Be Quickly!!

「お客様、先月か今月に 大きなお買い物等されましたか?」
非常に気分の悪い言葉であるが、窓口の人に他意はない。これでも言葉は選んだほうで できればお支払いはちゃんとされてますか?と聞きたかったところであろう。
「このカードではお取り扱いできません」というメッセージが出てくれば誰だってそう思う。
 
昨晩から、航空券を購入したもののカードで決済できなかった。
上記のメッセージが出ているからである。
カード会社に電話で連絡してくださいというメッセージが出ているわけです。
お陰さまで インターネット環境には不自由しないのでネットでカードのHPに行って確認すると何のアナウンスも出ていない。
何かあると個人宛のメッセージとして表示される仕組みなのですが、なにも出ていない。
決済情報もマイナスと化していない。
もちろん、銀行の口座がメインの口座でないかもしれないので(おくさん任せで申し訳ない)振り込み間違いということもあるので ない話ではないとは言い切れないものの過去には経験がない。
そんなはずはとHPをよく見れば 日曜日の0時から〜月曜日の8時まではメンテナンスで決済できないことがあると書いてあるので まあそういうこともあるかと前日はそのまま休んだわけです。
夜中に問い合わせで電話をかけるほど野暮な人間ではないと自分では思っていたからです。
 
空港について、自動チェックイン機では予約すらないと表示される。(決裁されていないとチェックイン機ではこうなるそうです)
自動発券機を係員の人に案内されて、そこでも座席指定までいって最後にカードを入れて決済する時まで行ったあとカードを入れると例のメッセージがでて、紙が出てくる。
「三番カウンターに行ってください」とうこと。
多少の憤慨をしながらカウンターに行って係員の手続きとなったのですが、そこで冒頭の言葉となる。
非常にありがたいことに、カウンターの中の人はカード会社に連絡して手続きを進めてくれようとするのですが非常に困ったことも。
じかんがじわじわ過ぎてゆくことである。
最近は慣れてきていたからもあって、そう遅れなくて済むのでそれなりの時間に来ていたので 電話連絡してごちゃごちゃするほどの時間が確保できないかもしれない。
かなり慌てている。
念のために言っておくが、朝少し早く起きれば済むことなので 一応一本早い飛行機は予約してはいるが、予定が狂うのは全体的に面白くないものである。
前述通り、どう考えても私の不払いの関連ではないかと思われているだろう。
もちろん、手軽さと組み合わせの関係でカードで決済しているだけだし、会社からは何らかの事態を想定して仮払いもしてあるので 現金での決済を行いたいところですが 予約の決済方法を変更はできないので新たな予約になる。
もうギリギリの朝の大阪→東京に空きがなく順番待ちの優先順位の高い所に入れるだけ。
どちらにしても面白くない結論が待っていたわけである。
 
カード会社と窓口の女性とのやり取りを横で聞いていてかなり焦ってきた。
気の毒にもこういった事態を想定していない私の後ろに並んで待っている乗客に対して二人も係員を使ってカードの決済が取れない客のために待たせているわけですから・・
もちろん、予約のこともあるのでぜひ乗りたいわけです。
カウンタの女性は終始丁寧に、カード番号などをカード会社へ連絡してくれます。
私が直接かければ音声ガイダンスから始まって、サービスにたどり着くまでが大変なのであるが 直通の番号を持っているようでカウンターまで来てよかったと思ったわけである。
ありがたいことに旅行会社の提携サービスカードなのでそのあたりの対応の良さもあった子も知れない。
ひとしきり話の終わったところで、カウンタの女性から電話を渡される。カード会社の化かりんと直接話さなければいけないようになったようだ。
もしかしての疑念もないわけではないのでこちらも丁寧に対応する。
「ただいま、不正利用を削減するために ランダムに抜き取ったカードの個人認証を行わせていただいております」というあんない!!
だから決済をさせてくれないらしい。
「ご協力いただけますか?」の問いなのであるが、しないといえば支払いができないから聞くまでもないだろう。
サイトにも(個人認証で入った後)にも何の案内もなく、出た先でこれはないだろう。
 
最終的に当然本人なので(ただ、本人でも知らない事はあるんだよ 質問に気をつけよう)個人認証はつつがなく終わり、了解が取れた頃には 「羽田行きのお客様入らっしゃいませんか??」と叫ぶ人が周りをうろうろ。
よっぽど手をあげようかと思った。
そして、荷物を預けて(電話中に手続きをカウンターの別の女性が、さすがである)そのまま検査場へ滑り込む。カウンターまでたどり着いたらもう乗りこむ列がなくなりそう。
そりゃー係員もさけびたくなるでしょう。
人騒がせな制度である。
 
今回の件は日本国内で起きたから対処可能だったものの、これが海外であればおそらくカウンターから追い出されて終わりだったであろう。
そうした場合国際電話を使っての認証を自分でしなければいけないわけです。
電話代だけでもシャレにならない時間の電話の長さの電話を・・・・
こういう問題こそ、WEBの個人ページに掲載してもらいたいものである。
そういう状態にあることさえ書いてあれば、対処のしようもあるわけである。
使えば得なキャンペーンよりよっぽどユーザーにとっては有用である。
さすがにカード会社も犯罪が多いから黙っているわけにもいかないのは判るのですが・・・
皆さんもランダムにあたるみたいなので(もしかして海外の支払いもあるから確率が高いのかも)お気を付けください。
別に出かけるたびにネタ作っているわけじゃないからね・・・・
なんで毎度なんかあるのでしょう?