薄型ノート

実のところ懐疑的なのはノートPCの薄型化です。
確かに広い画面と、大きいキーボードは魅力的。
キーストロークを犠牲にしても叶えたい理想型ではあります。
にもかかわらず モバイルPCで軽量な物はB5サイズになるのは効率から考えれば自然な話。
DELLからでたのもAPPLEから出たのも封筒に入る薄さはあるが重さは少し重めです。
比較は卑怯と呼ばれたレッツノートとしなくても分かる話。
そして レッツノートにおいても サイズが大きくなれば重量に反映します。
単純に外板の面積を考えれば大きくなれば重くなる。
その上大きくなれば捻れや凹みも大きくなるのでB5からA4にすると 1.2倍ほどの強度を確保する必要がある。
未だ極めたとはお世辞にもいえないPCの世界では その段階は早かろうと思うわけでした。
しかし、欠点を持ったまま薄型ノートは市場に。
液晶サイズとキーボードで 比較で重いにも関わらず選んだりもしたわけです。
まあ、私の場合は超軽量併用前提と言うこともあるのですが・・・
 
で、今日持ち歩いてみると少しだけユーザーの気持ちに触れたような気が。
いつもと同じ鞄に工人舎SCをE4300に入れ替えて出かけると 違うのです。
そう、肩に掛かる重量・・・・ではなくて鞄の形が。
私は鞄の寿命を型くずれではかるのですが まもなく寿命の私の鞄が今日は少し素敵に見えます。
ただでさえ小物の多い私の鞄は真ん中が膨れて型くずれしてゆくのですが 今日はぴいんと真っ直ぐ。
電車の中でもくたびれた人の鞄は 真ん中広がり。
 
ブランドのブリーフケースをもつエグゼクティブなら そこは大事なポイントです。
格好を重視するなら 重いの覚悟で・・・・
は十分にありな考え方なのでしょうね。