういいかなと一体型もしくはノートPCでも良くなるわけです。

この先の高性能化は、わずか一握りのとなると一気に対象が減ってしまうわけです。

 

最近 SmartPhoneにおいてもCPUのスペックを語ることが少なく ベンチマークの性能で大体の性能を見ろって程度です。

ミドルクラスでたいていのゲームは快適にと書いてあると 周りの雑音を遮断してゲームに没頭するような人にしか必要のないスペックとなりつつあります。

だとするとそろそろ誰のための高性能化かと言うことを問い始めるかもしれません。

どちらかと言うと 省電力とかそういったものに走り始めていくのかなと・・・

全くデバイスとか関係ない話なのですが

お昼ご飯を食べていて、置いてあったゴマ塩の中を見ていて疑問になって調べてみたりしたのですが ゴマ塩一つとっても 結構な手間暇がかかっているんだと感心したわけなのですが。

 

ゴマ塩ぐらいで何をと言われそうなわけですが 売り場でもよく見てもらうと分かるのですが ゴマ塩でも食卓塩のような塩が入っているものと、一粒がゴマよりも大きいサイズの顆粒状の塩が入っているものがあるのに気が付くと思います。

今回のタイプは その顆粒状の塩のタイプでした。

顆粒状の塩の効果は、まあこれは怪しいのですが塩分量を抑える効果です。

これは つぶすと小さくなる中に空気の入った塊なので同じ容積だったら塩の量が少ないので視覚的に沢山かけても 実際の塩分量が抑えられるという物です。

この粒は、例えるなら インスタントコーヒーの粉の様に見た目よりずっと軽く出来ているのはそういうわけです。

ちなみに、インスタントコーヒーの方は 少しでも表面積を広げてお湯に溶けやすくなる効果を狙ったものですが ゴマ塩の場合はその効果はあまり必要ないかとは思われます。

ともあれ、味覚に合わせてかけたとすると 当然ですが塩味が足りないと追加でかけてしまうので結果的には一緒となりそうな気がしたわけです。

勿論、舌の上に乗った時溶けやすいので より感じやすくて抑えられるのかもしれません。

 

で、もう一つの効果なのですが これで驚いたわけです。

子供の頃のゴマ塩は 樹脂の円筒状の筒に入っていたのを覚えているのですが 最初の間はゴマの成分が多く、最後の方は塩ばかりでゴマが無くなっていました。

なんでだと疑問に思っていたのですが、中学生の頃にはその理由に行きつきました。

一粒当たりの密度の高い塩はより重くしたに溜まって、より軽いゴマが上に行きます。

混ぜようと思って降れば振るほど分離するという事になってしまっていたわけです。

粒の大きさが違うので 塩は隙間を通じてどんどん下にと・・・・

と言うわけで、前述通り 最初はゴマだけで最後は塩だったのです。

ところが粒状の塩は 粒の大きさはゴマより塩の方が大きく 恐らくゴマと塩の密度当たりの重量差を 顆粒状にすることで同じぐらいにしたのです。

故に、振って混ぜてもゴマだけだったり塩だけだったりしないのです。

ただ、あまり振りすぎるとゴマはそのままですが 塩は細かくなっていって 分離するのですが・・・

たかがごま塩のと言われそうですが、作っている人は大まじめに改善策を考え実行してきたわけです。

なので、最近のゴマ塩の塩は顆粒状なんだと。

 

そう思って売り場を見ていると、ゴマ塩ながら塩が見えないものも。

最初から塩分の非常に強い溶液にゴマを付けて その状態で一気に乾燥させた 既にゴマ塩と言っていいのかわからない状態のゴマ塩が。

ゴマそのものが塩辛いというふりかけなのです。

これもおそらくですが、強濃度の溶液の中で乾燥させて ゴマ同士がくっつかない様にするのには恐らく 難しい技術が必要だったのではないかと。

と思えば スーパーのこの売り場だけでご飯が1杯食べれそうなぐらい 気持ち的には満足しました。