WM機であること

コメント欄で聞かれたところなので ついでに追記
WMWifiRouterはWM機に入れて動作するアプリケーションの一つです。
そして、それが全部ではありません。
また、マルチタスクで動くということは そのアプリケーション動作中にも他のアプリケーションが動作するということ。
そして、幸いにもメモリーのサイズの大きいEM ONEはその動作をさせるにあたり かなり自由のきく機械であるということです。
 
WANでの通信に関して、HSDPAの回線を使うことができます。
そして、その接続は1回線だけです。
携帯電話(現在ではそうでもないのですが)等では、メール受信とインターネットの受信は別のプログラムでメールを作っている最中に電話がかかってくると書きかけのメールが消えたりとよくあったことです。
最近の電話ではちゃんと消えないようですね。
 
パケットの通信の利点として良いのは、パケットにちゃんと通信の為の情報が含まれているので 複数のアプリケーションで同じ回線を使いまわせること。
例えば、車でよく使うのはEM ONEをルーターにしてEvrunでSlingPlayerを使いテレビを見ること。
SlingPlayerをよく使うのは、非常の負荷の低いアプリケーションでCPUのパワーの消費が少ないので発熱が抑えられるのが非常に良い点だからです。
大丈夫と分かっていても、負荷の高い状態を続けるのは精神衛生上悪いので・・・
 
その状態で知り合いから電話をもらって(ちゃんとヘッドセットしてます)WEBを見なければいけない時。
一つの方法論としては、Everunで見る訳ですが いかに負荷が低いとはいえEverunにとっては結構きつい処理です。
軽量なSafariを動かしても かなり辛い状態でしか見れません。
でも、その時にEM ONEでOperaを起動してWEBを見ることもできます。
その状態でもSlingPlayerは低下した速度をカバーしてビットレートを落としてくれるのでその瞬間に少しカクカクしますがそれでも途切れずに再生してくれます。
まあ、メールなどはかなり苦しいので動きが止まるような状態になってしまいます。
他のアプリケーションに関してもそうですが、予定を確認したり ちょっとしたメモをしたり等の用途であれば問題なく使えます。
手書きメモは・・・・ちょっとですけど。
 
専用のポケットルーターのようなものもありますが、他の用途にも使えるというか使うということならWM機は非常に便利な機械です。
バッテリーも大容量の方で4時間ぐらい、社外品の超大容量の場合6時間ぐらいの駆動時間があります。
鞄の中で入れるサイズとしては少し大きいモデルとなるのですが、一台入れておくと何かと便利な機器となるわけなのですが・・
やはり電話が出来ないというのがデメリットとなるのでしょうね。
 
あちこちで見ているのですが、Ad-Hocモードなのでどれでも対応というわけにはいかないのですが
IP電話などでも、アクセスポイントが自分と一緒に移動していますので 携帯電話と同じ感覚でIP電話も普通に待ち受け状態で使えるようになります。
無線LANは安全性の問題等もあるので最良の方法ではないかもしれません。しかし、自分の持ち歩く機器がWifiに対応しているだけで(何度も言いますがAd−Hoc対応で)インターネット経由のサービスがすべてできるのです。
それはバックグランドの1処理で、WM機の用途を狭めるものでは無い訳です。
何にでも使えるというのは 結果的に何もできないということもあるのですが この機能については単独でも十二分に便利な機能だと思うのですが・・・
PDA + という部分にはまった機能で。