Sumsung SGH−i780

私がこの端末を買ったことについて意外と思われる方は過去の私の日記を参照いただけると購入の決意を決めたのが発売直後であったことがわかっていただけると思う。
発売直後の端末を、図らずしも香港で山根師匠に見せていただいた。
その当時の話題の争点は、多くはその特異なカーソルコントロールについてである。
だが、何も不思議な感じはしないのがHPの4700という端末ではノートPCの多くのポインティングデバイスと同様の仕組みのタッチパネルがあったわけであるから想像すること自身が難しいわけではない。
ただ、本体がタッチパネルを装備してはたして自由に動くカーソルが別に必要かどうかという問題もある。おおよそ、PCユーザーのスマートフォンへの関心を考え出来る限りそのインターフェースを踏襲するのがそのスタイルであろうとおもわれる。
故に、この事も不自然にこそ思わないのであるが逆にいままで方向キーと信じて使っていた既存のスマートフォンユーザーにとってどうかというと「ぬるぬる」と表現されるものとなる。またパフォーマンスが十分でないスマートフォンではタスクによっては大幅にカーするキーへの反応が大幅に遅れることもその呼び名に一役買っている。
たとえそれが「速い」と言われている この端末をしても完全に解決できる問題ではなかったようだ。
ただ、私の関心はもっと別の点にあったのであるが・・・・
 
もう年を越えて ノキアのE61を使い続けている最も大きな理由はそのバッテリーの餅である。
日常に使い続ける端末としてスマートフォンを考えた時に、問題となるのがそのメールの扱いで キャリア主導のMMSは容量的にも多くのE−Mailを処理するのは転送という仕組みを使っても役不足である。
気がついたらメールボックスが溢れて止まったメールが私のメールサーバーを停止まで追い込んでくれる(おくってエラーが出て、そのエラーを転送してエラーが発生しての無限ループ)
もっとも簡単な解決策としてExchangeによるプッシュメールを採用するものの、例えば15分に1回程度その確認を行うと、最初のスマートフォンと言われるX01HTでは普通に電話に使っただけで帰る頃には電池の残量に不安をおぼる状況。
もし、楽しくWEBでもみようものなら帰りにはバッテリーの警告と戦うこととなり、急遽メーカー設定以外の大容量なバッテリーを用意する必要性に陥った。
使い方が悪いと言われればそうなのであるが、ネット中毒であり メールが極端に多い(ゴミが多いともいう)私の生活上の問題でその条件が必須だったわけである。
故に、バッテリーの持ちが良いノキアのE61こそが理想の端末だった訳である。
バージョンアップされてE61iになり、現在はE71が後継に当たる。
近々、なんとかして購入したい端末のベスト2が、サムソンの今回購入したものとこのノキアである。
そしてノキアの利点は、Eシリーズというグルーピングをビジネス端末と考え思ったほどのたとえばカメラなどの豪華装備がされていないこともあり 比較的この種の端末の中では安価で購入できることも私の中では大きなポイントとなっている。
そして、このサムソンもスマートフォン界の価格破壊と言われるほどの価格があちこちで確認されており 両者ともにネットの再安価なところでは4万円台後半と今までのキーボード付き端末の常識を覆すような価格だったことも私の購買欲をくすぐるわけです。
 
話が遠回りしたが前回香港に行った時点では未だ今から考えればご祝儀市場で、通常のキーボード付きの価格だったサムソンはわずか一店舗だけのラインナップでとても買えずに帰ってくることとなりました。
いかな香港市場といえど国際価格を明らかに下回る価格で購入できるわけではないが、ネットで販売されている通販価格最低限にきわめて近い価格で店頭で確認したうえで購入できることは大きなメリットとしてあげられる。
ついでではあるが、電気街には出かけるので 眼を皿のようにして探し回るのである。
結果的に春には サムソン製の日本で使えないながらもキーボード付きのなかなかおしゃれなブラックジャックという端末をわずか一万円超で手に入れて(もちろん中古です)山根師匠にもほめられて思いあがっていたのでしょう、今回も一人で(誰も遊んでくれなかっただけともいう)あちこちを冷やかしたわけである。
 
この先は、できれば作り話として聞いてほしい。
実際に、店の人やほかの登場人物が話していたことが何であるかを想像することしかできない私なので どこまで本当のことを言っているかが怪しいからである。
もちろん、領収書もあるし 本体も手元にあるし今のところ不具合もないので全部が嘘でないことは保証できるのであるが・・・・
また、山根師匠から聞いた とにかく欲しくてたまらない顔はするなとか、支払はカードだとか、怪しいものには手を出すなという原則すべてを無視してしまった結果の話であるので100やれば99回は失敗するであろう事はここにお断りしておきます。
とにかくすべて作り話で、いつもの創作としてお楽しみください。
 
携帯電話と言えばモンコック先達市場でと言われるほど有名な所を巡回し始めました。
すでに、足の筋肉は限界なれど なぜか体が動いてしまう状態なのでこればっかりはしょうがない。
まるで人に動かされているように、他から見れば幽霊のようなものがビルの中をうごめいていたのである。
勿論、狙いは決まっていて ノキアE71かサムソン780以外は見ていなかったのである。
E71は、シンセンよりも随分安く、それでもHK3100ぐらいを中心に上下にばらつく。協定を結んでいるかのような価格である。
780はわずかに二店舗しか見つけることが出来なかったのが現実で、3200と3400と一回り高い。
二手市場ではE71がかろうじているものの、新品価格の最低限と同等と積極的に選べないのが現状。
E61を購入するときにもあったのですが、中国モデルでロックがかかっていて持っているSIMは使えないと説明を受けたので あまり安いところで注釈つきはちょっと一人では怖い(山根師匠からは、香港でロックつきはないはずだが・・・と聞いてはいます)。
ただ、ここのHK100をケチって えらいことになるのも恐ろしいのも事実で度胸がない。
なにより、資金が乏しく、最初から分かっていたのですが4万円を超えそうな買物はなかなか後押ししてくれる人が傍にいないと度胸が出ないのは確かなのです。
家に帰ったあとの奥さんの顔が浮かんだりもするわけです(くどいですけどフィクションですよ)
 
とりあえず今日のところは・・・と帰ろうとした頃に とあるお店で激しい交渉を行っている男性を見つけました。
野次馬根性丸出しで身に行きました。意外にというか結構当たり前の光景なので驚くほどの事もないわけです。
よく見る価格交渉を行っているわけですが、どうもいつも見ているのと状況が違う。
いやに店員が念入りに端末を見て、男性がいろいろと端末を指さしながらごにょごにょいっている。もちろん、この言葉はひとかけすらもわかりません。
でも、その話をしている でこの辺りからは90%以上私の想像(創造)での話しとなります。
多分、身振り手振りから考えるにその男性はこれを売りにきた若しくは返品したいと言うところではないでしょうか?
他の店に行けばいいのにここで頑張っているのはここで買ったからで無いかとは想像していました。
あまり、こういった機種が得意な店ではなさそうで、どちらかと言えばフルキーでない棚端末を売っている店です。
若い女性店員ですし・・・・
で、とりあえず他の店の端末は手に触れることも出来ないし、話の最中だとは言えカウンターに本体を置いてああでもないとやっているので 澤っていいものかとびくびくしながら指差してにこっと微笑んでみたのですが、どちらの方も私の事を相手にする余裕も無くあごで指したというレベルで良いみたいと勝手に判断しました。
 
ところが、触りだすとなかなか楽しいのでひっくり返したりしてみて 電源を入れてみるとポンとも音がしないのですね・・・
静かに電源が入って、バッテリー・ロウの表示が出る。
電池 無いんだと思いながら、SIMが無いのでアンテナは立たない。
嬉しそうにしていると、男性が私の手に持っているのを横から方向キーの部分を触ってすりすりしながら指差してお店の姉さんに何か言っている。
私にも同意を求めようとするしぐさをするが判らないので にこにこ両方の顔を見比べる。
新品なのか貼りなおしたのか、液晶には買ったときについていると思われる透明で綺麗だけどスタイラスの引っかかるシートが、同じ物がポインティングデバイスにも。
もしかして感度が悪いことを言っているなら と「いっと かばーど」とかって行ってみたんだけど相手にしてくれない。
 
で、すったらもんだらしている間又遊んでいると、おねえさんが
「ゆーうおんと?」らしきことを言った。そう聞こえたんだから
「いえす あいうおんと」と取りあえずへんじしてみる。
で、「〜〜〜ぷらいす、ゆー 〜〜〜〜」といったと思うんだけど、なんで私が値段なのかわからない。
それでも、ここは何か言わなければ話が終わってしまうと プライスと言ったと思って掛けたわけである。
大体、市場価格と言うか見た限りでは新品がHK3000超ってところ。中古と思われるものは2800ぐらいだったと。
どうせ話半分と思って
「あばうと〜〜〜〜〜〜 つーぜろぜろぜろ」なんていってみた。
苦笑いする2人は、改めて舌戦に入った。
もちろん、わかるはずも無く 結局電池も辛かったので電源切って そこを出ることにしました。
「へい」と声を掛けられたので 
一応、「りたーん ひあ」とかって適当なことをいったら これもつうじたのか
「おけ」と女性店員が言ったので外に出ることに。
 
実は、端末に気を取られていてヘッドセットのことをきれいさっぱり忘れていました。
で、結構ああでも無いこうでもないと話をすると勢いと言うものがつき、普段は見せの人に声を掛けるまでに結構決心が要るのであるが、向かいの店に値札が付いておいてある Touchのヘッドセットを二台ガラスケースの中には言っている店に行って 以前書いたとおりに交渉を行い二台手に入れる。
これももめていたお陰と実はその時点でかなり満足したわけです。
実際、値段も付いていない商品を海外で値段を聞いて買うのも実は苦手(英語すら満足に話せないから 逆に相手が流暢な英語で返事したらどうしようとの恐怖感が)、ましてや価格交渉なんて人がいるならともかく1人でなんてとてもとても・・・・
勢いと言うのは恐ろしい物です。
それに気をよくして、このまま端末もともう一度巡回したけどそこには予算と言う高い壁が・・・・
 
その先気になるので、さっきの店に一蹴して戻ってくると既に男性はいなくなっていた。
女性だけが念入りにさっきのi780を磨いている。
顔を出して「はうまつち?」と声を掛けると さすがに覚えていたみたい。
にこやかな顔になって、おもむろに電卓を取り出してHK2180と打った。
そして、何かたくさんしゃべっているがこれは英語ですらないのでさっぱり判らないが価格の説明か商品の説明をしてくれているようである
「あざー ぱーつ?」(文法も何も無いな・・・よくこれで通じるといつも思う)
これが不思議に通じて
「おけー」 と、カウンターの上に箱を出してくる。
知らなかったのですが予備電池とか、電池充電アダプターなんかも入っている。
勿論、CD、説明書、ACアダプターなども。
アダプターが二本ピンで香港の仕様じゃないみたい。
「テスト ういず まいしむかーど」
このあたりは山根さんに教えてもらったとおり実機テストをしたい。
実は言葉は通じずに、携帯電話を指差して判ったようだ。
SIMカードを入れてのテストもOKで、キーも一通り反応した。
これならいいと、買うことに決めた。
HK2180は為替の両替がうまく行けば 3万円を少し割るかもしれない価格。
間違いなく安いと私は判断したわけです。
 
カードで払えるか(3%のチャージでした 5%ってこの間言われたのに)とかきいてそれもOKで、何の制約もなくなったので Go!となったわけである。
くれぐれもしつこく言うが、間の話は全て私の想像である。
出てきた言葉を見れば会話すら成り立っていないことは良く判るであろう。
これでも買物ぐらいできるのである(っておかしいでしょ)
箱詰めしてもらって持って帰りました。
二階のお店で専用のベルとケースを買う。
本体を見せて探してもらうとちゃんと出てくる。
実はいつも買っている店なので(といっても年一ぐらいでしか来ないよ)いつも二個買うので今回も迷わず二個出してくれる。
SIM Cityにいっておなじみの店で保護シートを買う(貼ってもらう)専用品なので通話口などが繰り抜かれた物だった。
くるくるケーブル、音声ケーブル etc.目ずらしk電池は買わずに済んだ。
で、気がつけば現金がない・・・・・
本体はともかく、アフターパーツは現金だよね・・・・
 
お金を下ろせるところが見つからないし、体は疲れていたのでもう めんどくさくなったのでホテルに帰ることに。
ありがたいことにオクトパスカードにはHK200ぐらいの残があったのでコンビニでの買物はできる。
ビールと電子レンジでチンする(このあたりは別の日に詳しく)チキンとパン等を購入してそのままホテルに帰った。
なんとなく、諸記事には満足しない物の思いもがけず端末が変えたので ホクホク気分でした。
ちなみに、同じ買い方をもう一度しろといわれても絶対に私にはもう出来ません。
あくまでも偶然の産物ですので、そういたものを私に頼まれても・・・です。
とりあえず、創作と言うことにしときましょう。
HK2180の領収書とi780は何故か手元にはあるのですが・・・・