今となっては・・・じゃなくて

昔、〜デジタルフォンとか〜セルラーなんていう会社があったころには携帯電話にはローミングというものがありました。
今でも、海外に行くと どのベンダーもローミングで使える仕組みを持っています。しかし、これは国内での話し。
たとえば私の携帯電話をもって名古屋に行くと、アンテナのマークの横に「R」もしくは「Rm」のマークが出てローミングされます。
もちろん、電話もかかってきますし 電話もかけることが出来ます。
しかし、通話料がぐんと高くなるのです。もちろん、海外では今でも高くなり 先日の台湾〜香港では4.8万円・・・・
まあ、料金の問題はさておき その時代でも古い端末なんかではローミングを自分で設定しなければいけなかったりしてめんどくさかったこともあります。
 
「年寄りがいまさらそんな話をしても、俺たちには関係ない」と言われそうですが、最近同じようなことが発生しつつあります。
WILCOMから無線プランが出て、これで無線スポット使い放題・・・
この広告よく見ると「HOTSPOT」使いたい放題となっています。これは、NTTコミュニケーションズの提供する無線サービスです。
http://www.willcom-inc.com/ja/plan/option/w_lan/index.html
まあ、定額プランに加入した場合で考えてください。そのプランが最も多いと思いますので。
価格表から見ると 1600円/月となります。
では、HOTSPOTのサービスを直接見てみると
http://www.hotspot.ne.jp/service/ryokin.html
つまり、月額1600円なんです。
WILCOMから申し込んだとしても 一切の値引きは無いのです。
これで契約すると、世界中のローミング無線サービスも使えたりするのにです。
じゃあ、HOTSPOTから申し込んだら・・・となるかと思えばそうでもなくて
同じ3000ポイントのアクセスなら、「Flet's SPOT」で契約する手もあります。
これなら Flet'sで契約していると月額800円無くても900円ですから。
私と同じように@Niftyに加入していると、Wilcom無線プランと同様のHOTSPOTは 月額1400円で加入出来ます。わざわざWILCOMに支払わなくても・・・・
これが、B-Mobiles加入者であれば 実は「HOTSPOT」、 「BBモバイルポイント」、「BizPortal 」、「公衆無線インターネットプロジェクト 」が利用できます。
B−mobile Houreは 150時間で29800円で販売されています。
5時間で一日分との等価交換です。毎日使うのでなければこの使い方のほうがコスト的には安くなるかも知れません。
DOCOMOの携帯電話を持っていると M−ZONEという選択もあります。
 
私は別にWILCOMに恨みはありませんが、料金は高いと思っています。
ローミングは、やはり間に業者が一つ増える為に 余分なコストのかかるサービスです。
私の周りで、少なくとも家にブロードバンドの環境を持たない人は少ない筈です。
どこかのプロバイダーに加入し無線LANサービスの加入は可能な環境にあると思います。
その方々ですら、このサービスの加入に対する話題に乗ってらっしゃいますが 本当これがコスト的にも選択するに値するかを検討されてはどうでしょうか?
 
知らないこと、情報を集めないことが悪い! と言われるのはしょうがないと思いますが ただ、「WILCOMから申し込めます」と言うサービスでしか無いことは認識しても悪くないような気がします。
他の会社の経営方針に口出しするようのことはやめた方がいいですねといっときながらなんですが、せめて10円でも安くすればいいのにと思わせられざる得ませんでした。